社会系」カテゴリーアーカイブ

朝日新聞は常に正しくない。怪しいと思った時の行動は

サーチマン佐藤です。
こんにちは。

それにしても今年のニュースは、
「ねつ造」や「嘘」が多いですよね。

佐村河内氏、片山祐輔氏、小保方晴子氏、
吉田清治氏、朝日新聞・・・・と。

世の中には、
「まさか」と思える嘘をつく人がいる。

同情的に言えば、
嘘をつかざるを得ない状況になってしまった人がいる。

我々も他人事ではありません。
嘘は泥棒の始まり。

それにしても朝日新聞なんて、
昔はインテリが読む新聞だったのに、
ここ最近の狂乱ぶりはどうしちゃったのでしょうか?

ついに8月5日と6日の新聞で、
「吉田清治の証言は虚偽だった」と掲載しましたね。

—————————————————
※吉田清治の証言とは・・・

朝日新聞が過去16回にわたり記事にした
元日本軍人の吉田清治の証言。

例えば、1992年1月23日の朝日新聞の記事では、
吉田清治が朝鮮半島で、警官100人と村を取り囲み、
村の女性を道路に追い出し、
木剣で殴り、トラックに詰め込んだとある。

—————————————————

↑こんなこと書けば、そりゃ韓国の人が怒るよね。

これが虚偽だったと、朝日新聞は報じたのですが、

こういう出鱈目な報道のおかげで、
いわゆる従軍慰安婦問題で、
どれだけ日韓関係を傷つけ、

日本の国益を損ねてきたのか。

朝日新聞は、
「研究不足だった」と言い訳してますが、
現地に取材に行けば、すぐにわかることでしょ。

そもそも、朝日新聞は、
日本を貶めるDNAがあるのか、もしくは、
炎上マーケティングか被害者ビジネスでもしているのでしょうか?

以前の「サンゴねつ造事件」も酷かったです。

朝日新聞の社員が、
沖縄の綺麗なサンゴに
わざわざ故意に傷をつけ、

それを撮影して、
その張本人が、

「日本のモラルはどうしたのか?」と、
記事にして問いかけているのですから。

これこそ、火のないところに、
火をつけて大騒ぎするビジネスで、

空いた口がふさがりませんが・・・・・

・・・・閑話休題。

すみません、少し興奮してしまいました。
今日の本題に戻しましょう。

このように、世の中には、
「まさか」と思える嘘をつく人がいる。

我々の周りにもいるでしょ。

テストしてもいないのにテストOKとして、
システムをリリースするとか、

外注先からは、
常にオンスケと報告があったのに、
蓋を開けてみたら、全く出来てないとか。
(でも、金だけ請求してくる図々しさ)

このような状況に、
どうすれば騙されないのか?

どう対処すべきなのか?

私が心がけているのは、
とにもかくにも

「一次情報にあたる」ということ。

結局ね、

「テストOK」
「オンスケ」

と言われても、それらは全てカプセルに包まれた
二次情報なのです。

怪しいと思ったら、
自分で一次情報にあたってみる。

これが簡単で確実な方法なんだけど、
案外誰も出来てないですよ。

例えば、佐村河内氏を特集した
NHKスペシャル。

NHKは、この番組を作るにあたって、
佐村河内氏と接触していません。
(↑ここ重要)

接触しているのは、下請けの制作会社。

私自身も経験しました。

以前、私自身のことがにテレビなった時、

私に取材に来て、脚本の打ち合わせしたのは、
テレビ局(日テレ)の正社員ではなく、

常に制作会社の人でした。

もちろん私は怪しくないので(笑)、
それでOKとも言えるのですが、

佐村河内氏のように「怪しい?」場合は、
NHKの社員が直接チェックしていれば、
状況が変わったのではないでしょうか。

制作会社とテレビ局は、
責任とインセンティブが違ってくるわけだし。

これと同じで、
我々も外注先から

「テストOK」
「オンスケ」

と言われても、何か怪しい場合がありますよね。

その時に、

「書類や報告があるんだから」
「まさか、そんなウソはつかないだろう」

と相手を信じて、
自分を納得させるのは、楽な道です。

しかし同時に、地獄への道でもある。
後で、痛い目にあいます。

怪しいと思ったら、
(カプセルに包まれた報告書という二次情報でなく)
一次情報をチェックしてみる。

面倒だけど、それが最後は楽する道。

どんなに信頼できる人でも、
どんなに権威ある人でも、
どんなに可哀想な人でも、
どんなに可愛い人でも、

又聞きは危険なのです。

「まさか」と思う嘘をつく人もいる。
(今年は、よーくわかった)

例えば、私は工場のシステムを作っていた時、

(一次情報をとるために)
1日工場で働かせてもらったことがあります。

そういう情報とっておくと、
(現場の人と仲良くなっておくと)

現場を知らない
情報システム部が作る(いい加減な)仕様より、
自分のほうが、よっぽど正しい情報をもっている(笑)

こうなったら、ちょー楽だし、
強いですよ~。

ま、最初は反発受けましたけどね。

情報は、遡れば(さかのぼれば)
遡るほど(さかのぼるほど)、
より真実に近づくし、

いつの世にも、
「まさか」と思う嘘をつく人もいる。

怪しいと思ったら、まずは一次情報です。

そこから考えましょう。
お互いに。

ではでは。

このお盆休み、
最近のニュースをあわせて考えてみました

またお会いしましょう。
ありがとうございました。

●追伸
このメルマガが、
まさか炎上につながるとは・・・(苦笑)

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結局、在宅勤務を成立させる基本ポイントは何か?

サーチマン佐藤です。
こんにちは。

IT業界の働き方として、
在宅勤務はお互いにハッピーになることが多い。

そんな話をしてきましたね。

また、論より証拠ということで、
先週は新宿で、
某大手開発会社(Sier)のマネージャー
Dさんをお招きして、

「在宅勤務」の勉強会してきました。

(参加者の皆様、お疲れさまでした)

さて、そこで明らかになった
Dさんの在宅勤務の典型的タイムスケジュール。

ちょっと披露しておきましょう。

5:00:起床
5:00~7:00:自由時間と朝食
7:00 ~8:00:メールチェック
8:00~11:00:仕事 ※適時短時間の休憩をする
11:00~12:00:外食か、家で昼食
12:00~14:30:仕事 ※適時短時間の休憩をする
14:30~:自由時間

もちろん出勤日もありますが、
多い時はこんな在宅勤務を週3日しているとかで、

Dさん曰く(在宅勤務の日は)
「半休と同じ時間が手に入ります」
と嬉しそうに。

そして「会社に感謝している」とのことでした。

いいなあ~!

アナタも、こんな会社に
転職したくなったでしょ?(笑)

あっ、ちなみに
「SEの理想郷」を購入頂いた方には、

Dさんの会社名とお名前を
別途メールでお知らせしてありますので、

その会社の
ホームページも見てくださいね。

そんな素晴らしい制度なのに、
何故か、そのホームページでは、
あまりアピールされていません(笑)。

理由はよくわかりませんが、
その在宅勤務制度は、
「お客さんも凄く羨ましがる」と聞いたので、

もしかしたら、
お客さんに気を使って
アピールできないのかもですね。

日本人らしく(苦笑)。

だとするなら、今年の新入社員は
そんな素晴らしい制度があるとも知らず、

入社してみて、
ラッキーと思ったのかなあ・・・・

まあ、どうでもいいか。

さてさて。

そんなハッピーな在宅勤務の会社がある一方で、
在宅勤務なのにアンハッピーな会社もある。

先日のNHKの
クローズアップ現代に出ていました。

その会社は、IT企業で
官公庁にシステムを納めているのですが、

そこの正社員の20代女性は、
「システムのマニュアル作成」という仕事を、
在宅勤務で頼まれたのですが・・・・・

でもね、結果どうなったか?

彼女は、(在宅勤務なのに)
過労で体調不良になってしまった。

会社側は、
「在宅勤務だから、自分の好きな時間にやればいい」
と仕事を依頼したそうですが、

いくら好きな時間にやればいいと言われても、

膨大なノルマをつきつけられ、
彼女の勤務時間は、

朝 4:00~夜 25:38

無茶でしょ!

そう、結局ね、
当たり前なんだけど、

在宅勤務になっても、
全てがハッピーになるわけじゃない。

(仕事を振り分ける立場の)管理職が
仕事のボリューム感を適切に把握する必要がある。

無理なノルマの仕事を頼んでも
悲惨な結果を生むだけ。

かと言ってね、
勉強もしないのに
(↑ほんと、こういう人も多い)

「できない」と言い訳する部下を、
放置プレーしていても、
会社全体がおかしくなる。

微妙なバランスが必要なのです。

そこでね、
その微妙なバランスをどうするのか?
というポイントも話しておきたいのですが、

私だったら、
自分でその仕事が出来るようになって、
仕事のボリューム感を把握してから、
部下に頼みますけどね。

これが固いでしょ。

例えば先日、
「Java初心者の勉強セット」をご提供しましたが、

ある受講者は、
こんな理由で申し込んでくれました。

—————————————————
最近転職し、Javaの技術を理解する必要があります。

コーディングではなく、主にマニュアル作成の仕事ですが、
マニュアルを書くとき「なんとなく」の知識で書いていると、
相手にそれを悟られてしまいますよね。

理解を深めるには
実際に動かしてみることが一番だとわかっていますし、
効率よく時間を使いたいと思っている次第です。

サーブレットはWEBベースのアプリケーションにおいて基本中の
基本なのですが、何度技術書を読み直して理解したつもりでも中々
脳に定着しないのは私だけでしょうか。(笑)

—————————————————

要するに、
理解してないと相手になめられるし、
理解するには実際に動かすことが一番の手法だと。

素晴らしいでしょ。

他人と仕事する時は、

この手法が、
着実に「石橋を叩いて」仕事を進められる。

まあ、悪く言えば、
私のような小心者がとる手法とも言えますが(苦笑)。

そんな面倒な手法じゃなくて、
もっと思い切って効率あげたいなら、
(仕事する)パートナーと絶対的な信頼関係を築く手法もある。

この信頼関係が出来ると強いですよ。

何故なら、
信頼ベースがあると
自分で試す手間が省けるし、
余計な気を使わなくていいし、

完全な分業体制が出来るから、
結果、物凄く効率があがる。

例えば先日紹介した
「SEの理想郷」に出てくるTさんは、
パートナーやリーダーと信頼関係をベースに仕事しているのですが、

こういう関係を作れば、ものすごく強い。

子育て中の主婦でさえも、
自宅で仕事して、100%時間を思い通りに使い、
企業から普通に受注して、
高い収入を得ることができる。

そう。

そんな感じで、
在宅勤務には、ポイントがある。

だからね、
私も少し反省しているのですが、

今までの話のなかで、
「在宅勤務=ハッピー」
と定義し、

そう思っている人も多いようですが、
全てを礼賛すべきでなかった。

正確に言うなら、
在宅勤務になれば多くはハッピーだけど、
全てがハッピーになるわけじゃない。
(↑ここ微妙)

その微妙な差は、
結局のところ、

普通に会社で仕事しても、
普通に成果あげる人たちが、

在宅勤務してこそ、
一気に労働効率が上がって、
ハッピーになれる。

だからね、
今後こういう働き方が広まってくるわけですが、
それを利用したいなら、
我々がやるべきことは、

リーダー側なら、
仕事のボリューム感を把握できる感覚を養うか、
絶対的に信頼できるパートナーを作るか、

パートナー側なら、
普通にプログラム書けるとか、
普通にドキュメント作れるとか、

普通に成果あげられるようになっておくこと。

まあ、普通の定義が難しいですが、

Googleに就職できるような
天才的な能力じゃなくてもいいけど、

少なくとも、
「Javaの環境作れません」
「議事録書けません」
「会計の棚卸の意味がわかりません」

というレベルは、普通以下。

この業界では、ハッピーになれない。

普通に努力して、
普通に仕事できるようになれば、

今後、一気に幸せになる日も近い気もします。

だってね、上記のDさん曰く、
「私は会社で普通に仕事していたら、
会社の制度が変わって、一気に幸せになった」と、
実感こめて言ってましたから(笑)

本当に、
身も蓋もない話になるけど、

普通に仕事できるようになっておくこと。

結局のところ、それが
在宅勤務を成立させるポイントかもですよ。

以上、今日はそんなお話でした。

ではでは、
またお会いしましょう。

ありがとうございました。

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大阪勉強会を終えて、大阪新世界の観光

サーチマン佐藤です。
こんにちは。

昨日と今日、大阪で勉強会してきました。

昨日の夜が12人、今日の午前中に11人
沢山の方に集まって頂きました。

本当にありがとうございました。
(内容は、またメルマガで伝えますね)

さて、そんな勉強会で大阪に来たのですが、
もう一つの目的は大阪観光(食べ歩き)。

勉強会仲間でランチに行き、
美々卯のうどん付のお弁当を食べて、
お腹いっぱいになったところで、

勉強会の行事は全て終了。

そこから私は一人、
大阪の新世界に向かってみました。

と言うのは、

「新世界は雰囲気違いますよ」
「でも、女の子一人じゃ怖くて行けません」

と勉強会に参加してくれた仲間(しかも、若い女性)が
ニヤニヤして奨めてくれたので、
(要するに、ちょっとガラが悪いのです)

ここでビビッては男がすたる、と。

それに、昔ドカベンという漫画を読んでいた時に、
新世界の通天閣が出ていたことも思い出し、
純粋に行ってみたくもあり、

大阪新世界に行ってみました。

大阪駅からJRで、
新今宮駅を降りて、5分ほど歩くと新世界に。

街の雰囲気は、こんな感じ。
IF

なんだか仰々しいなあ(笑)。

ってか、よく考えたら、
そもそも「新世界」って名前自体が仰々しいよね(苦笑)

「何が新世界なんだ?」とツッコミたくもなりましたが、
まあ、いいでしょう。

で、そんな新世界の街に入ると、
すぐに通天閣を発見。
IF

レッツゴー!

しかしながら、
通天閣の展望台は、けっこう混んでいて
エレベーターに乗るまで20分待ち。

「けっこう待つなあ~」と

辺りを見回すと、こんなオブジェが。
IF

ローマの休日か?

でも、なんか違うなあ、と
上を見てみると・・・・・なんじゃ、こりゃ!?
IF

「大阪の休日!?」

あまりのバカバカしさに、笑ってしまうのでした。

さすが大阪ですねえ。
待ち時間も楽しませてくれます。

おかげで、あっと言う間に時間が過ぎ、
100mの展望台に入ったのですが、

驚いたことに、展望台の中は
ご覧のように、
中柱もゴミ箱も全て金ぴかなんですよ(苦笑)
IF

悪趣味もここまで来ると、
本当に笑っちゃうのですが(笑)、
「さすが」でした。

さて、そんな通天閣(展望台)を後にして
向かった先は、

「かんかん」という、たこ焼き屋さん。
IF

これで350円だったかな。
安くて美味そうでしょ!
IF

でもね、「いただきまーす!」と、
たこ焼きを一つ口に入れた瞬間でした。

あっ、あちぃー!

いや、中がトロトロで美味しいのですが、
熱湯みたいに熱いんですよ。

死ぬかと思った。

思わず顔をゆがめて苦しんでいる私を見て、
周りのおばちゃん達は、

クスクス
(アホやなあ)と笑っているし。

くっそー(腹立つなあ、笑)。

口の中のたこ焼きを、
一回トレーに吐き出したいほどの熱さでしたが、
そこは意地で食べきりました。

よくよく見てみると、他の人は皆、
フーフーとじっくり冷ましたり、
箸でたこ焼きを割って食べている。

そりゃ、おばちゃん達も笑うよね(苦笑)。

さて、たこ焼きでお腹はいっぱいになったのですが、
新世界は、いたるところに「串カツ」屋さんもある。

これも意地でも食べなきゃと思って、
こんなお店に入りました(ごめんね、名前忘れた)。
IF

二度漬け禁止のソースを楽しみ、
IF

ビールも飲んで、
新世界を満喫です。

でも当初言われたような、
怖さはないような?

と思って、串カツ屋のバイトの子に尋ねてみると、

「いや、お客さん、新今宮の向こう側が怖いんですよ」
「たぶん、日本一治安が悪いから、行かないほうが無難ですよ」
との情報が。

そこで新世界を後にして、
行くなと言われたけど、少し覗いてみることに。
(行くなと言われたら、行くよね)

すると、本当に雰囲気は一変です。

浮浪者?がずらーっといて、こっちを見ている感じが。
まじにカメラ向けることさえできない。

こりゃ、女の子一人じゃ行けないってか、
私も、とても足を踏み入れられない。
無理でしょ。

あまり興味本位で入るべきでもないし、
そこで後にもどり、
新今宮の駅で電車に乗って、大阪に戻りました。

大阪では梅田の阪急に行き、
堂島ロールを購入。
IF

凄い混雑でしたが、美味しかったですよ。
IF

以上、勉強会を終えた後の大阪(新世界)観光でした。

ありがとう、大阪。

勉強会の参加の皆様、本当にありがとうございました。
また来年、よかったらお会いしましょうね。

●追伸
大阪食道楽も十分に堪能・・・・と思ったら、

しまった~、

すっかり「豚まん」食べるの忘れてた(苦笑)
来年は、まず「豚まん」から。

●追伸2
大阪を歩くと気がつくのが、
エスカレーターの並び方ルール。

東京は、左側に立ち右側を空けますが、
大阪は、左側を空け右側に立ちます。
IF

このルールは、日本東西で違うのかな?
分岐点は名古屋あたりかな?

と思って、地元の人に聞いてみたら、
右側に立つのは大阪だけとか。

さすがだ。

労働倫理の革命で、IT業界は既に二極化なのか

サーチマン佐藤です。
こんにちは。

さてさて。

IT業界の新しい労働倫理について議論し、
前回は、「論より証拠でいきましょうか」と話しましたね。

—————————————-
もう議論はやめて、論より証拠でいきましょうか
—————————————-

今までの議論では、
ずーっと

「時間主義」か
「成果主義」か

と誤解された面もありましたが(苦笑)、

でもね、
前回のメルマガで、

——————————————
「1日8時間の作業量を提供する契約で、
その8時間を自分のスケジュールの中で、
自由に割り当てればいい。」

「企業から見たら8時間の仕事でも、
実際は4時間で終えてしまうこともある。
【時間】というご褒美がもらえる」

——————————————

↑こう述べたわけですが、

この文章が、
スーッと腑に落ちたようで、

多くの人の
誤解が解けたようです。

よかったあ。

だったら、
「最初から、そう言え」って話ですが(苦笑)、

色んな角度からの議論も必要というか、

まあ、まあ、
許してくださいませ。

でも、議論は着実に進んでいる。

そう。

仕事なんだから、
なんらかの成果を出すのは当たり前で、
問題は、やり方。

でね、前回のメルマガでも
沢山のお便りを頂いたのですが、

それらを拝見すると、
どうも二極化している印象を受けました。

例えば、こんな感じ。

————————————-
会社組織に属すと、
「自由にスケジュールを決めて、成果で報酬を受ける」ことは、
とても難しい事です。

PMやPLを経験した方なら、
全てを通信のみで賄うことの難しさは、
ご理解頂けると思います。

また、
「任せたのに出来ていません」では、

全体に迷惑が掛かりますので、
しっかり自己管理が出来る人間でなければ、
自宅勤務を許可できません。

朝は寝坊、昼は「夜やればいいや」、
夜は酒飲んで寝てしまう…

技能スキルは高くても、
自己管理が出来ない人が、

なんと多いことか。

そして、評価が難しく、
「この人はOK,この人はNG」では、
現場は不公平感が蔓延していきます。

————————————-

・・・・・確かに。
一理ありますね。

このように
会社として組織として、

その難しさを訴えるお便り、
多数頂いています。

また、個人的な難しさを述べてくれた
お便りも多かった。

————————————-
できれば、自分でスケジュール管理できた方が
いいと思ってはいますが、

やり方がわからないといいますか…
なんか歯痒いのです。

————————————-

理屈でわかっても、

個人の感覚もついてこないし、
会社としての難しさもある。

そう、だから、
「まだ、時期尚早なのでは?」
という声が多い一方で、

全く反対の意見も
チラホラとあるんですよ。

例えば、こちら。

————————————-
私は佐藤さんのご意見に賛成です。
というか私自身が佐藤さんの

メルマガに書いてあるような働き方をしています。

私はIT企業でPMO的な組織のマネージャをやっていますが、
多い時は週3日を在宅勤務にしています。

自宅での労働環境ですが、
PCは会社から貸与されたノートPCを家に置きっぱなし。

会社では高スペックなデスクトップ型を使っています。

自宅にあるノートPCからは会社のイントラネットに入れます。

また、携帯電話も会社から貸与されていますが、
この電話は内線につながります。

私の主な仕事は、手順書、マニュアル、テンプレート、
組織プロセス、SE用トレーニングの教材を作る
いわば執筆活動なので、

このような環境にいると、
家にいても会社にいてもなんら変わらないといというのが実感です。

実際、メールや電話でのやりとりをする限りにおいては、
相手は私が出勤していると思っています。
(↑ここ可笑しいですね、笑 by サーチマン)

だから、
「ちょっと説明しないと分かりにくいので、
今からそちらに伺ってもよろしいですか」とか言われて

「あ、実は今、在宅勤務なんです」って、
やりとりはしょっちゅうです。

自宅での生産性は
会社にいるときとは比べものにならないくらい高いです。

というか、会社にいると、
今日もだらだらと時間を過ごしているなあと実感します。

在宅勤務のときは7時くらいから仕事を始めて、
14時過ぎには終わりにしています。

集中して執筆をすると、
これくらいの時間が限界になります。

通勤時間が往復4時間もかかるので、
とても助かります。

ということで、在宅勤務日には

半日休暇を取ったような時間が手に入ります。

出勤する日は主に
部下や関連組織と直接会って
コミュニケーションに費やしますので、
もの作りはもっぱら家で行っています。

こういう労働形態を認めてくれている
会社にはとても感謝しています。

————————————-

転職したくなったでしょ?(笑)

まさに、
「時間のご褒美」を手にしているし、

そして最後に、
「会社にはとても感謝」と述べていますね。

これぞ、Win-Winの関係で、
革命後の姿かもですが・・・・

もしかして、この業界では、既に、
地殻変動というか、
二極化が起きているのではないでしょうか。

今回の議論を通じて頂くお便りは、
あまりに両極端に分かれてしまっている。

さて、どっちがいいのか?

まあ、アナタの人生なので、
アナタが選ぶべきことだけど、

お便りを見る限り、
女性に限って言えば、

「自分でスケジュールを組みたい」人が、
ほぼ100%な感じはしますね。

女性は男性に比べ、出産等々あるし、
固定観念に囚われることなく、

「時間の大切さ」
を肌で感じているのでしょうか。

ちなみに、ある女性からは、
こんなお便りも。

————————————
私自身、個人事業主として10数年経ちました。

きっかけは「短時間で高収入を得る」ため(笑)。

今は「自由な時間を得る」ことが
最大のメリットだと思っています。

会社に縛られない働き方について、
他の方の実例も非常に興味があります。

————————————

先日メルマガで紹介した女性同様に、
逞しさを感じるでしょ(笑)

そう。既にもう、
革命は起きているのかもしれません。

そういえば、昨年紹介した、

会社に行かず、自宅で仕事して、
100%時間を思い通りに使い、

企業から普通に受注して、
高い収入を得る人達のこと、

覚えていますか?

私が思わず
「SEの理想郷です」と
叫んでしまった仕事のやり方ですが、

この方たちと私は、実は
こっそり勉強会していたのですが、
そこで強く感じることは、

確かに革命は起きつつありますが、

「待っていても絶対に革命は起きない」
ということ。

アナタ自身の技量を磨き、
アナタ自身の信頼性を高め、

新しい労働倫理を周りに伝えていく。

その際、必要なら、
サーチマンのメルマガを
転送してもらってもいい(笑)

上記のお便りにもありましたが、
お客さんに対して、
「実は今、在宅勤務なんです」って伝えても、

お客さんは、
「家にいるのか?ふざけんな!」と
アナタを責めたりしない。

むしろ効率的にやっていると見なしてくれる。

そんな時代がきているのです。

たぶん、まだ9割以上の人は、
昔の労働倫理を引きずっているし、
それは、時代の流れで仕方がないこと。

でもね、新しい労働倫理に気づき、
行動に移している人も出てきている。

まずは「論より証拠」。

もっと聞いてみたいでしょ。

期待してください(なんて、笑)。

いえ、まじめに私自身も興味があるし、
少し火もついたし、
(だって、凄く応援もあるので)

もう少し証拠も集め、
インタビューもして、
(もうすでにインタビューしてある人もいますが)、

もっと具体的に
アナタにお届けしていきますね。

一緒に勉強して、
アナタの新しい労働倫理を作り、
Win-Winの世界を作っていきましょう。

時代は変わっていきますので。

ではでは、またお会いしましょう。
ありがとうございました。

●追伸
今回の議論、本当に沢山のお便りを頂いています。
しかも長文が多い(笑)!

嬉しいです。

ただ、読むだけで精一杯で、
私からは全く返信できていません。

どうかご容赦ください。
すみません。

でも、引き続き、
どんどんお便り送ってくださいね。
(特に事例募集!)

今回のメルマガもそうですが、
皆さんのお便りで、
このメルマガは成り立っていますので。

よろしくお願いいたします。

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もう議論はやめて、論より証拠でいきましょうか

サーチマン佐藤です。
こんにちは。

最近の「労働行政」に端を発し、
色々な議論をしてきましたね。

そんな議論の中で、

私としては、
今までの工場法から続く
「労働倫理」には無理があるので、

IT業界特有の新しい(←ここ重要)
「労働倫理」があってもいいのでは?

その方が幸せなのでは?

という問いかけをしました。
(厚労省やマスコミは、あてにならないしね。苦笑)

—————————————-
※ちなみに、その経緯は↓から。
手段が目的になった?勤務時間と幸せの関係
—————————————-

さて、
そんな「労働倫理」を作るためには、

そもそも、
「自分でスケジュール決めて仕事できる」
状態が幸せなのか?が、

大前提。

その状態が不幸だったら、
議論を進めても意味がない。

そこで前回、
アンケートをお願いしましたね。

まずは、その結果から。

———————-
●質問
(朝起きて)
アナタはどっちの仕事のやり方がしたいですか?

●結果

・会社に拘束されて仕事したい
50票

・自分でスケジュール決めて仕事したい
549票

・どちらでもない
30票

・そのほか
13票

———————-

圧倒的に多くの人が、
「自分でスケジュール決めて仕事したい」
を選びましたが・・・・

(うん、これで議論できる)

でも、このアンケートそのものに対して、
実は凄く批判も多かった。

要するに、
「そんなアンケート、答えが決まっている」とか、
「バイアスがかかっている」とか、

そんな批判。

やっぱり言葉不足なんですかね。
すみません。

ちょっと、
これも追加説明しておきますね。

まず、前者の批判について。

昨日、公務員の旧友と会って、
たまたま話す機会があり、
このアンケート結果を伝えてみたのです。

そしたらね、
(公務員の)彼曰く

「IT業界って、凄いなあ~」と。

まあ、今から考えると、
嫌味かもですが(笑)、

彼の意見を聞くと、
同じアンケートを公務員にしたら、

たぶん、50%くらいが
「会社に拘束されて仕事したい」
を選ぶんじゃないか?と言うのです。

そう。

アナタ自身にとっては、
「自由が幸せ」と思っていても、

それは、アナタ自身の価値観であって、
しっかりスケジュール決めてもらって、
拘束されて働きたい人だっている。

極端に言えば、
宗教しかり、奴隷制度しかりです。

昔、リンカーンが
奴隷解放で戦っていたころ、
「奴隷のままが幸せなんだ」と、
奴隷自身が、奴隷解放に反対した話もあります。

だから、安易に
「自由が幸せなんだ」と断言できないし、

実際、アンケート結果見ると、
自分でスケジュールを組むのは、
「苦しい」という人もいた。

これが、まず一つ。

で、次の
「バイアスがかかっている」
という批判。

例えば、こんなお便り頂いています。

—————————————-
アンケートの取り方に、
バイアスがかかっています。

「拘束されて」は、ネガティブな印象を受けます。
「時間単価で」なら、大分印象が違います。

「自分でスケジュールを決めて」は、
自由な印象を受けますが、

「成果見合いで」なら、
じゃあ成果はどう計測するんだ?と

議論も深まる気がしました。

—————————————-

こんな批判がまだ来くるので、
さすがに落ち込むというか・・・・・なんというか、

いや、気を取り直していきましょう。

もう一度繰り返しますが、

「時間単価の仕事」≠「拘束される仕事」
「自分でスケジュールする仕事」≠「成果見合いの仕事」

ですからね。

新しい労働倫理では、
イコールになりません。
(↑ここ強調)

例えば、「一か月いくら」「一日いくら」という
準委任の仕事(労働力を提供する仕事)だって、

会社に拘束される必要はない。

1日8時間の作業量を提供する契約で、
その8時間を自分のスケジュールの中で、
自由に割り当てればいい。

先日紹介した、
自宅で子育てしながら仕事する主婦は、

朝は少し早目に起きて、
子供の世話して、

午前中仕事して、
お昼休みはほとんどなくて、
夕方まで仕事して、

子供の迎えに行って、
夕飯作って家事やって、
夜はゆっくり過ごす。

作業状況によっては、
ランチをゆっくりすることもあるし、
夜に仕事することもある。

時間給の仕事でも、会社に拘束されずに、
自分の思い通りにスケジュール組んで、作業して、
高い収入を得ているのです。

作業をブラックボックス化してるんですね。

すると何がいいのか?

能力が高まれば高まるほど、
どんどん効率がよくなり、

企業から見たら8時間の仕事でも、
実際は4時間で終えてしまうこともある。

「時間」というご褒美がもらえるので、
趣味をやってもいいし、家事をやってもいいし、
さらに副業やってもいい。

我々は、知識ワーカー。

ネットがあれば、
そういう仕事のやり方ができるのです。

しかも(アンケート見ると)
皆、このご褒美を欲しがっているわけでしょ。

だったら、
新しい「労働倫理」を作ればいいのでは?

・・・・・・・と。

でも、まあ、よく考えたら、
すみません。

あまりに現実とかけ離れた世界で、
実感がわかないかもですね。

私も、そんな働き方をする人たちを見るまでは、
実感がわかなかった。
(というか、衝撃さえ受けた)

でもね、この1年です。

私自身も、勉強会等々で、
そんな働き方をずっと聞いてきたので、
かけ離れた世界でなくなってきています。

その働き方は(私が思うに)、
グーグルで働くような天才系の能力じゃなくて、

今までの労働コンセプトを見直し、
お客さんにもそのことを伝え、説得し、

無駄な時間を省いて、
労働効率を上げていく。

結果として、仕事を
(発注する)お客さんも
(受注する)我々の側も、

Win-Winになれる。

その実感と現実。

理屈だけ聞いても、馴染めないかもですね。

だとするなら、議論じゃなくて、
具体例をもっと出しましょうか?
(希望が多ければ)

ちょうど近々、
そんな働き方をしている人たちに会うし、

取材なりして、
具体的な話に立脚したほうが、
アナタの感覚に、スーッと入るかな。

それに、ワクワクもするでしょ。

今は、明治維新と同じで、
時代の変革期。

変化しないで現状維持しようとすると、
無理がきて、かえって不幸になることもある。

特に若い人は。

すでに先鞭つけた志士の話に、
アンテナ張って聞いてみることは、

少なくとも悪いとこじゃないとは思います。

そこで最後にアンケートです。

そんな新しい
「労働倫理」で働く人たちの具体的な話、
興味ありますか?
(上記の主婦の取材も含めてね)

以下から、一つクリックしてみてください。

興味がある

どっちでもいい

興味がない

そのほか

興味ある人が多かったら、

ではでは、以上です。

またお会いしましょう。
ありがとうございました。

●追伸
前回のメルマガで、
私を
「成果主義の信奉者で、外国移民を推進する男」と
言っていた方から、連絡がありました。

あ~、ドキドキした。

今、裏でお互いに意見をぶつけてます。

批判するだけ批判して、
全く連絡とれない人が多い中、

ちゃんと論旨を述べてくれました。

本当にありがとうございます。

●追伸2
それにしても、伝えるのは難しい。

こんなお便りも頂きました。
————————————
いつも楽しく拝見させて頂いています。
前回のメールでようやくおっしゃりたいことが分かりました。

ありがとうございます。

————————————

人間にはそれぞれの感性がありますからね。

色んな角度から、色んな伝え方して、
それでやっと納得してもらえる。

新しい業界の
新しい労働倫理。

まだまだ道は遠いような気もするし、
一気に変革する気もする。

まじに、みんなで幸せになりましょう。

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