サーチマン佐藤です。
こんにちは。
先日のメルマガ
「アナタが一緒に仕事したいオフショアの国はあるのか?」では、
アンケートをお願いしましたね。
まずは、
そのアンケート結果の発表です。
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○「質問」
一緒に開発するなら、どの国がいい?
○「回答結果」
韓国 8票
中国 25票
インド 21票
ベトナム 40票
フィリピン 10票
インドネシア 4票
他のアジア 8票
ニアショア 199票
その他 27票
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やっぱり、ニアショア(日本の地方)が断然多いです。
その理由は、
相対的に日本の人件費が下がっているし、
同じ価値観を持つから。
まあ、日本人に越したことはないのでしょう。
また、オフショアに目を向けると、
以前は、圧倒的に中国でしたが、
最近は、
人件費も上がるし、
その国民性?にも疑問を抱かれ、
中国離れが進んでいるようです。
読者からのお便り、紹介しましょう。
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10数年前、
私も監督者として中国に半年ほど暮らしていました。
そこで感じたのは、一言で言えば「価値観の違い」、
仕事に対するスタンスの違いです。
多くの場合、
日本人が仕事に対してその仕事を成功させる
ための努力をするのに対して、
中国人は「すべて自分のため」につきます。
きれいなプログラムを速くに組むのは、
次の仕事で給料を上げてもらう為、
同業他社に自分を高く売り込む為。
実際、プロジェクトの途中で
一番優秀だったプログラマーが突然朝に
「今日で辞めます。」と言って
引継ぎもほとんどなく
1時間程で荷物をまとめて
タクシーに乗って帰っていきました。
残された方は呆然です。
同僚の中国人に聞くと、
給料のいい会社に転職したらしいです。
それ以来、信用出来ないので、
ほんとに重要な事は、
まかせられなくなりました。
でも、日本にいる偉い人にはわからんのですよ!!!
まあ、もう昔の話です。
ではでは
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後に残される人のことを、
これほど無視して、勝手に辞めていく。
こういう態度の人、
私も少し思い当たりますね。
同じく、信用できないというか、
人として、おつきあいしたくないですが。
(中国人に限らずね)
次、みていきましょう。
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中国へのオフショアは、
うまくいった例がまったくありません。
いったん稼働しても、
プログラムやドキュメントの品質が悪すぎて、
仕様確認や機能拡張の際に時間(工数)がかかり、
かえって運用コスト増につながってます。
やたら中国オフショアを進めてくる上司とかいますが、
現実を何も知らない人が多いです。
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とのこと。
今回のお便りでは、
中国への批判的な意見が非常に多かったです。
(ってか、褒めている意見がゼロでした)
以前は、オフショアと言えば
中国だったのにね。
最近は、シュルルル・・・・と下降線。
それに代わって台頭してきたのが、
ベトナムですね。
何故か?
その理由は、
読者からお便り頂いているので、
ご紹介しておきましょう。
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開発と検証の一部を
ベトナムの会社にお願いしています。
開発はレベルが低く問題になっているようですが
検証は日本人が気付かないような
細かい不具合も見つけてくれるので
かなり戦力になっています。
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会社では、主に
中国とベトナムのオフショアと一緒に仕事しているが、
中国は高くなった。
ベトナムはまだ安いし、
考え方や行動が個人主義すぎなくてよい。
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3年前にクライアントがベトナムに進出した時、
会社の上司が現地まで行った時の事を話してくれました。
ベトナムは若い世代の人口が多く、活気があり
仕事も真面目だと言っていました。
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知人で、オフショア開発を個人でやってる方が
ベトナム人を使っています。
彼いわく、
ベトナム人は勤勉でかしこいんだそうです。
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私は、ベトナム人と仕事したことないし、
行ったこともないのですが、
勤勉な国民性のようですね。
こんな感じで、「概ね良かった」
みたいなお便りが多かったです。
そう、やっぱり、
正直で勤勉な人が一番。
かつて、明治の頃、日本を訪れた
エドワード・S・モースは、
「正直な国にいることは、実に気持がよい」と
日本を絶賛しました。
そう。今でも、
そんな国民性を守っていきたいし、
お互いに気持ちよく仕事がしたいでしょ。
いみじくも、こんなお便り頂きました。
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2008年ごろは、
業界的にオフショアが盛り上がっていたころで、
当時の社内でも
「オフショア開発会社をうまく使えないSIerは、仕事が無くなる」
みたいに言われていたのを思い出します。
でも、末端だった私には、
オフショア開発会社にお願いすることに当時から非常に違和感を感じてました。
なにせ、オフショア開発会社から上がってきたコードを
ほぼ一から作り直す作業ばっかりしてたものですから(苦笑)
「せっかく安く作ってもらったのに、
それを中国の方より高単価の私が作り直してたらコストメリットないじゃん!」って(笑)
結局、
最後はオフショア開発会社に渡す予定だった仕様書を
元に私が開発してました。
パートナーの中国の方も、
言葉もニュアンスも通じないので仕事上はしんどかったです。
(個人的には仲良くなりましたが)
そんな調子だったので、
何となく「オフショア開発は近いうちに廃れるんだろうなー」
と思っていたらいつの間にかその通りに…。
そして私は今、
オフショア開発会社に全く頼らない開発会社で、
日本人同士で仕事をしています。
正直、とても楽ですし、何より楽しいです。
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・・・何より楽しい。
私は、大事なことだと思いますけどね。
以上、前回メルマガの
アンケート結果のご報告でした。
ではでは、またお会いしましょう。
ありがとうございました。