正しい人と、正しくない人、どっちが、ごねるのか?

サーチマン佐藤です。
こんにちは。

最近、韓国との関係が、
非常によろしくないですね。

懸案事項は、数え切れないですが、
例えば、「レーダー照射事件」です。

連日報道されています。

もちろん、我々は、
日本人として注視すべきですが、

と、同時に、我々の人生や仕事でも
学ぶことがあるので、言及してみますね。

それは、
「正しい人」と「正しくない人」の振る舞い。

少し話が脱線しますが、
私は、自分の仕事や人生で、
最も役立った漫画は何か?と問われれば、

「ナニワ金融道」を上げます。

世の中の仕組みを、
これほどリアルに描いた漫画は、
他にない。社会勉強にもなる。

しかしだ。

この漫画、
あまりの下品さと汚い絵で、
愛読していると言えなかった。

当時、好きだった女性に、
たまたま発見されて、
「キャー、何これ?」と言われ、
必死に弁解したような(汗)。

だってねえ、登場人物に、
「肉欲 棒太郎」とか出てくるから、
下品極まりないですよ。

「エ〇漫画」と勘違いされた(苦笑)。

まあ、それはともかく、
この漫画に、こんな一節がある。

「正しい人と、正しくない人、
どっちが、ごねるのか?」と。
(これ、深い命題ですよ)

普通に考えれば、
正しい人が、ごねると思いますよね。

ごねるというか主張して、
正しくない人は、遠慮すべきだと。

しかし、この漫画は言います。

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「アホやのー。正しくない人が、
ごねるに決まってるやないか」

「相手の些細なことにインネンつけて、
話を本筋からずらして攻撃するんや」

「自分が正しいと思っている方は、
最悪、法廷で決着つければいい。
だから、ごねる必要もない」

(以上、ナニワ金融道、
帝国金融の飲み会での会話)
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「なるほど」と。

正しいと確信した時ほど、
用心深く振る舞うべきだなあと、
(若かりしサーチマン青年は)
教訓を得た。

例えば、会議での立ち振る舞い。

いくら正しくても、いや、だからこそ、
口の利き方には気をつける。

無礼を言ってはいけない。

(君が正しいかもしれないが)
「口の利き方は、問題だ」とか、
先輩に揚げ足をとられ、攻撃される。

アナタも、経験したことがあるでしょう。

この場合、
厳正で強い第三者がいればいい。
最悪、法廷でもいい。

本筋をとらえ、問題を切り分け、
何が正しいのか、ジャッジしてくれる。

しかし、そうでないと、
結局、わけわからなくなる。

「どっちもどっち、おあいこだね」
みたいな(苦笑)。

しかし、狙いはそこ。

話戻って、今回の韓国の
「レーダー照射事件」である。

韓国政府は、当初、
「レーダー照射していない」
「漁船用捜索レーダーは出した」
「天気が曇っていた」
「無線が聞き取れない」
「距離が近すぎた」

と言っていた。

しかし、それら全てが嘘とバレると、
論点をすり替えてきた。

「日本が、騒ぎすぎることが問題だ」
「非公開で協議すべき、誠意がない」
「北朝鮮の遭難を助けて悪いのか?」

まさに、でしょ。

私は、この問題の本筋は、
日本の排他的経済水域で、
何故、韓国や北朝鮮の船がいたのか?
だと思っていますが、

マスコミでは、
こういう報道しないんですよね。

日替わりで、
その日の日本、その日の韓国の
発言ばかり。

まあ、それは置いといて、
とにもかくにも、我々の人生や仕事でも、
こんな場面は出てきます。

生きた教材として、教訓を得ましょう。
日本人として見守りつつね。

ではでは、
またお会いしましょう。

ありがとうございました。

●追伸
韓国の諺で、
『泣く子は、餅を一つ余計もらえる』
というのがあるそうです。

それを聞いた時、私は、
「えっ!?逆じゃないの?」と思ったのですが、
韓国の方と仕事している読者が、
こんなお便りくれました。

【読者から】
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『泣く子は、餅を一つ余計もらえる』
これは本当だそうです。

意味も「ダダをこねると要望が通じる」
みたいな意味であっています。

それと、最近の日韓間の問題ですが、
「いろいろ考えはあるからねぇ、
あまり(日韓の問題は)聞きたくない」
ということでした。

聞いた人の背景は、
・50代 後半
・在日 20年
・家族は韓国
・年に2回は韓国に帰る
という感じです。
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今回の事件は、「泣く子は・・」の気質と
今の政権が化学反応した結果ですかね。

我々の業界には、
日本で働いている韓国の方も多いです。

最近の風潮、どう思っているのですかね?
けっこうな問題ですもんね。

よかったら、お便りくださいね。