月別アーカイブ: 2019年1月

勝手に「中島みゆき」アメトーク、人生を感じて頑張ろう。

サーチマン佐藤です。
こんにちは。

えっと、今日は少し趣向を変えた話。

というのは、
先週の土曜日、NHKの番組「SONGS」は、
「中島みゆき」さんだった。

「いきものがかり」の吉岡聖恵さん、
「ももクロ」の百田夏菜子さん、
土屋太鳳さんが出てきて、

自身との関わりを語り、
曲が流れる構成。

私は、昔からファンなのですが、
へええ、若い世代にも受けるんですかね。

ともあれ、番組で、
久しぶりに聴いたら、
染みて染みて、泣けましたよ。

なので、今回は勝手に
「中島みゆき」アメトークにします。

いってみましょう。

まず、「中島みゆき」さんの代表的な
友情ソングは、「蕎麦屋」。

あの~、一応言っておきますが、
グルメじゃないですよ。
友情ソングですからね、はい(笑)。

で、世に友情ソングは多いわけですが、
例えば、「西野カナ」さんの
「Best Friend」があります。

歌詞を引用してみましょう。

【歌詞引用】
======================
ありがとう
君がいてくれて本当によかったよ
笑っていられる
・・・
何でも打ち明けられる
誰よりも分かってくれる
・・・・
私たちBest Friend
好きだよ、大好きだよ
======================

そう、西野さんらしく、
直接的に「友達」の定義づけを行っている。

たぶん、世に出ている友情ソングも、
そんな感じが多いかな。

しかし、「中島みゆき」さんの
アプローチは全く違います。

物語です。
(歌詞を意訳しますね)
=========================
主人公は、ある日、
世界中の誰もが偉い奴に思えてきて
自分一人だけ、
いらない気がして落ちこんでいた。

すると、そこに、
友達からの電話が鳴った。

「なんだ?」と出てみると、
「蕎麦でも食いに行こう」と。

「別に今さら、おまえの顔見て、
蕎麦食ってもなあ」
と悪態をつきつつも、
二人は蕎麦屋に行く。

「おい、唐辛子かけすぎは、よくないぞ」
「余計なお世話だ」とか、
他愛ない会話が流れる中、
友達が突然言った。

「あのさ、わかんない奴もいるよ」

バカ、お前、突然言うから、
泣きたくなるだろう。

のれんが風にゆれている。
ラジオは大相撲中継。

二人の会話は、世間話に戻るが、
顔を上げることができない。
=========================

この情景、
まざまざと思い浮かびませんか?

主人公は、落ちこむも照れくさい。
ついつい悪態をつく。
しかし、もちろん、本当は嬉しい。

友達は、努めて日常会話しつつも、
しかし、一言だけ励まし、

二人で、むせび泣く。

友達の定義を一言もしないで、
ただ情景だけを描写して、友情を語る。

なんて染みるのか。

この美しさこそが、
「中島みゆき」さんの世界でしょう。

泣けましたよ。

次は、「ホームにて」。
こちらは、上京ソングですね。

世に「上京ソング」は多いですが、
その歌詞の多くは、
「都会でがんばっている」みたいな。
(すみません、よく知らんけど)

しかし、この「ホームにて」では、
そんな言葉が、一つも出てこないのです。

ただ、
「最終列車に、乗れなかった」
その描写だけ。

(こちらも、歌詞を意訳しますね)
=========================
故郷へ 向かう最終列車。

乗れる人は 急ぎなさいと
やさしい声の 駅長が 叫ぶ。

灯りがともる 窓の中では、
故郷に帰る人たちが笑っている。

仕事を全て投げ出せば、戻れるだろうか。
いや、そんなわけにもいかない。

振り向けば、
ドアは閉まっていた。

手のひらに残るのは、
白い煙と乗車券。
=========================

いや~。

私のような田舎者は、
何度、帰ろうと思ったことか。

しかし、帰れない。

頑張らないと・・・
これまた、泣けましたよ。

次は、「宙船」。
Tokioに提供した楽曲ですね。

この歌は、逆に、直接的です。

【宙船の歌詞、抜粋】
=========================
その船を漕いでゆけ
お前の手で漕いでゆけ

お前が消えて喜ぶ者に
お前のオールをまかせるな
=========================

この歌を聴き、自分を励まし、
辛い時を乗り切ったと、
土屋太鳳さんも言います。

私も、何度聴いたことか。

そして、もう一曲、
これと似た思いで聴いたのが、
「ファイト!」。

【ファイト!の歌詞、抜粋】
=========================
ファイト!闘う君の唄を
闘わない奴らが笑うだろう

ファイト! 冷たい水の中を
ふるえながらのぼってゆけ
=========================

何かやれば、必ず批判を受ける。
バカにされ、笑われることもある。

しかし、感情的になってはいけない。
客観的に受け入れ、分析し、
自分でベストと思う決断をする。

(仕事も人生も)
この繰り返しです。

以上、勝手に
「中島みゆき」アメトークでした。

なんだか、ズーンとしてきましたよ。

今週は、私も彼女の曲を聴いて、
仕事しようかな。
(よかったら、聴いてみてくださいね)

ではでは、仕事や日常のこと、
お互いにがんばりましょう。

ありがとうございました。

●追伸
いかがでしたでしょうか。

そう言えば、以前、
「福山雅治を勝手に分析して、プロ魂を学ぶ」メールを書いたところ、
好評でした。

Webに公開すると、炎上しかねないので、
読みたい方には、本当にお手数で申し訳ないのですが、
↓にアナタのメールアドレスを入れ、
「送信」をクリックしてお取りよせくださいね。

メールアドレス:

(解除できない迷惑メール等は、絶対にお送りしません。)

ではでは、以上です。
ありがとうございました。




正しい人と、正しくない人、どっちが、ごねるのか?

サーチマン佐藤です。
こんにちは。

最近、韓国との関係が、
非常によろしくないですね。

懸案事項は、数え切れないですが、
例えば、「レーダー照射事件」です。

連日報道されています。

もちろん、我々は、
日本人として注視すべきですが、

と、同時に、我々の人生や仕事でも
学ぶことがあるので、言及してみますね。

それは、
「正しい人」と「正しくない人」の振る舞い。

少し話が脱線しますが、
私は、自分の仕事や人生で、
最も役立った漫画は何か?と問われれば、

「ナニワ金融道」を上げます。

世の中の仕組みを、
これほどリアルに描いた漫画は、
他にない。社会勉強にもなる。

しかしだ。

この漫画、
あまりの下品さと汚い絵で、
愛読していると言えなかった。

当時、好きだった女性に、
たまたま発見されて、
「キャー、何これ?」と言われ、
必死に弁解したような(汗)。

だってねえ、登場人物に、
「肉欲 棒太郎」とか出てくるから、
下品極まりないですよ。

「エ〇漫画」と勘違いされた(苦笑)。

まあ、それはともかく、
この漫画に、こんな一節がある。

「正しい人と、正しくない人、
どっちが、ごねるのか?」と。
(これ、深い命題ですよ)

普通に考えれば、
正しい人が、ごねると思いますよね。

ごねるというか主張して、
正しくない人は、遠慮すべきだと。

しかし、この漫画は言います。

======================
「アホやのー。正しくない人が、
ごねるに決まってるやないか」

「相手の些細なことにインネンつけて、
話を本筋からずらして攻撃するんや」

「自分が正しいと思っている方は、
最悪、法廷で決着つければいい。
だから、ごねる必要もない」

(以上、ナニワ金融道、
帝国金融の飲み会での会話)
======================

「なるほど」と。

正しいと確信した時ほど、
用心深く振る舞うべきだなあと、
(若かりしサーチマン青年は)
教訓を得た。

例えば、会議での立ち振る舞い。

いくら正しくても、いや、だからこそ、
口の利き方には気をつける。

無礼を言ってはいけない。

(君が正しいかもしれないが)
「口の利き方は、問題だ」とか、
先輩に揚げ足をとられ、攻撃される。

アナタも、経験したことがあるでしょう。

この場合、
厳正で強い第三者がいればいい。
最悪、法廷でもいい。

本筋をとらえ、問題を切り分け、
何が正しいのか、ジャッジしてくれる。

しかし、そうでないと、
結局、わけわからなくなる。

「どっちもどっち、おあいこだね」
みたいな(苦笑)。

しかし、狙いはそこ。

話戻って、今回の韓国の
「レーダー照射事件」である。

韓国政府は、当初、
「レーダー照射していない」
「漁船用捜索レーダーは出した」
「天気が曇っていた」
「無線が聞き取れない」
「距離が近すぎた」

と言っていた。

しかし、それら全てが嘘とバレると、
論点をすり替えてきた。

「日本が、騒ぎすぎることが問題だ」
「非公開で協議すべき、誠意がない」
「北朝鮮の遭難を助けて悪いのか?」

まさに、でしょ。

私は、この問題の本筋は、
日本の排他的経済水域で、
何故、韓国や北朝鮮の船がいたのか?
だと思っていますが、

マスコミでは、
こういう報道しないんですよね。

日替わりで、
その日の日本、その日の韓国の
発言ばかり。

まあ、それは置いといて、
とにもかくにも、我々の人生や仕事でも、
こんな場面は出てきます。

生きた教材として、教訓を得ましょう。
日本人として見守りつつね。

ではでは、
またお会いしましょう。

ありがとうございました。

●追伸
韓国の諺で、
『泣く子は、餅を一つ余計もらえる』
というのがあるそうです。

それを聞いた時、私は、
「えっ!?逆じゃないの?」と思ったのですが、
韓国の方と仕事している読者が、
こんなお便りくれました。

【読者から】
=============================
『泣く子は、餅を一つ余計もらえる』
これは本当だそうです。

意味も「ダダをこねると要望が通じる」
みたいな意味であっています。

それと、最近の日韓間の問題ですが、
「いろいろ考えはあるからねぇ、
あまり(日韓の問題は)聞きたくない」
ということでした。

聞いた人の背景は、
・50代 後半
・在日 20年
・家族は韓国
・年に2回は韓国に帰る
という感じです。
=============================

今回の事件は、「泣く子は・・」の気質と
今の政権が化学反応した結果ですかね。

我々の業界には、
日本で働いている韓国の方も多いです。

最近の風潮、どう思っているのですかね?
けっこうな問題ですもんね。

よかったら、お便りくださいね。




新年のご挨拶。照れますが「日本をいい国に」

サーチマン佐藤です。

新年、明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。

いかがお過ごしでしょうか。

私は、田舎に帰り、雪景色をみつつ、
お雑煮とおせち料理を食べて、
初詣に行く・・・・という、

ごくごく普通に、
日本人らしく過ごしてました。

さて、今回は、
年明け早々なので、
視野広く、国際情勢の話などから、
新年の決意でもしてみますね。

いってみましょう。

最近では、米中の対立が、
いよいよ深刻になってきました。

日本のマスコミは、
米中による貿易、5Gの主導権争い
みたいな報道ですが、
私は、違った見方です。

というのは、日本では、
全く報道されませんが(苦笑)、
昨年10月、米ペンス副大統領は、宣言しました。
https://www.youtube.com/watch?v=bmgSFzIyDZs&t=1420s
(時間ある人は、見てください)

この宣言を聞けば、アメリカは、
「ルールを守らない奴(国)は潰す」と、
新しい冷戦時代である、と。

つまり・・・

・為替操作
・技術移転の強要
・知的財産のパクり

さらに・・・
・宗教の自由もない
・発言の自由もない
・人権は無視する

そんな中国共産党を、
潰すと言っています。

もちろん、
アメリカ目線ではあるけど、
我々にも、うなづける部分は大いにある。

例えば、言論の自由です。

安倍総理でもトランプ大統領でも、
我々は、批判できる。

しかし、中国版のTwitter
微博(ウェイボー)で、
習近平氏の批判したら、
マジに監獄に収容されます。

我々の業界で言えば、
サイバー攻撃、ソースコードの開示強要、
アプリにバックドア機能を仕込むとか、
メチャクチャな話もあった。

最近のファーウェイも然(しか)り。

個人的に言えば、

私の技術レポートも、中国にパクられた。

※あまりに悔しいので、
画面キャプチャはとってある。

でも、どうすることもできない。

自由主義経済は、あくまでも、
公正なルールの下で行われるもの。

そのルールを破っては、試合にならない。

サッカーに例えれば、日米欧で、
サッカーやろうって言っているのに、

ボールを手で持つ、相手を殴る、
なんでもありが、中国共産党。

ついでに言えば、
ゴールポストを動かすのが韓国。

いわゆる徴用工問題や、
最近のレーダー照射問題、
呆れた人も多いでしょう。

で、そんな中での日本です。

中・韓だけでなく、時には、
アメリカだって、
無理難題を言ってくる。

この難しい状況で、
我々、普通の日本人は、
ひとり一人で何ができるのか?

私は、
「日本人らしい」精神と教養を高める。
これに尽きると思っています。
(あくまで、ひとり一人の範囲ね)

隣国がどうなろうと、
超大国がどうなろうと、

本物の人材を輩出し続ける国は、
多少の紆余曲折はあっても、
長い目でみれば、強い国になる。

考えてもみてください。

我々の祖先は、
維新と戦後、ゼロから短時間で、
キャッチアップした。

その理由は、日本の国民ひとり一人、
平均的な民度や教養が高かったから。

・勤勉な職人気質。
・清廉な道徳心。
・公平で無私な心。
・温厚で誇り高いこと。

世界に誇る
「日本人らしさ」です。

確かに、最近の状況をみれば、
「中国・韓国、気分悪い」
「政府、なんとかしろ」
批判したい気持ちもわかる。

しかし、全く自分を棚上げして、
批判だけするのもよくない。

まずは、自分自身の価値を高める。
(その上で批判するなら、まあいい)

そう。

ウソやパクリでない、
本当の価値を高める。

幸いにも、日本には、
まだまだそういう風潮が生きている。

「信頼できる」
「モラルが高い」
「安全で清潔」

「日本人て何て優秀なんだろう」と、
世界に言わしめるのです。

明治になって、日本を訪れた外国人は、
日本人の正直、親切、清潔、気品を
褒め称えました。

例えば、エドワード・S・モースは、
「人々が正直な国は、実に気持ちがよい」
と言った。

戦後、最貧国状態から、
新幹線を開通させ、東京オリンピックを開催。
たった19年です。
世界は、日本に驚愕しました。

次は、我々の番です。

「日本人らしさ」
・・・・いや、もっと簡単に言えば、

「きちんと生きよう」と、
言い換えてもいい。

・勤勉な職人気質。
・清廉な道徳心。
・公平で無私な心。
・温厚で誇り高いこと。

「企業は人なり」同様、
「国も人」です。

国のレベルって、結局は、
国民ひとり一人のレベルでしょ。

「きちんと生きよう」って、
私に言えるほど資格があると思わないし、
普段は、言う勇気もない。

でも、新年明けて、この状況の中で、
そんな気持ちで仕事しようって、
初詣の神社で決意してみました。

加えて、
お雑煮、おせち、温泉、ご飯、味噌汁、
美しい風景・・・・と。

たまに嫌いになるけど、
結局は、私、日本が大好きなのです。
(告白みたい、笑)

ではでは。
今年もよろしくお願いいたします。

ありがとうございました。

●追伸
我々の仕事仲間には、中国も韓国の方もいる。
実際、最近の自分の国のこと、
どう思っているのでしょうか?

よかったら、是非、
ご意見お聞かせくださいね。