労働倫理の革命で、IT業界は既に二極化なのか

サーチマン佐藤です。
こんにちは。

さてさて。

IT業界の新しい労働倫理について議論し、
前回は、「論より証拠でいきましょうか」と話しましたね。

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もう議論はやめて、論より証拠でいきましょうか
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今までの議論では、
ずーっと

「時間主義」か
「成果主義」か

と誤解された面もありましたが(苦笑)、

でもね、
前回のメルマガで、

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「1日8時間の作業量を提供する契約で、
その8時間を自分のスケジュールの中で、
自由に割り当てればいい。」

「企業から見たら8時間の仕事でも、
実際は4時間で終えてしまうこともある。
【時間】というご褒美がもらえる」

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↑こう述べたわけですが、

この文章が、
スーッと腑に落ちたようで、

多くの人の
誤解が解けたようです。

よかったあ。

だったら、
「最初から、そう言え」って話ですが(苦笑)、

色んな角度からの議論も必要というか、

まあ、まあ、
許してくださいませ。

でも、議論は着実に進んでいる。

そう。

仕事なんだから、
なんらかの成果を出すのは当たり前で、
問題は、やり方。

でね、前回のメルマガでも
沢山のお便りを頂いたのですが、

それらを拝見すると、
どうも二極化している印象を受けました。

例えば、こんな感じ。

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会社組織に属すと、
「自由にスケジュールを決めて、成果で報酬を受ける」ことは、
とても難しい事です。

PMやPLを経験した方なら、
全てを通信のみで賄うことの難しさは、
ご理解頂けると思います。

また、
「任せたのに出来ていません」では、

全体に迷惑が掛かりますので、
しっかり自己管理が出来る人間でなければ、
自宅勤務を許可できません。

朝は寝坊、昼は「夜やればいいや」、
夜は酒飲んで寝てしまう…

技能スキルは高くても、
自己管理が出来ない人が、

なんと多いことか。

そして、評価が難しく、
「この人はOK,この人はNG」では、
現場は不公平感が蔓延していきます。

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・・・・・確かに。
一理ありますね。

このように
会社として組織として、

その難しさを訴えるお便り、
多数頂いています。

また、個人的な難しさを述べてくれた
お便りも多かった。

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できれば、自分でスケジュール管理できた方が
いいと思ってはいますが、

やり方がわからないといいますか…
なんか歯痒いのです。

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理屈でわかっても、

個人の感覚もついてこないし、
会社としての難しさもある。

そう、だから、
「まだ、時期尚早なのでは?」
という声が多い一方で、

全く反対の意見も
チラホラとあるんですよ。

例えば、こちら。

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私は佐藤さんのご意見に賛成です。
というか私自身が佐藤さんの

メルマガに書いてあるような働き方をしています。

私はIT企業でPMO的な組織のマネージャをやっていますが、
多い時は週3日を在宅勤務にしています。

自宅での労働環境ですが、
PCは会社から貸与されたノートPCを家に置きっぱなし。

会社では高スペックなデスクトップ型を使っています。

自宅にあるノートPCからは会社のイントラネットに入れます。

また、携帯電話も会社から貸与されていますが、
この電話は内線につながります。

私の主な仕事は、手順書、マニュアル、テンプレート、
組織プロセス、SE用トレーニングの教材を作る
いわば執筆活動なので、

このような環境にいると、
家にいても会社にいてもなんら変わらないといというのが実感です。

実際、メールや電話でのやりとりをする限りにおいては、
相手は私が出勤していると思っています。
(↑ここ可笑しいですね、笑 by サーチマン)

だから、
「ちょっと説明しないと分かりにくいので、
今からそちらに伺ってもよろしいですか」とか言われて

「あ、実は今、在宅勤務なんです」って、
やりとりはしょっちゅうです。

自宅での生産性は
会社にいるときとは比べものにならないくらい高いです。

というか、会社にいると、
今日もだらだらと時間を過ごしているなあと実感します。

在宅勤務のときは7時くらいから仕事を始めて、
14時過ぎには終わりにしています。

集中して執筆をすると、
これくらいの時間が限界になります。

通勤時間が往復4時間もかかるので、
とても助かります。

ということで、在宅勤務日には

半日休暇を取ったような時間が手に入ります。

出勤する日は主に
部下や関連組織と直接会って
コミュニケーションに費やしますので、
もの作りはもっぱら家で行っています。

こういう労働形態を認めてくれている
会社にはとても感謝しています。

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転職したくなったでしょ?(笑)

まさに、
「時間のご褒美」を手にしているし、

そして最後に、
「会社にはとても感謝」と述べていますね。

これぞ、Win-Winの関係で、
革命後の姿かもですが・・・・

もしかして、この業界では、既に、
地殻変動というか、
二極化が起きているのではないでしょうか。

今回の議論を通じて頂くお便りは、
あまりに両極端に分かれてしまっている。

さて、どっちがいいのか?

まあ、アナタの人生なので、
アナタが選ぶべきことだけど、

お便りを見る限り、
女性に限って言えば、

「自分でスケジュールを組みたい」人が、
ほぼ100%な感じはしますね。

女性は男性に比べ、出産等々あるし、
固定観念に囚われることなく、

「時間の大切さ」
を肌で感じているのでしょうか。

ちなみに、ある女性からは、
こんなお便りも。

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私自身、個人事業主として10数年経ちました。

きっかけは「短時間で高収入を得る」ため(笑)。

今は「自由な時間を得る」ことが
最大のメリットだと思っています。

会社に縛られない働き方について、
他の方の実例も非常に興味があります。

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先日メルマガで紹介した女性同様に、
逞しさを感じるでしょ(笑)

そう。既にもう、
革命は起きているのかもしれません。

そういえば、昨年紹介した、

会社に行かず、自宅で仕事して、
100%時間を思い通りに使い、

企業から普通に受注して、
高い収入を得る人達のこと、

覚えていますか?

私が思わず
「SEの理想郷です」と
叫んでしまった仕事のやり方ですが、

この方たちと私は、実は
こっそり勉強会していたのですが、
そこで強く感じることは、

確かに革命は起きつつありますが、

「待っていても絶対に革命は起きない」
ということ。

アナタ自身の技量を磨き、
アナタ自身の信頼性を高め、

新しい労働倫理を周りに伝えていく。

その際、必要なら、
サーチマンのメルマガを
転送してもらってもいい(笑)

上記のお便りにもありましたが、
お客さんに対して、
「実は今、在宅勤務なんです」って伝えても、

お客さんは、
「家にいるのか?ふざけんな!」と
アナタを責めたりしない。

むしろ効率的にやっていると見なしてくれる。

そんな時代がきているのです。

たぶん、まだ9割以上の人は、
昔の労働倫理を引きずっているし、
それは、時代の流れで仕方がないこと。

でもね、新しい労働倫理に気づき、
行動に移している人も出てきている。

まずは「論より証拠」。

もっと聞いてみたいでしょ。

期待してください(なんて、笑)。

いえ、まじめに私自身も興味があるし、
少し火もついたし、
(だって、凄く応援もあるので)

もう少し証拠も集め、
インタビューもして、
(もうすでにインタビューしてある人もいますが)、

もっと具体的に
アナタにお届けしていきますね。

一緒に勉強して、
アナタの新しい労働倫理を作り、
Win-Winの世界を作っていきましょう。

時代は変わっていきますので。

ではでは、またお会いしましょう。
ありがとうございました。

●追伸
今回の議論、本当に沢山のお便りを頂いています。
しかも長文が多い(笑)!

嬉しいです。

ただ、読むだけで精一杯で、
私からは全く返信できていません。

どうかご容赦ください。
すみません。

でも、引き続き、
どんどんお便り送ってくださいね。
(特に事例募集!)

今回のメルマガもそうですが、
皆さんのお便りで、
このメルマガは成り立っていますので。

よろしくお願いいたします。

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