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資本主義はお金が増えるのか?

サーチマン佐藤です。
こんにちは。

先週末、
「資産運用のフリーエンジニア F さんと座談会」
を行いましたが、大好評だったので、
12月6日(金)渋谷で、
アンコール座談会しますね。

前回、参加できなかった方、
来週、再募集しますので、
よかったら、ご参加くださいませ。

で、そんな座談会や
メルマガ発信していると、
私の認識と皆さんの認識と、
少し違う?と、
思うことがあります。

それはね、私は、
概ね資本主義は、時間とともに、
「豊かになる」「お金が増える」
と言っていますが、

まあ、「豊かになる」は、
同意頂いているようですが、

「お金が増える」ことには、
あまり同意がないような。

確かにね。

アナタが持っている
現金や預金は、
いくら時間が経っても、増えない。

じーっと、
1万円札を見つめていても、
増えるわけがない(笑)。

そりゃ、そうだ。

増やすためには、地道に働く。
そして、誰か(例えばAさん)から、
その対価の報酬を貰えば、
アナタのお金は増える。

でも、ここで質問したいのですが、
アナタのお金は増えても、
Aさんのお金は減りますよね。

そうなると、結局、
世の中全体で考えれば、
誰かのお金が増えたとしても、
誰かのお金が減って、

世の中全体のお金の総量って、
増えていないのだろうか?

その総量の下で、ぐるぐると
お金回しているだけなのか?

そんなことないですね。

マネーストックと言いますが、
世の中全体のお金の総量って、
増えていくんです。

少し極端ですが、
お金のない世界を想像してみましょう。

物々交換です。

米と野菜、小麦と野菜とか、
単純な交換ならいいですが、

「魚が食べたい」となれば、
釣り針を作る職人が必要になって、
海から運んでくる人も必要になって。

不効率過ぎて、
物々交換じゃ、無理っしょ(笑)

そこで、お金を発行する。
1,000万円発行したとしましょう。

その1,000万円で、
農家、漁師、職人、運送で、
ぐるぐるお金が回り出す。
交換がスムーズになる。

一つの経済圏が出来る。

でもね、新しいサービス、例えば、
「肉が食べたい」となれば、
最初の1,000万円じゃ、足りなくなる。

牛を育てる人、飼料を作る人、
肉を捌く人、等々、

そこにも、
ぐるぐる回すお金が必要になって、
また、新たに1,000万円発行、みたいな。

こうして、我々は、時間とともに、
新しいサービス、モノ、
付加価値を産み出し、
同時に、お金も増やしてきたのです。

これが、経済発展の掟。
(特に、資本主義ではね)

政策的に言えば、
サービスやモノが増える量にあわせて、
少しだけ余分に、
お金の量も増やしていくことを、
マイルドなインフレといい、
経済的には良いとされています。

逆に、
お金の量が足りない時が、デフレ。

お金の量だけ増えすぎれば、
行き過ぎたインフレ。

色々ありますが、
言いたいのは、
国や経済圏によって、
山あり谷ありですが、
概ね、サービスやモノとお金は、
だんだんと増えていくわけで、

この全体的な流れに、
自分のお金を乗せる。

そういう事なんですね。

じゃあ、
具体的に何をするのか?って話は、
座談会でしますが、

くれぐれも、
どの会社が儲かるとか、
いつ儲かるとか、
ゼロサムゲーム的なFXとか、
そんなこと、知りませんよ。

相場師でもないのに、
そんな個別的なことやり出したら、
本業が疎かになって、
ダメ人間へ(笑)。

そうではなくて、
全体の流れに乗せる手は打って、
後は、仕事に邁進する。

これが、一番言いたいこと。
よろしいでしょうか。

「〇〇が儲かる」とかで、
右往左往している人みると、

本当に、そんな個別的なこと、
予測できると思っているの?と
眉唾で聞きたいし(笑)、

仕事したほうが
堅実かなって気がします。

・・・・・ん、すみません。
言い過ぎたかも。

ごめんなさい。

私は、経済の専門家でも、
何でもなかった(苦笑)。

全然、信じなくていいですよ。

ただね、
我々の経済活動って、
世の中に発行されている
お金の総量が一定の下で、

貰ったり、払ったり、
そうしているだけなの?

全体はどうなの?と、

頭の体操的に考えるのも、
たまには、いいものですよ。

ではでは、
またお会いしましょう。

ありがとうございました。

●追伸
お金が増えることに実感ない?

いや、そりゃ、
二極化というか、

増えてない人もいるけど、
増えている人は、
たぶん、物凄く増えてますよ。

全体でみれば、
マネーストック増えているし。

それでいいのか?
究極どうなるの?
って話もありますが、

まあ、現実的に、我々は、
打てる手は打ちましょう。

ただし、くれぐれも、
「絶対」ではないですよ。
それが神話になっても、
思考停止になって危険。

確率は、どっちが高いのか?
ぐらいで認識してくださいね。

2019年9月11日、横浜SE納涼祭を開催しました

サーチマン佐藤です。
こんにちは。

今年は、サイボウズさんを通じて、
横浜みなとみらいWeWorkにて、
「SE納涼祭」を開催しました。

男性34名、女性8名、合計42名の参加があり、
こんな感じの雰囲気で行われました。

以下、詳細内容。
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日時:9月11日(水) 
18:00~開場
18:30~18:45 サーチマンご挨拶
18:45~20:30 適宜講演&自由歓談

飲食等:立食形式、椅子あり。
軽食アルコールつき。
(ベルギー、モルツ)生ビール飲み放題、焼酎等々。
ピザ、お寿司、おつまみ、ウーロン茶、オレンジジュース

目的:
サーチマン読者の
同じIT業界、違う会社の人で、会話を楽しみましょう。
(人脈広げたい人は、名刺持参してくださいね)

講演者:
・谷尾 薫 様(オーシャン・アンド・パートナーズ株式会社)
「SEビジネスへの警告 しくじり先生」

・佐藤 紅志 様(サイボウズ株式会社)
「かんたん業務アプリ開発でDXを実現 – ローコード/ノーコード開発の光と影」

・サーチマン佐藤
「山は登ったら、下りる」(専門ノウハウを事業化する話)
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まあ、毎度のことなんですが、
この場所の提供を頂いた時から、
私は、「人を集めなくちゃ!」という、
プレッシャーとの闘いです。

たぶん、技術より難しい。

だって、技術のような普遍的な法則があるわけでなく、
人ですから(笑)。

しかし、なんのかんの、締め切り間際に、
どーっと申込みがあり、満員御礼!

ありがとうございました。
(でも、お申込みは、もう少しお早目にね、
心臓に悪いですから、苦笑)

で、どうだったのか?
参加者からのお便り、掲載しましょう。

【参加者から】
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どんな方々が参加されるのか、
イベント中の雰囲気がどんなものかなど
多少の不安もありましたが、

1次会も2次会ものんびり
楽しくお話ができて楽しかったです。

一人で黙々と食べようとしていたところを
他の方がいる場所に誘導していただいて
ありがとうございました。
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【参加者から】
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参加させていただきまして、
誠にありがとうございました。

参加者の一部の方ではございましたが、
今までとは異なるタイプの方々とお話をすることができ、
非常に楽しい時間を過ごすことができました。

機会があれば、また参加させていただきたいと思いますので、
今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。
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【参加者から】
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サーチマンさんの顔を見れてよかったです。
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【参加者から】
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イベント準備だけでなく、
イベント後のフォローもありがとうございます。

おかげでさらに楽しいイベントの記憶になりました。
今後のイベントや講習も楽しみにしています。
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【参加者から】
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お世話になりました。
二次会まで参加でき、一次会では余りしゃべらなかったので、
二次会では個別に話すことが出来て世代格差はあっても
共通の話題はあるんだなと思った次第です。
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【参加者から】
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お疲れさまでした。

素敵な時間をありがとうございました。
少なかったですが、新たに4人の方とお話できました。

今回開始までの山登り、終了までの山下り、お見事でした!
技術も人望も大切ですよね。

人数に関しては、時間を考えるとギリかなぁ。
あれ以上多いとなかなか話せませんね。

ホントにお疲れさまでした。また参加させて頂きます。
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【参加者から】
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皆さんのプレゼン(経験談)も、
楽しく聞かせていただきました。

特に「山を登ったら下りなければ意味がない」のくだりは
参考になりました。

勉強したものの、
活かせていないことが思い起こされますので。

また、メルマガなど、情報のご発信を楽しみにしております。
今後とも、よろしくお願い申し上げます。
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【参加者から】
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短い時間でしたが、楽しめました。
時間さえあれば、もっと長く、全員と話してみたかったです。

2次会は本当は行きたかったのですが、
今月特に仕事が多く、
体力的に厳しかったため諦めました。。。

自分は青色事業で10年やってきて
本当に色々ありました。

失敗の方が多かったですが、
ずいぶん楽になってきました。
(そういう時期なだけともとれるので、油断せず備えますが)

サーチマンさんやその仲間の方々とじっくり話す機会を
また得られれば、これ幸いでございます。
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以上、本当に本当に、
ありがとうございました。

またお会いしましょう。

時代は変わる。Twitterでリモートワークの仕事を直に。

サーチマン佐藤です。
こんにちは。

えっと、全く個人的な話ですが、
本日(08/22)、私の誕生日です。
(誰か、祝ってくれ―!)

で、なんとなく、ネットで調べてみると、
タモリさん、みのもんたさん、菅野美穂さん、斉藤工さんが、
同じ誕生日。

おっ、なかなかじゃね。

・・・・・と思うも、虚しい(笑)。

別に、どうでもいいですね。はい。
ということで、気持ちもあらたに、
メルマガ書きましょう。

さて、本題へ。

今日は、Twitterの威力について、
考えてみます。

Twitterといえば、何と言っても、
トランプ大統領ですね。

あれほど、メディアに叩かれても、
支持率が一定以上あるのは、
Twitterで直接発信しているから。

たぶん、従来だと、
大統領の発言は、
メディアを通して報道され、
支持率が下がっていくパターンなのですが、

大統領は、Twitterで、
直接、ガンガン発信している。

それを、全世界のフォロワーが読む。

で、今では、メディアもフォローして、
逆に、それを記事に(笑)。

例えば、CNNは、
大統領のTwitterをチェックし、
それを記事にしていますが、

CNNはトランプ嫌いで有名なので、
その記事には色がつけられる。

で、そのCNNの記事を、
日本のメディアが取り寄せ、また色をつける。

「そんな酷いこと事、言ったの?」
と私は思い、

大統領の発言を、
直接チェックすると、

・・・・ん?

たまに、本当に酷いこともありますが、
全然違うことも多い。
(いわゆる偏向報道、苦笑)

「おいおい」と思うわけだし、
トランプ大統領に言わせれば、
「CNN不要」となるのでしょう。

で、ここでは、大統領の発言や手法が、
いいとか悪いとか、そんな話をしたいわけでなく、

ここで話したいのは、
Twitterによる「直接発信」の威力なんですね。

その威力とは、
以下の二点です。

・従来の媒介者(メディア)は、不要。
・発信者に、ご褒美がある。

この二つの現象は、
Twitterというか、ネットの特徴ですね。

中間が不要で、
直接になっていく。

情報に限らず、物流でも。
そんなシステム、沢山作りましたね。

個人的に言えば、
この威力は、自分のメルマガでも感じました。

今まで、アナタに直接情報を届け、
直接、仕事を頂いたことも多数(ご褒美)。

イメージわきますよね?

で、問題は、Twitterです。

確かに、トランプ大統領は、
Twitterを使い、以下の2点を満たしている。

・従来の媒介者(メディア)は、不要。
・発信者に、ご褒美がある。

しかし、それは、
トランプ大統領が有名だから。
だって、大統領ですしね。

一般人、特に、我々SEに、
それは適用できるのだろうか?

だって、つぶやきでしょ。

ちなみに、私もTwitterやっているし、
最近では、頑張って、アンケートやったり、
https://twitter.com/sato_searchman/status/1163962052257275904

毎日、つぶやいているんですよ。

しかし、鳴かず、飛ばずで(汗)。

なので、私の結論は、
(一般人にとっての)Twitterは、
ただのつぶやきで余興。ご褒美なし。

Twitterは、
そういうツールだと思っていた。

ところが、先日、
読者から、こんなお便りが。

【読者から】
==========================
現在、49でフリーのエンジニアです。

人材不足のおかげで仕事は潤沢です
(元はJavaメインでしたが今はLaravel+Vue.js。
Twitterで声かけてもらって直請けです)が、

現在60以上でフリーのエンジニアしてる人って
どんなふうに仕事されてるのか気になります。
==========================

なにー?!

Twitterで声かけもらって、
直請けの仕事?

従来だと、
フリーランスのエンジニア(SE)は、
エージェントに登録して、
エージェント経由で仕事を貰う。

もしくは、知り合いからの紹介。

そんな話はよく聞きます。

しかし、Twitterで、
全然知らない人から、直の仕事。

ただの、つぶやきなのに?
意味不明。

私は不思議に思い、
この読者に連絡をとってみた。

すると、こんな返信が。

【引き続き、同読者から】
==========================
メルマガで取り上げていただき、
ありがとうございました!

(中略)

ビジネス系のセミナーに行くと、
大抵はみなさんFacebookで繋がると思いますが、
IT系の勉強会なんかだと、基本Twtterですねー。

LT(Lightning Talks)の自己紹介なんかでも、
Twitterアカウント名出すのがデフォルトです。
(そして名刺交換するのは割とまれ)

知ってるフリーランスエンジニアの方でも、
Twitterで募集して声かけてもらう、
というのはそんなに珍しくない気がします。
==========================

ガーン!

サーチマン佐藤、
誕生日なのに、ショック受けました。

そんな時代になっているの?

あっ、一応、
前提を確認しておきますが、
この読者は、有名人でも何でもありません。

ふつーのSEです(失礼)。

お聞きしたところでは・・・・・

最初、都会の某SIerに勤務して、
家庭の事情で田舎にひっこみ、
田舎の会社の社内SEをやっていた。

しかし、給料も安くて、ブラック。

大いに悩んだそうです。

A「給料が少なくても、
このまま真面目に働いていれば・・」

B「いやいや、このままじゃ絶対後悔する・・」

ABの二択で、
ずっと葛藤していたそうです。

結局、Bを選択。

エージェントに登録して、
フリーランスになり、新しい仕事をみつけた。
給料も増え、リモートワークになり、
ブラックからも脱出した。

これだけでも素晴らしいですが、
まだ、それなりに聞く話でもあります。

しかし、その次の仕事では、
エージェント経由をしたくないと思い、
ひとまず、Twitterをやっていた。

すると、数年後、狙い通りというか、
ご褒美があったというか、
Twitter経由で、
直請けの仕事がきた。

まじか?

すみません、実は、この時点で、
サーチマンの理解を超えています(苦笑)

皆さん、理解できますか?
なんで、Twitterで仕事がくるのか?

そんな時代が、既に
当たり前になっているのか。

いかーん!!

そこで、サーチマン佐藤、
遅れてなるものかと、
この読者の方と、強引に、近々、
Skypeで話す約束もしました。

(快く受けてくれて、この読者には感謝です!)

せっかくの機会だし、個人的には、
しっかり見聞を広める予定ですが、

ひとまず、今日のメルマガでは、
そんな時代になっているという報告でした。

是非、アナタの意見も、
お便りくださいね。

ではでは、以上になります。
ありがとうございました。

またお会いしましょう。

●追伸
エージェント通さないで、
直なら、そりゃ我々の
報酬も増えて結構ですが、

それにしても、こんな時代になると、
エージェントの方も大変ですね。




アナタの仕事は?自由主義経済のIT技術者の痛みと喜び

サーチマン佐藤です。
こんにちは。

今日は、
「アナタの仕事は何ですか?」
の問いから、始めてみます。

「そりゃ、システム作ること」
と言うかもですが(笑)、
もう少し奥深い所で、

自由主義経済の中で、
IT技術者の役割は?と考えると、
心構えや転職も違ってきますよ。

では、いってみましょう。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【自由主義経済】豊かになるプロセスの復習
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
昔、多くの日本人は、
皆が米作りをしていました。

しかも、朝から晩まで働いて、
やっと食える程度。

しかし、人間は常に工夫する。

農具、肥料、灌漑、流通経路
等々が工夫され、生産性が上がる。

生産性があがると、
皆が米作りする必要が無くなり、
果物や野菜を作る人も出てくる。

果物や野菜でも、
同様な工夫があり、
生産性があがる。

結果、果物や野菜でも人が余る。
余った人は、することがない。

とりあえず、絵を描き、歌を歌ってみると、
なんと、そこにお金を払ってくれる人がいた。

ただし、今度は、
生産性と少し話が違っていて、

どんなに生産性をあげても、
感動を届けなければ、お金はもらえなかった。

そこで、その分野でダメだった人は、
別のことを考える。
例えば、漫才や落語、お笑いの世界へ。

そこにもお金を払って、
喜んでくれる人がいた。

こうして、多種多様な職業が生まれ、
全体が豊かになっていく。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

大雑把ですが、以上が、
自由主義経済において、
社会が、豊かになるプロセスです。

まあ、豊かになると言いましたが、
それは、長期でみた場合の話で、

短期でみれば、
旧い米作りは、苦しくなるし、
売れない芸人は、もっと悲惨。

悲喜こもごもあって、
このプロセスが、繰り返される。
しかし、全体は豊かになっていく。

大雑把で恐縮ですが(笑)、
イメージは、こちらの図。

で、大事なのは(ラッキーなのは)、
この時代、このプロセスの主プレーヤーが、
我々の業界である、ということだ。

だって、システム導入で、
劇的なイノベーションが起きるでしょ。
このプロセスを、大いに助長している。

しかし、一方で、
恐ろしいことに、このプロセスは、
我々自身にも当てはまる。

頑なになっていれば、
自分も苦しくなる。

旧いシステムや、
旧い言語にしがみついても、
苦しくなるだけだ。

一方で、
新しい仕事、新しいイノベーションには、
需要が起きている。

誤解を恐れず言えば、
右肩上がりの仕事は、美味しい。

・・・・いや、だったら、
くどくど言わないで、
最初から言えよって話ですが、

最初からそう言うと、
絶対に誤解したでしょ(笑)

誤解も恐れたし、本当に、
このプロセスの理解は大事と思う訳で、

おりしも、読者から、
こんなお便りも届きました。

【50代後半SE 読者から】
=============================
ようやく、次の会社を決める事ができたので、
9月いっぱいで今の会社は辞めるつもりです。

エンジニアの超売り手市場は本当のようで、
私のようなロートルプログラマでも、
何社か内定をいただきました。

エージェントからいきなり電話がかかってきたり、
世界最大のクラウドベンダー
(ぶっちゃけアマゾンですが)から
スカウトメールが来たり、

ベンチャーに面接に行ったら、
昔の知り合いが面接官の一人だったり、
色々ありました。

生き地獄と言うといいすぎかもしれませんが、
メンテ要員(しかもコーダー)というのは、
本当につらいものでした。
(まだしばらく続きますが)

この仕事から抜けるためには、
会社を辞めるしかない、
という状況だったので、
諦めずに転職活動を続けられたのだと思います。

とはいえ、これで安住の地にたどり着いた訳でもなく、
気を抜かず、次の会社の
さらに先を見据えていかねばと思っている次第です。
=============================

次の会社が決まったようで
おめでとうございます!

この読者の方とは、
たまにメールやりとりしていて、
転職活動は聞いていたのですが、

ついに、今の地獄(失礼)から脱出とは。
本当に、良かったですね。

しかも、50代後半の方で、
(やればできると)勇気も貰えますね。

たぶん、読者の中には、
転職を考えている人も多いでしょう。

市場を選ぶ、自分を磨く、
自分を見極める、大事ですよ。

このお便りや、
私が述べたプロセス、
何か参考になればと思い、
お伝えしてみました。

ではでは、またお会いしましょう。
ありがとうございました。

参院選IT業界(読者)の投票先。野党は意外な結果に。

サーチマン佐藤です。
こんにちは。

どんよりした日が続きますねえ。

私は、農家のお友達がいるのですが、
毎年、この時期に一緒にゴルフして、
採れたてのアスパラガスを頂くのが恒例。

柔らかくて甘くて、
最高に美味しいのですが、
今年は、天候不良で質がよくない、と。

ショック。

いや、私のショックはどうでもいいですが、
農家さんは大変なようです。
お天気になるといいですね。

さて、参議院選挙の件です。

先週、IT業界(読者)の各政党の
投票先を調査しましたね。

ご協力、ありがとうございました。
その結果を報告しますね。

【アンケート結果】
————————————————-
●参議院選挙、アナタの投票先は?

・自由民主党 231(46.1%)
・公明党  27(5.4%)

・立憲民主党  34(6.8%)
・国民民主党  8(1.6%)

・日本維新の会  69(13.8%)
・共産党 18(3.6%)

・社民党  11(2.2%)
・幸福実現党 8(1.6%)

・れいわ新選組 49(9.8%)
・そのほか 46(9.2%)
————————————————-

「自民」は堅調。
「公明」も、そこそこかな。

マスコミの情勢調査も、
与党は、同様な結果が出ています。

ただし、堅調といえども、
必ずしも支持しているわけでない。

野党の自滅という意見が多い。

まずは「自民党支持」のお便り、
紹介しましょう。

【読者から】
===========================
やはり政治も、
プロジェクトとして見てしまうんですよね;(^^;

現政権に問題が無いとは言わないけれど、
任せられるほど野党に力は無い。

小池都知事が典型的な例ですが、
企画段階ではいいこと言うが、
実現可能性に乏しい/実現プロセスに落とし込めない。

そこへいくと自民党は、
豪腕PMがちょいちょい波風立てながらも、
全体を見てプロジェクトを進めていく。
現時点では自民党一択ですね。
===========================

【読者から】
===========================
消費税10%は反対だが、だからといって、
無責任な売国奴の野党には、
とてもじゃないが入れられない。
===========================

この種のお便りが多いですねえ。

私、思うのですが、
何でも批判、揚げ足取りじゃなくて、
野党も、是々非々で議論すれば、
支持率上がるんじゃないですかね。

近々で言えば、
「年金返せー」には呆れたし、
(メルマガで検証しましたね)
どんなに韓国が悪くても、
政権を批判してしまうとか、

まあ、批判するのが役目とはいえ、
ちょっとねえ、という人が多いです。

で、その野党の勢力分布です。
これが、マスコミとは全然違う。

筆頭が「維新」です。
期待している人、多いですねえ。

お便り、一つ紹介しましょう。

【読者から】
===========================
維新は、大阪で着実に構造改革を実現していますし、
改憲についても、当たり前の国のあり方を実現できるよう、
変えていこうという姿勢を持っています。

一時期国政で迷走していましたが、
大阪で積み上げている成果を見ると、
具体的で、地に足のついた政治姿勢を持っていると考え、
前回は自民党に投票しましたが、
今回は維新に投票するつもりです。
===========================

特に、大阪では人気あるし、
私の読者は、大阪の方も多い。
その結果でしょうかね。

あと、「自民党にお灸をすえる」的な考えで、
「維新」に入れる人も多かったです。

で、そんな「維新」に次ぐ、
野党2番手が、
なんと「れいわ新選組」です。

お便り、紹介しましょう。

【読者から】
===========================
とりあえず新鮮な感じがする
===========================

【読者から】
===========================
人選が凄い。少なくともやる気は感じます。
===========================

理由を明記した方はいなかったのですが、
「閉塞感の打破」の期待でしょうかね。

「立憲民主党」も上回り、
10%近く集めたのは、正直、驚きました。

次は、立憲民主党。

【読者から】
===========================
どれだけ贔屓目に見ても、
今の自民党はヤバイ気しかしませんので、
なんとか立憲民主には、
頑張っていただきたいところです。
===========================

【読者から】
===========================
立憲民主党は1ミリも支持していないが、
消費増税など現政権には不満があるため、
増税凍結の唯一の可能性にかけ、立憲民主党。

他の政党は力がなく、
投票しても死に票にしかならない
===========================

立憲民主党を支持というより、
「自民党が大嫌い」な方が支持していて、
今回は、「自民党にお灸」という方も、
流れているようです。

次、共産党。

【読者から】
===========================
生来、強い奴には反発する性分なので、
自民党は絶対なし。

自民党に対抗できる
最も強い野党を応援するのを基本としているが、
現在の野党はすべて全くなってない。

そういう場合は、
自民党から最も対極にある共産党に投票することにしている。
ちなみに野球も大のアンチ巨人です。ただの天邪鬼?
===========================

う~ん、アンチですか。

私、質問したいのですが、
共産党は、主義主張が全く違う政党でしょ。

共産主義、日米安保破棄、自衛隊違憲、皇室否定・・・
アンチで投票はけっこうですが、
これらの主義主張は、どうお考えなのでしょうか?
是非、お聞きしたいです。

次、幸福実現。

【読者から】
===========================
自民党支持者ですが、
中途半端な憲法改正案と消費税増税に反対なので、
今回は幸福実現党に投票しました。

期日前投票です。
===========================

こちらにも、
自民党から票が流れているようです。

増税すると内閣が倒れると言いますが、
こうやって、票が流れて倒れるのでしょうね。
今回は、どうなるのか?

与党に戻って、公明党。

【読者から】
===========================
結党以来、福祉を訴え続けた公明党です。
(いまや福祉だけではありません)

最近、公明党が
政権与党に参加したあたりの歴史を振り返っていました。

自民党から請われて参画したことや、
それに至る理由などを知りました。

いろいろ書きたいですが、政治の安定が、
世界とのやりとりでも、国民の生活にとっても必要であろうと考えます。

よって自公で勝利するのがいまは望ましいです。
===========================

すみません、私、
その歴史は詳しくないのですが、
支持者の方には、
そんな感じなのでしょうねえ。

次、国民民主党。

【読者から】
===========================
改めて公約を見ましたが、
現時点では2児を育てる身として「国民民主党」を支持したいです。

ただ、いいことばかり書いていて、
本当に財源を確保できるのか気がかりです。

民主党の二の舞になる可能性が否めません。
投票までまだ時間があるので、
それまでに様々な情報を集めて投票先を決めようと思います。
===========================

これまた、すみません。
私、その公約を見ていませんが、

2児の母から見ると、いい事が書いてあるのですね。
でも、確かに言われる通り、問題は実行できるかです。
よく考えて投票先決めましょう。

以上、各政党に対する、
読者の代表的なお便り、紹介させて頂きました。
(社民党のお便りは、なかったです)

来週の参院選、どうなるでしょうか。
IT業界(読者)と違うのか?

日本をいい国にする。

私は、本気でそう思っていますし、
各自、真剣に考えて選挙にいきましょうね。

ではでは、またお会いしましょう。
ありがとうございました。

●追伸
沢山のお便り、本当にありがとうございました。
紹介できなかった方も、全部読んでいます。

今後も、ジャンジャン送ってくださいね。
それが、このメルマガの原動力です。