社会系」カテゴリーアーカイブ

技術者には有名な、あのサイトの役員さんからの話

サーチマン佐藤です。
こんにちは。

@IT(アットマーク・アイティ)というサイトがあります。
ご存知でしょうか?

このサイトは、
インターネット技術について、
圧倒的な情報を発信していますね。

技術者なら、
一度は利用したことがあるでしょうし、
有名なサイトだと思いますが・・・・

実はひょんなことから、先日、
その@ITの運営会社の役員さんと知り合いました。

もちろん、最初はそんな偉い人とは知らず、
全くのプライベートで会話していたのですが、
そのうち、お互いに何をやっているか語るようになり、

ついには、
「え~、アナタは@ITの役員さんだったのですか!?」
と。

でね、さらに話をしていくうちに、
その役員さん曰く
「アナタ面白いから、一度会社に遊びに来ないか?」
と誘って頂くようになったんですね。

「えっ!?いいんですか?」
と嬉しいような気もしたのですが、

でもね、はたして

これをどう受け取っていいのか?

・・・・もしかして私、騙されてないですよね??(笑)

私としては、
@ITのサイト運営は非常に興味がある。

あれだけの情報量を発信するには、
かなりのライターさんが裏にいるはずですし、
執筆料を払わなくちゃいけないわけで、

その収入源はどうやって確保しているのだろうか?

広告かな?

でも、広告と言っても、今は単価が安いし、
あれだけのアクセスがあっても、
なかなか難しいと思うんですよ。

記事もほとんど無料のようですが、
でも、有料にした瞬間、
読者が激減するのは、私も知っていますしね。

私のように
個人で細々と情報発信しているのならともかく、
なにせ、あそこはせライターが多いでしょ。

わけが違う。

はたして、どうやって運営しているのか?
けっこう興味があります。

そこでね、その誘いをうけて、
今度@ITの運営会社を訪問してみようと思っていますが・・・・

う~ん。

(繰り返しで申し訳ないですが)
・・・・もしかして私、騙されてないですよね??(笑

いや、本当に失礼ですみません。

本当だと思っているのですが、

でもね、よーく考えてください。

私はただの個人なわけで、
そんな個人の訪問をOKしてくれるというか、
誘ってくれるってことが、

未だに信じられない。

アナタもそう思うでしょ?

もしかして、訪問した途端に監禁されて、
缶詰にされて原稿を強制執筆させられるのでは?
そんなビジネスモデルなのか?
なんて誇大妄想もしてしまうのですが。(笑)

すみません、本当に失礼ですね。

まあ、冗談はともかく、
まじめに多少のドキドキ感はあるんですよ。

でもね、こんな機会もないと思いますし、
行動しなくちゃ始まらないし、

自分の興味のおもむくまま、
あたって砕けろ精神で
訪問してみようかなあと思っています。

ところで、この訪問レポート
アナタは興味ありますか?

興味ある人が多かったら、
私もレポートにするつもりで、
訪問してきますので。

・おおいに興味がある

・少し興味がある

・どっちでもいい

・興味なし

・そのほか

※興味がない場合は、
何も書きませんのでご了承くださいね。

ではでは。
今日は、そんなところで。

またお会いしましょう。
ありがとうございました。

●追伸
沢山のお便り頂いています。
本当に本当にありがとうございます。

全く返信できていませんが、
全部読んでいます。

このお便りが励みになっていますし、
このお便りがないと、私も持ちません。

これからもどんどん送ってくださいね。

———————————————–
メルマガ購読は、こちらから
(登録後、解除する場合は、メルマガ内の解除クリックから簡単に解除できます)


 


※登録後、確認メールが届きます。
※このブログ以外の面白い話満載です。
———————————————–

このブログの簡単な感想・ご意見はこちらから
[contact-form-7 404 "Not Found"]

———————————————–

願望のジレンマに耐えられない心理、その流れでの戦術

サーチマン佐藤です。
こんにちは。

さて、前回のメルマガ
ぽっかり空いたマーケット。ジャパネットたかた続編」で、

「ジャパネットたかた」を例にとり、
「わかり易い言葉で、納得できる説明」
するマーケットが生まれている。

そんな話をしましたが、

これは、我々の業界にも言える話で、
「わかり易い言葉で、納得できる説明」する人材は、

しっかりコード書ける人材以上に、
重宝がられている。

お便りを拝見すると、ここまでは、
多くの方からも賛同頂きました。

ありがとうございました。

でもね、ここで一つの疑問が。

「わかり易い言葉で、納得できる説明」されても、
もっと安い店があったらどうするの?と。

例えば、「ジャパネットたかた」では、
高田社長の説明を聞いて、

「買いたい」と思っても、

価格.comや量販店で安く売っていたら、
あのビジネスモデルは成立するのだろうか?

そんな疑問ですね。

では、一緒に考えてみましょう。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【問い】人間の奥深くにある根本心理は何か?
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

まず当然ですが、
人が何か購入しようとする時、
色んな願望を天秤にかけて決めますよね。

例えば、私だったら、
高田社長の説明を聞いて、
「わかりやすいなあ、一生懸命だなあ」

「じゃあ、この社長から購入したい」と、
一つ目の願望が生まれる。

——————————–
※その経緯はこちら
「ジャパネットたかた」の結果
——————————–

でもね、(私含めて)大抵の人は、
「同じ掃除機なら、もっと安いところがあるのでは?」と。

二つ目というか、
もともとの願望も持っている。

さらに人によっては、

「性能がいい」とか、
「配達が早い」とか、

色んな願望を天秤にかけて、
最終的に購入判断するのですが・・・・

重要なのは、
その複数の願望に矛盾が出てきた時、

つまり一つの願望を叶えると、
別の願望を失うというジレンマに陥った時、

人はどういう心理になって、
どんな行動を起こすのでしょうか?

(ここが根本的に理解すべきこと)

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【心理】願望のジレンマに耐えられない
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

結論から言ってしまえば、

両立しなくなると、人間は
このジレンマに耐えられないのです。
心が不安定になる。

その結果、
一つの願望を優先し、
もう一方の願望を解消しようとする。

それで心の安定を図る。
これが心理パターンなんですね。

例えば、今回の話で言えば、

「高田社長から買いたい」
「一番安い所から買いたい」

この二つの願望が矛盾して両立しなくなると、
一方の願望に対して言い訳を探し、
願望を解消しようとする。

それで心を安定させる。

考えてみてください。

「高田社長から買いたい」
願望が優先している人は、

「一番安い所から買いたい」
願望を打ち消す(否定する)言い訳を探しますよね。

ここで「ジャパネットたかた」が巧みなのは、
その言い訳を色んな形で準備してあげていること。

一番安くないかもしれないけど、

「おまけつけますよ」
「金利手数料は、ジャパネットが負担しますよ」
「下取り1万円ですよ」

さらに言えば、
メーカーが作っている掃除機なのに、
他の販売店と比較できないように、

「ジャパネットモデル」まで出している(笑)

結果、一番安くないかもしれないけど、
「逆に、ありがとう」という気分にさせる。

この巧みさなんですね。

つまり、高田社長の説明によって、
「ここから購入したい」と新たな願望を作り、

「一番安い所から買いたい」願望との
ジレンマを生まれさせ、

そのジレンマに対して、言い訳を準備する。

この2ステップなんですね。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【例】我々の業界でどうやって使っていくのか
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

だから、もともと
「何が何でも最安値」と思っている人には、
ジレンマも生まれないので、この戦術は意味がない。

絶対に取りこぼしていけないターゲットは、
「安いほうがいいなあ」と思いつつも、
「高田社長から買いたい」とも思っている人達。

そのターゲットに対する戦術が、
上記の2ステップなんですね。

言われてみれば当たり前かもですが、
我々の業界で、出来ているでしょうか?

例えば、多くのお客さんは、
「安いほうがいいなあ」と思って、
我々と交渉してきますが、

それに対して、
「お客さんが安くと言ってるんだから、
安くするしかないだろ」と

素直すぎる(←もちろん嫌味、笑)
戦術をとっていませんか?

その戦術だと、利益を無くして苦しくなるだけ。
安くするのは、最後の最後。

まずは、ジレンマに持ち込める
新たな提案を考えてみる。

例えば、高田社長ばりの
わかりやすいプレゼンをするとかね。

そのジレンマを作った上で、
次は言い訳を準備してあげる。

難しいと思うかもですが、
案外、簡単ですよ。

例えば、私の上司がよくやっていた作戦は、
こんな感じ。

お客さん:「ちょっと(他社に比べて)高いなあ」
上司:「でも何かあったら、うちのエースの○○を投入しますよ」

これ一発です(笑)

これで、お客さんのジレンマは解消され、
気持ちよく発注となるパターンが多かった。

ちなみにですが、
「何かあったら」と言いますが、
実際は何もないことがほとんどだし、

何かあっても、めったにエースなんて出てこない。

要するに、心を安定させてあげてるだけ(笑)。

多分に心理的ではあるし、
無意識にやっている人も多いですが、

新たな願望を作り、
ジレンマが出たところで、
そのジレンマを解消してあげる。

このステップを、
あらためて意識することで、
自分の戦術がすっきり見えてくるはずです。

参考にしてみてくださいね。

ではでは。
またお会いしましょう。

ありがとうございました。

———————————————–
メルマガ購読は、こちらから
(登録後、解除する場合は、メルマガ内の解除クリックから簡単に解除できます)


 


※登録後、確認メールが届きます。
※このブログ以外の面白い話満載です。
———————————————–

このブログの簡単な感想・ご意見はこちらから
[contact-form-7 404 "Not Found"]

———————————————–

ぽっかり空いたマーケット。ジャパネットたかた続編

サーチマン佐藤です。
こんにちは。

昨日、東京は雪でした。
今日も、超寒いですねえ。

寒いの苦手だし、花粉症も来そうだし、
サーチマンには、ほんと試練の季節。

毎年2月と3月は、海外脱出したいなあ。
いつか、そんな仕事スタイル確立したいなあ。
と思う今日この頃頃ですが。

さて、週末に都知事選の話をしてみましたね。

そしたら、「ジャパネットたかた」の分析はどうなった?
というお問い合わせがチラホラ。

いえいえ、ご安心ください。

今日は、
「ジャパネットたかた」の話。

それにしても、このメルマガへの反響、
本当に本当に、沢山の方からお便り頂きました。

数が多すぎて、全く返信できていないのですが、
皆様からのお便り、全て読んで
私のエネルギーの源になっています。

ありがとうございます。

どうか、
今後ともよろしくお願いいたしますね。

では、続編いってみましょうか。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【復習】(従来の)ブランド戦略でもないのに、何故儲かる?
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

まず復習から。

「ジャパネットたかた」は、
昨年末、過去最高益を達成すると発表しましたが、

何故、そんなに儲かるのか?

例えば、一般的な通説として、

自社でサービスや商品を開発し、
他社に対して明らかに差別化する戦略、

いわゆる「ブランド戦略」ですが、

そいう戦略なら、
安売りする必要もないし、
いわゆる殿様商売もできて、

うまくいけば、
「儲かる」ビジネスにもなる。

例えば、ルイ・ヴィトンとか。

これは納得できるところでしょう。

でもね、「ジャパネットたかた」が扱っている商品は、
メーカーから卸してきた、ふつーのもの。

他の量販店でも売っているし、
ネットでも売っているし、

しかも、その値段は安くない。

なのに、何故、
たかたは儲かるのか?

ということでした。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【問い】情報弱者ビジネスなのか?
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

一つの仮説は、
高齢者などの情報弱者をターゲットにして、
一方的な情報を与え、

悪く言えば、騙して売っている。

「情報弱者ビジネス」
という見方もあるかと思います。

実際、お便りの中にも、

「情報がいきわたり、
情報を調べる人が増えれば、
破たんするビジネスモデルです」

という意見もありましたが・・・・

さて、どうなのでしょうか?

確かに、単純に考えて、
ネットで情報収集できるなら、

「同じ商品だったら、そりゃ
一番安いところから購入するでしょ」と。

言いたくなりますよね。
(私も、そんな気がしてたし)

でもね、実際は違うようです。

「値段は、少し高いかも」と知ったうえで、
(↑ここ強調)

それでも、
確実に購入する層がいる。

何故なら、私のメルマガの読者は、
確実にネットで情報収集できる人達ですけど、

その中にも、
「一定数の購入者層がいる」ということが、
アンケート調査で明らかになった。

しかもですよ、不覚にも、
サーチマン佐藤、私自身も、
冷徹に分析しようと思って

「ジャパネットたかた」のテレビ観てたら、

いつの間にか、我を忘れて、
受話器とって、

「トルネオ掃除機、お願いします」と、
注文してしまったしね(苦笑)

そう。

情報弱者ビジネスとは違う、
別の何かがある・・・・・

それは何か?

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【新マーケット】ネットが進展し、情報が溢れた世界で
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

私は、こう考えました。

昔、情報にアクセスできなかった頃、
我々は、
「情報さえあれば、適正に判断できる」
と思っていました。

今回の例で言えば、
情報さえあれば、比較検討して、
適正な掃除機を選ぶことができる、と思っていた。

でもね、確かに
情報が少ないうちは適正な判断もできますが、

あまりに情報が多いと、
逆の現象がおきるのではないでしょうか。

つまり、
「情報さえあれば、適正に判断できる」
状況から、

「情報がありすぎると、逆に判断できなくなる」
という状況も生まれている。

まあ、よく考えれば
当たり前かもですが。

この状況は、
ある意味の二極化ですが、

情報の渦の中に身を投じて、
ひたすら情報を探しまくって、
適正に判断しようとする人がいる一方で、

ネットが進展しても、
いやネットで情報が溢れれば溢れるほど、

誰かに判断を委ねる人も増える。
(人間、楽したがるものです)

そう、そこに大きなマーケットがある。

それこそが、
「ジャパネットたかた」が開拓しているマーケットなのでは?

従って、当然の帰結として、

「わかり易い言葉で、納得できる説明」

これこそがビジネスの肝になるし、
その肝さえ押さえていれば、
商品の値段が安いとか高いとか、
あまり関係ないんですね。

だから、前述の
「情報がいきわたると廃れるビジネスでしょ」
という問いに対しては、

むしろ、
情報がいきわたるほど発展するビジネスなのでは?

私はそんな気がしています。

そして、少し話は変わりますが、
以前、「池上彰さんが見せたイノベーション」
というメルマガで話したとおり、

テレビの世界でも、情報が氾濫するほど、
「わかり易い言葉で、納得できる説明」
するマーケットが生まれている。

そのあたりを鑑みると、
我々の世界でも、同じではないでしょうか。

データベースといえば、○○だろ。
グループウェアといば、○○だろ。
ERPといえば、○○だろ。
クラウドといえば、○○だろ。

選択肢が少なかった時代から、
色々なシステムが出てきて、
代替案もあって、

情報が氾濫してくると、
アナタの会社でも

「わかり易い言葉で、納得できる説明」

する人材が、
しっかりコード書ける人材以上に、
重宝がられていませんか?

(このへん、意見くださいね)

ますます情報が増える中で、
こんなマーケットを意識して仕事すると、

きっと役立つ気がします。

ではでは、今日はこんなところで。

またお会いしましょう。
ありがとうございました。

●追伸

ジャパネットたかたが、
他社に比べてダントツで
「わかり易い言葉で、納得できる説明」
しているのはわかるけど、

その説明を聞いたあと、
価格.comなどに行き、
安売りする店で買うのでは?

という疑問があるかもしれません。

私自身体験してわかったのですが、
実は、この対策として、
「ジャパネットたかた」では、
非常に巧妙な仕掛けがありました。

我々のビジネスにも通じる話ですが、
興味ありますか?

よかったら、
ひとつクリックしてくださいね。

興味あり

興味なし

どっちでもいい

興味ある人が多かったら、またメルマガにしてみます。
興味ある人が少ない場合は、メルマガにしませんので、
ご了承ください。

———————————————–
メルマガ購読は、こちらから
(登録後、解除する場合は、メルマガ内の解除クリックから簡単に解除できます)


 


※登録後、確認メールが届きます。
※このブログ以外の面白い話満載です。
———————————————–

都知事選挙を分析する話ですが・・・リーダーの手法

サーチマン佐藤です。
こんにちは。

今日は、「ジャパネットたかた」を例にとり、
今後のビジネスの真理について話すつもりだったのですが、

その前に、
緊急のアンケートをとることにしました。

・・・と言うのは、
東京都知事選挙が迫ってきましたね。

さすがに日本の首都の選挙だけあって、
連日報道されています。

今のところ、
宇都宮さん、田母神さん、舛添さん、細川さん、
の4人が主要候補で、

特に、
細川さんと小泉さんのコンビが注目されているとか。

まあ、私は原発には言及しませんが、
それにしても、小泉さんと細川さんに対する
マスコミの分析が、あまりに浅くて拍子抜け。

(だから、緊急アンケートなのですが・・・)

だってね、例えば、
私が読んだ新聞では、

「小泉氏が、また劇場型選挙を狙って、
シングルイシューに絞ってきた」とはやしたて、

事前調査で、
それほど票が伸びてないのを見て、

「都民は、シングルイシューに飽きてきた」と
分析している。

これがプロの新聞記者の分析??

浅すぎて、本当に頭が痛いし、

「ちゃんと分析しろよ!」って、
言いたくなるでしょ。

だから、この週末、今回の都知事選挙について、
私は、自分なりに分析してみましたよ。
(新聞は、全くあてにならないし)

偉そうなこと言うわけでありませんが、

選挙のような現実の大きなイベントは、
勉強のチャンスですからね。

とってもいい教材になる。

会社で無理やり行くリーダーシップセミナーとか、
プロジェクトマネージャーの教科書読むとか、
そんなぬるま湯で「わかった気になる」よりも、

こういう現実的なイベントに対して

「本当にそうなのか?」

って自分なりに考察してみることが大事。

分析してノートにメモって、
そして自分のビジネスに生かす。

そういう態度の方が
よっぽど勉強になるし、現実的。

しかも、無料だしね(笑)。

ちなみにですが、私は2005年の衆議院選挙で、
何故、小泉さんが大勝利したのかを
分析してメルマガにしましたね。

覚えていますか?
(さすがに旧いですが、笑)

その時、私は小泉さんのリーダーシップを絶賛し、
(政策はさておきですよ)

小泉さんの使った、
○○という手法を使えば、
(○○は、今日は割愛)

我々の業界のリーダーシップにもつながるし、
実際、私がプロジェクトマネージャーやった時も、
その手法を使って、うまくいった。

当時、そんな話をしましたね。

そこでね、今回の選挙も、
その手法があてはまるのか?
という分析をしてみたのです。

結果、全くあてはまっていませんでした。
全然違います(笑)。

新聞では、小泉さんお得意の、
「劇場型」とか「シングルイシュー」と言っていますが、

全くそれは表層的なもの。

根本的な手法は、
全く違ってしまってますね。

ってか、小泉さん自身、
全く自覚してないと思われる。
(やっぱり感性の人なのか)

だから、この選挙は
前回のようにはいかない。

私は、そんな分析と予想してみましたが、
もちろん、これは
我々の業界のリーダーシップ論にもつながるのですが・・・・・

ところで、
その分析とリーダーシップ論、
アナタも興味ありますか?

興味ある人が多かったら、
都知事選挙の分析から、我々の業界につながる
リーダーシップ論まで
具体的にメルマガにしてみますので。

お楽しみに。

ということで、
今日は緊急アンケートさせて頂きましたが、

「本当に大事なこと」も下に書いてみましたので、
続けて読んでみてくださいね。

———————————————–
「本当に大事なこと」
———————————————–

今回の選挙ですが、アナタも是非、
自分勝手に分析、予想してみてくださいね。

・誰が勝ちそうなのか?
・その理由は?

それだけでもOK.
自分なりに分析してみる。

誰もが「う~ん」と唸るような
ユニークな分析して予想も当たれば、
それはそれで最高ですが、

「本当に大事なこと」は、

そんなことじゃありません。

「本当に大事なこと」は、
アナタが実際に分析したかどうか、
アナタなりに、考えたかどうか。

それよりも、
このような現実の教材をそのまま見過ごして、
何を勉強するのか?

見過ごして、ただマスコミの報道を見ているだけでは、
結局のところ自分のビジネスにおいても
何も考えずに、タダ言われたことをやるだけになる。

そんなビジネスマンになってしまう。

そうじゃなくて、そういう思考訓練をしてこそ、
将来のアナタの糧になる。

自分勝手でいいし、
外れてもいい。

是非、アナタなりに
分析してみてくださいね。

ではでは、またお会いしましょう。
ありがとうございました。

———————————————–
メルマガ購読は、こちらから
(登録後、解除する場合は、メルマガ内の解除クリックから簡単に解除できます)


 


※登録後、確認メールが届きます。
※このブログ以外の面白い話満載です。
———————————————–

このブログの簡単な感想・ご意見はこちらから
[contact-form-7 404 "Not Found"]

———————————————–

茶髪のギャルでも売り上げを伸ばすビジネスの真理は?

サーチマン佐藤です。
こんにちは。

先日お伝えしたとおり、
私は「ジャパネットたかた」から、思わず
トルネオという掃除機を購入してしまった。

で、先週末に届いたんですよ。
そのトルネオくんが。

早速使ってみると、
ウィーンウィーンって吸引力抜群。
ゴミ捨てボタン一つで簡単。

素晴らしい。

高田社長の言っていた通り、
ワクワクして掃除しているのですが・・・・・・

ん?

これと似たような経験が、過去にもあった。
(と思い出したわけで)

その経験、当時のメルマガにも書いていたので、
今日は、アーカイブとして掲載してみますね。

そのメルマガを読んで頂き、
前回の最後に言った、

「今後のビジネスの真理」

のヒントを考えてみましょう。

では、いってみますね。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【メルマガ】2010年に配信したもの
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

実は最近、
私も急に「iPad」が欲しくなった。

その理由は・・・・

私は普段からニュースを
パソコン(レッツノート)で見ています。

ちなみに、「レッツノート」って、
パナソニック製の軽くて頑丈なノートPC。

ご存知ですよね。

でもね、でも、でも。

やっぱりニュースだったら、
寝そべりながらリラックスして、読みたい。

いくら「レッツノート」が軽くても、
そりゃー無理がありますよ。

キーボードもあるし。

(「だったら紙で読めよ!」って話は、とりあえず置いといて)

実際、何回か寝そべってやってみましたが、
寝違えてクビがつりそうになりましたよ(苦笑)。

これじゃあ、
「レッツノートしてねえなあ~」と、
自分にツッコミました(苦笑)。

当たり前ですが、(名前は、レッツノートでも)
あれはノートじゃなくてPCです。

そこで、「iPad」。

「キーボード」無いし、雑誌並みに軽いから、
凄くリラックスできそう。

「ページめくり」だって、
指で「ツーッ、ペラッ」「ツツーッ、ペラペラッ」って、
楽しそうじゃないですか。

もう、ワクワク、ワクワク。
妄想が膨らむ膨らむ(笑)。

だから、「iPad」
すっげー欲しくなってきたんです。

でもね、そうは言っても、私も
それほど単純じゃありません(笑)。

けっこうな値段するし、敢えて今必要でもないし、
「まだまだ、我慢しとこ」
そんな気分が90%だったんです。

そう、(今から話す)あの出来事までは。

で、まー、「iPad」を買う予定はないけど、
とりあえず都内の某家電量販店に行ってみました。

そこには、「iPad」の展示品があって、
「16G」「32G」「64G」の3タイプが売られていた。

予備知識もないので、近くにいた
メガネの出来そうな店員に聞いてみたんですよ。

その時の会話・・・

メガネ店員:「お客さん、それはメモリーですよ」
私:「RAMのことですか?」

メガネ店員:「いや、これは、そもそもパソコンではありませんから」
私:「えっ?」(いや、例えて言ってくれてもいいのに)

メガネ店員:「つまり、フラッシュメモリーです」
私:「あー、だったら、パソコンで言うハードディスクのことですよね?」

メガネ店員:「いや、お客さん、さっきも言いましたがパソコンじゃないんです!」
私:「パソコンじゃないけど、データは16G分保存できるんでしょ?」

メガネ店員:「データは保存できませんよ」
私:「えっ?」

メガネ店員:「パソコンじゃないですから」
私:「・・・・」

と、まあ会話が噛み合わずに終了。

パソコンに例えて説明を聞いちゃだめなのか?

今でも、思い出すとイライラしてくるんですけどね。

で、最後の極めつけがこれです。

(さっきも言ったように)私としては、「iPad」を、
夜疲れてベッドで横になり、ニュースを読みつつ、
寝る寸前に電源を落とす。

朝は、パッと電源入れて、すぐにニュースを読む。

そんな使い方をイメージしているから・・・・

「iPad」の電源ってどうやって落とすのかな?
をチェックしたかった。

だから実際に、「iPad」の上のボタンを長押しして、
「ブチー」って電源を切ってみたんですよ。

そしたらね、
その例のメガネ店員が、すっとんできて、

メガネ店員:「お客様、電源は切らないでください」
私:「電源落としちゃダメなんですか?」

メガネ店員:「いやー、一応、電源つけとく規則ですから・・」
私:「えーっ?!」

それだって使い方の一つでしょ?
使い方の説明して欲しい。

たったそれだけのことだったのですが・・・・

そんなことがあって、さっきまでの「ワクワク」感が、
急に冷めてきちゃいましたよ(しょんぼり)。

これ、私の感覚がおかしいの?
「iPad」ってこういう売り方してんの?

と色々考えました。

でも何か違うと思ったんで、ちょっと足を延ばして本家の
「アップルストア」に行ってみた。

そしたら今度は、
ジーンズに青Tシャツの

キャバ嬢系のギャル女子店員が
応対にやって来てね・・・・

最初見た時、正直
「アチャー、こりゃ駄目だ」(汗)って。

でもね、質問してみると、意外や意外(失礼)、
きちんと答えてくれるんですね。

例えば、私が疑問に思っていた
「電源切る」ことについてだって・・・・

————————————————–
お客様、確かに長押しすれば電源は切れますが、
普通は電源を入れっぱなしにしておきます。

パソコンじゃなくて、携帯電話の感覚でいてください。

電源切らなくても、パソコンより全然長持ちしますし、
このボタンを「ピッ」と押すと、すぐに何でも起動するんですよ。
楽しいでしょ。
————————————————–

こんな感じで、凄くわかりやすく説明してくれた。
さらに、最後に

「私、マックが大好きなんです。(←ハンバーガーじゃないからね、一応)
だから、このiPadもすぐに買ったんですよ。買って全く後悔ないです。
楽しすぎて、私、バカだから、ベッドでiPad使って、
そのまま一緒に抱いて寝てるんですよ。」

と言ってるんですね。

「えっ、一緒に寝る?本当におバカ?」(笑)
と思わないこともなかったですが、

でもね、彼女が凄くワクワクして
楽しく使っているのは伝わりました。

だから、私としても自然と

「おー、これだよ。これ、これ!」
「この感覚。やっぱ、こーでなくちゃ」

って気分になってきて、
すぐに購入予約したんです。

ついさっきまで、
「高いから、まだいらない」と思っていた私が。

だからね、これは、
そのギャル店員に対して払ったお金でもあるのです。

気持ちのいい対応をしてくれた店員に払うのは、
こちらも気持がいいですからね。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

さて、こんなメルマガを2010年に出したのですが、
覚えている人、いるでしょうか?
(いや、覚えてなくてもいいですが)

このトピックスからも、
私が言いたいことが伝わるかと。

さて、今後のビジネスの真理は?

次回、この続きをお伝えしますので、
アナタも考えてみてくださいね。

ではでは。
ありがとうございました。

またお会いしましょう。

●追伸
正直に言うと、この出来事まで、
私は、ちょっとギャルという人種が苦手でした。
(って言うか、あんまり接したことがないし)

何故なら、何も考えてなさそーだし、あのメイクだし、
自分勝手な人たちなんだろーなー、と。

ごめんね。

でもね、この出来事ののち、
案外「いい子」が多いのかも、と思うようになりました。
だって、あんなに熱心に説明してくれたからね。

商売だから当然?

でも、商売でも熱心じゃない人もいるでしょ。

私は「何でも体験したほうがいいよ」って他人に言っている割には、
自分こそ、バリヤー張っていたなあ、と。

当時は、凄く反省したもんです。

自分が嫌いな人にも、たまにはトライしてみないと、
真実はわからない。

何もしなけりゃ、新しい発見もない。

改めて肝に銘じた出来事でした。

———————————————–
メルマガ購読は、こちらから
(登録後、解除する場合は、メルマガ内の解除クリックから簡単に解除できます)


 


※登録後、確認メールが届きます。
※このブログ以外の面白い話満載です。
———————————————–