月別アーカイブ: 2014年1月

茶髪のギャルでも売り上げを伸ばすビジネスの真理は?

サーチマン佐藤です。
こんにちは。

先日お伝えしたとおり、
私は「ジャパネットたかた」から、思わず
トルネオという掃除機を購入してしまった。

で、先週末に届いたんですよ。
そのトルネオくんが。

早速使ってみると、
ウィーンウィーンって吸引力抜群。
ゴミ捨てボタン一つで簡単。

素晴らしい。

高田社長の言っていた通り、
ワクワクして掃除しているのですが・・・・・・

ん?

これと似たような経験が、過去にもあった。
(と思い出したわけで)

その経験、当時のメルマガにも書いていたので、
今日は、アーカイブとして掲載してみますね。

そのメルマガを読んで頂き、
前回の最後に言った、

「今後のビジネスの真理」

のヒントを考えてみましょう。

では、いってみますね。

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【メルマガ】2010年に配信したもの
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実は最近、
私も急に「iPad」が欲しくなった。

その理由は・・・・

私は普段からニュースを
パソコン(レッツノート)で見ています。

ちなみに、「レッツノート」って、
パナソニック製の軽くて頑丈なノートPC。

ご存知ですよね。

でもね、でも、でも。

やっぱりニュースだったら、
寝そべりながらリラックスして、読みたい。

いくら「レッツノート」が軽くても、
そりゃー無理がありますよ。

キーボードもあるし。

(「だったら紙で読めよ!」って話は、とりあえず置いといて)

実際、何回か寝そべってやってみましたが、
寝違えてクビがつりそうになりましたよ(苦笑)。

これじゃあ、
「レッツノートしてねえなあ~」と、
自分にツッコミました(苦笑)。

当たり前ですが、(名前は、レッツノートでも)
あれはノートじゃなくてPCです。

そこで、「iPad」。

「キーボード」無いし、雑誌並みに軽いから、
凄くリラックスできそう。

「ページめくり」だって、
指で「ツーッ、ペラッ」「ツツーッ、ペラペラッ」って、
楽しそうじゃないですか。

もう、ワクワク、ワクワク。
妄想が膨らむ膨らむ(笑)。

だから、「iPad」
すっげー欲しくなってきたんです。

でもね、そうは言っても、私も
それほど単純じゃありません(笑)。

けっこうな値段するし、敢えて今必要でもないし、
「まだまだ、我慢しとこ」
そんな気分が90%だったんです。

そう、(今から話す)あの出来事までは。

で、まー、「iPad」を買う予定はないけど、
とりあえず都内の某家電量販店に行ってみました。

そこには、「iPad」の展示品があって、
「16G」「32G」「64G」の3タイプが売られていた。

予備知識もないので、近くにいた
メガネの出来そうな店員に聞いてみたんですよ。

その時の会話・・・

メガネ店員:「お客さん、それはメモリーですよ」
私:「RAMのことですか?」

メガネ店員:「いや、これは、そもそもパソコンではありませんから」
私:「えっ?」(いや、例えて言ってくれてもいいのに)

メガネ店員:「つまり、フラッシュメモリーです」
私:「あー、だったら、パソコンで言うハードディスクのことですよね?」

メガネ店員:「いや、お客さん、さっきも言いましたがパソコンじゃないんです!」
私:「パソコンじゃないけど、データは16G分保存できるんでしょ?」

メガネ店員:「データは保存できませんよ」
私:「えっ?」

メガネ店員:「パソコンじゃないですから」
私:「・・・・」

と、まあ会話が噛み合わずに終了。

パソコンに例えて説明を聞いちゃだめなのか?

今でも、思い出すとイライラしてくるんですけどね。

で、最後の極めつけがこれです。

(さっきも言ったように)私としては、「iPad」を、
夜疲れてベッドで横になり、ニュースを読みつつ、
寝る寸前に電源を落とす。

朝は、パッと電源入れて、すぐにニュースを読む。

そんな使い方をイメージしているから・・・・

「iPad」の電源ってどうやって落とすのかな?
をチェックしたかった。

だから実際に、「iPad」の上のボタンを長押しして、
「ブチー」って電源を切ってみたんですよ。

そしたらね、
その例のメガネ店員が、すっとんできて、

メガネ店員:「お客様、電源は切らないでください」
私:「電源落としちゃダメなんですか?」

メガネ店員:「いやー、一応、電源つけとく規則ですから・・」
私:「えーっ?!」

それだって使い方の一つでしょ?
使い方の説明して欲しい。

たったそれだけのことだったのですが・・・・

そんなことがあって、さっきまでの「ワクワク」感が、
急に冷めてきちゃいましたよ(しょんぼり)。

これ、私の感覚がおかしいの?
「iPad」ってこういう売り方してんの?

と色々考えました。

でも何か違うと思ったんで、ちょっと足を延ばして本家の
「アップルストア」に行ってみた。

そしたら今度は、
ジーンズに青Tシャツの

キャバ嬢系のギャル女子店員が
応対にやって来てね・・・・

最初見た時、正直
「アチャー、こりゃ駄目だ」(汗)って。

でもね、質問してみると、意外や意外(失礼)、
きちんと答えてくれるんですね。

例えば、私が疑問に思っていた
「電源切る」ことについてだって・・・・

————————————————–
お客様、確かに長押しすれば電源は切れますが、
普通は電源を入れっぱなしにしておきます。

パソコンじゃなくて、携帯電話の感覚でいてください。

電源切らなくても、パソコンより全然長持ちしますし、
このボタンを「ピッ」と押すと、すぐに何でも起動するんですよ。
楽しいでしょ。
————————————————–

こんな感じで、凄くわかりやすく説明してくれた。
さらに、最後に

「私、マックが大好きなんです。(←ハンバーガーじゃないからね、一応)
だから、このiPadもすぐに買ったんですよ。買って全く後悔ないです。
楽しすぎて、私、バカだから、ベッドでiPad使って、
そのまま一緒に抱いて寝てるんですよ。」

と言ってるんですね。

「えっ、一緒に寝る?本当におバカ?」(笑)
と思わないこともなかったですが、

でもね、彼女が凄くワクワクして
楽しく使っているのは伝わりました。

だから、私としても自然と

「おー、これだよ。これ、これ!」
「この感覚。やっぱ、こーでなくちゃ」

って気分になってきて、
すぐに購入予約したんです。

ついさっきまで、
「高いから、まだいらない」と思っていた私が。

だからね、これは、
そのギャル店員に対して払ったお金でもあるのです。

気持ちのいい対応をしてくれた店員に払うのは、
こちらも気持がいいですからね。

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さて、こんなメルマガを2010年に出したのですが、
覚えている人、いるでしょうか?
(いや、覚えてなくてもいいですが)

このトピックスからも、
私が言いたいことが伝わるかと。

さて、今後のビジネスの真理は?

次回、この続きをお伝えしますので、
アナタも考えてみてくださいね。

ではでは。
ありがとうございました。

またお会いしましょう。

●追伸
正直に言うと、この出来事まで、
私は、ちょっとギャルという人種が苦手でした。
(って言うか、あんまり接したことがないし)

何故なら、何も考えてなさそーだし、あのメイクだし、
自分勝手な人たちなんだろーなー、と。

ごめんね。

でもね、この出来事ののち、
案外「いい子」が多いのかも、と思うようになりました。
だって、あんなに熱心に説明してくれたからね。

商売だから当然?

でも、商売でも熱心じゃない人もいるでしょ。

私は「何でも体験したほうがいいよ」って他人に言っている割には、
自分こそ、バリヤー張っていたなあ、と。

当時は、凄く反省したもんです。

自分が嫌いな人にも、たまにはトライしてみないと、
真実はわからない。

何もしなけりゃ、新しい発見もない。

改めて肝に銘じた出来事でした。

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「ジャパネットたかた」の結果

サーチマン佐藤です。
こんにちは。

さて先日、
過去最高益の「ジャパネットたかた」を勝手に分析する
というメルマガを出しましたね。

そのメルマガの最後、
アンケートをお願いしたのですが、
結果は、以下の通りになりました。

——————————————
アナタは、「ジャパネットたかた」で
購入したことがありますか?

買ったことがある  124票
買ったことがない 1011票

——————————————

今回は、
本当に本当に沢山の方が
アンケートに協力してくれました。
(史上最高です)

感謝感謝です。
ありがとうございます。

それに伴い、お便りもメッチャ貰っていて、
嬉しい限り。

週末、2時間くらいかけて全部読みました。
全く返信できていませんが、どうぞお許しくださいね。

さて、このアンケート結果ですが、
少し意外でもあり、
でも、少し安心したような。

何故、安心したのかは、おいおい話しますが、
まあ冷静に分析していきましょうね。

まず、最初の仮説としては・・・・

「ジャパネットたかた」の商品はそんなに安くない。

従って、ネットを普段から駆使して、
そういう比較調査ができる人、

つまり、このメルマガの読者は、
ほとんど購入しないのでは?

というものでしたね。

でも、アンケートをみると、
世間一般の数字はわかりませんが、
まあ、そこそこ購入していますね。

つまり、比較調査ができるリテラシーがあるのに、
値段だけで判断しない人も一定数いるということ。

それを裏付けるように、こんなお便りがチラホラ。
——————————————–
やはり高田社長の売り込みはすばらしい。
つい買いたくなります。

しかも、それ程損はしてません。
高田社長への信頼感です。

——————————————–

でも、一方で、
こんな意見も多かった。
—————————————-
テレビのみを情報源とする高齢者向け。
超高齢者社会ですから、
それで儲かるのも頷けます。

—————————————-

さらには、こんな意見も。
—————————————-
リサーチ力がある方は、
購入しないと思います。

情報収集力のない方は、
あの番組が宣伝する(そうでもない)
安さを信じて購入しているのかなーと。

—————————————-

さらにさらに、こんな予言する人も。
—————————————-
情報がいきわたり、
情報を調べる人が増えれば、
破たんするビジネスモデルです。

—————————————-

要するに、
詐欺とは言いませんが、

消費者に対しては、
「一番安くないのに買っちゃって~」という憐みであり、

会社に対しては、
「安くないのに儲けている」という怒りですかね。

まあ、ちょっと言い過ぎかもですが、
(確かに、賛否両論あったけど)
こんな感じで、
賛成よりは、批判のほうが多かった。

ちなみに私もね、
「なんとなく高いのかな~」と思っていたわけで・・・・

でも、こういう分析をやるからには、
(責任とって)

今まで適当に流していた
ジャパネットたかたのテレビCM、
今回、じっくり真剣に見てみたのです。

すると・・・・・

(テレビから)
ジャーン!

はーい、皆さん
「ジャパネットたかた」から、
お得な情報ですよー。

と高田社長の甲高い声。
(私は冷めた目)

「トルネオ」という掃除機の
説明が始まったのです。

そして実演とともに、

「吸っても吸っても、吸引力は99%」
「その秘密は・・・・」

「しかもゴミは、遠心分離器でぐんぐん・・・・」
「五分の一に圧縮。ポンと捨てるだけ」

「暗い所も、ノズルとライトで、ピッカピカ」
「しかも、このお値段」

こんな説明が、
高田社長の甲高い声で響き渡った。

たった3分くらいでしょうか。

そしたらね、
サーチマン佐藤、不覚にも、
分析するどころか、

「素晴らしい!」と感動し、
その場で注文してしまいました(笑)

だって、高田社長の説明、
本当にわかりやすいし、一生懸命なんだもの。

ちょうど掃除機も古くなってたしね。

買っちゃった(苦笑)。

・・・とは言いつつも、翌日冷静に考えると、
そりゃ衝動買いだったわけで、
一応、ネットで調べてみたのです。

そしたらね、確かに最安値じゃないけど、
極端に高いわけじゃない。

ってか、そもそも、その掃除機が、
ジャパネットたかたモデルになっていて、
おまけもついてくるので、
正確に値段比較できない(苦笑)

まあ、この比較できないところが、
戦略なのでしょうが、

でもね、
戦略とわかっても、
「このやろー」とは全然思わなかった。

むしろ、
「高田社長、ありがとう」という気持ち。

注文を終えてね、
明後日には我が家に、
「トルネオ」掃除機が届くのですが、

凄くワクワクしている。

だって、
「吸っても吸っても、吸引力は99%」
「ゴミは五分の一に圧縮。ポンと捨てるだけ」

このフレーズが強烈に残っていて、
トルネオで掃除して試してみたくて、
たまらないのです。

・・・・まさか、こんな自分になるとは(苦笑)

まあ、作戦にはまっていると思う人も多いでしょうが、
でもね、今回の(分析じゃなくて)体験を通して、
私は、今後のビジネスの真理を見た気がするんですね。

それは何か?
(ここからは分析)

ちなみに、
情報リテラシーの弱い人を集めて、
「安い」と信じ込ませて売るとかじゃないですからね。

そんな陳腐なものではありません。

この真理は、
我々IT業界、システム開発の仕事にも、
簡単に応用できる鍵が隠されていると、
私はみています。

でも、今回は少し長くなったので、
今日は、ここまで。

私も他にやることがあるので、
ペンをおきますね。

次回、またお会いしましょう。
ありがとうございました。

●追伸
「SEの理想郷」コンテンツをお取り寄せした方へ

昨日、
「会社で自立している人に質問してみましょう」
というメルマガを出しました。

あのクリック回答お願いしますね。

今のところ、反応薄いですし、
あまり興味ないようなら、
あのシリーズの特別メルマガは止めますので。

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過去最高益の「ジャパネットたかた」を勝手に分析する

サーチマン佐藤です。
こんにちは。

テレビショッピングでお馴染みの
「ジャパネットたかた」という会社をご存知でしょうか。

あの甲高い声の「高田社長」が有名ですね。

その「ジャパネットたかた」、
もともとは長崎の小さなカメラ店から始まったのですが、

あれよ、あれよと業績を伸ばし、
昨年末、ついに過去最高益を達成するとの
見通しを発表しましたね。

おめでとうございます!
(って、私はファンでもなんでもないですが)

その額・・・・・

売上1420億円
利益 250億円

それに対して、
社員数 500人。

(アナタの会社と比較してみてください)

・・・・凄いでしょ。

さて、何故、こんなに凄いのか?

私も以前から気になっていたのですが、
今日は、我々のビジネスセンスを磨くためにも、
一緒に考えてみようかなと。

まずですね、
「ジャパネットたかた」は、自分で商品を作っていない。

メーカーが作った商品を仕入れて、
宣伝し、注文を受け、発送する。

きわめて
単純なビジネスモデル(笑)

しかもですね、
その商品は決して安くない。

高田社長は、テレビショッピングで、

ジャーン!
「なんと、このお値段!」と絶叫していますが(笑)、

でもね、同じ商品を、
アマゾンや価格.comで比較すれば、

そんなに安くない(苦笑)。

つまり、
他の量販店でも売っているし、
ネットでも売っている商品を扱い、

しかも、その値段は安くないのです。

なのに、儲かる。
不思議でしょ。

ある意味、羨ましい(笑)。

さて、その謎を一つずつ解いていきたいのですが、
まず、そのカギは、
ターゲッティングじゃないかと。

つまり、誰に売るのか?という戦略。

そこで、今日はまず調査です。

是非、アナタにも協力して欲しいのですが・・・・

先ほど、
アマゾンや価格.comで比較すれば、
そんなに安くないと言いましたね。

アナタも同意してくれたと思うのですが、
でもね、よくよく考えれば、

「そんなに安くない」と思う人は、

ネットを普段から駆使していて、
そういう比較調査ができる人。

つまり、このメルマガの読者です。

従って、このメルマガの読者で、
「ジャパネットたかた」で買い物した人は、
極めて少ないのでは?

何故なら、このメルマガの読者は、
ネットを駆使して比較する人が多いから。

これが、私の仮定です。

そこで、最後にアンケートのお願いです。

このアンケート結果がないと、
次回始まらないので、
是非、ご協力お願いしますね。

アナタは、
「ジャパネットたかた」で購入したことがありますか?

買ったことがある

買ったことがない

そのほか

次回、このアンケート結果を踏まえ、
さらなる勝手な分析を進めていきましょう。

お楽しみに。

ありがとうございました。

●追伸1
ジャパネットたかたの
システムは自前主義。

SEも自前で、非常に重要視されているとか。

このメルマガの読者で、
「ジャパネットたかた」の方がいましたら、
是非メールくださいね。

個人の秘密は厳守しますので。

●追伸2
東京で実施する
「SEが自立・独立するための勉強会」
にお申込みされた方は、
プロフィールを送ってくださいね。

●追伸3
アンドロイドの勉強
始めてくれた人が多く、嬉しいです。

ただね、最初の環境作成で、
エラーになる人のほとんどの原因は、
テキスト通りにやってないからです。

まずは、テキスト通りにやってみてくださいね。
応用は、その後でいいですので。

 

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