人生系」カテゴリーアーカイブ

SEは宝の山かも。女性の苦手意識のアンケート結果

サーチマン佐藤です。
こんにちは。

先日、
SEは宝の山かも。女性の苦手意識はもったいない。
というメルマガを出しましたね。

さてさて、このメルマガですが、
サーチマンとしては、
史上最高の反応になりましたよ。

いやはや、みんな、
興味あるんですねぇ(笑)

結構なことです。

お便りも沢山頂いていて(本当に感謝)、
週末かけて、やっと全部読み終えました

が・・・・・・

実は、全く返信できていないのです。
(返信期待の方)
「本当に、ごめんなさい」

あまりに数が多くて、って言い訳ですけど、
すみません。

許してください。

とは言え、
でもでも、お便りはくださいね。
(わがまま)

だって、それが、
メルマガの推進力というか、
私の元気の源だし(感謝)。

本当に申し訳ないとは思いますが、
どうかどうか、と。

では、そんな図々しいお願いもしつつ、
ここから本題にいきますね。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【アンケート】アナタは女性と話すのは苦手ですか?
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

前回のメルマガの最後、
「アナタは女性と話すのは苦手ですか?」
という質問をしましたね。

その結果ですが、
以下のとおりになりました。

—————————————
すごく苦手:108票

ちょっと苦手:267票

どっちでもない:152票

得意:81票

得意かわからないが女性と話すのが好き:292票

女性に興味なし:16票

私は女性です:250票

この類の話に興味なし:4票
—————————————

沢山のクリック、
本当にありがとうございました。

男性SEを対象にしたつもりだったのですが、

多くの女性もクリックしてくれて、
(実は女性読者も多い!)

女性観点の意見も頂きました。

(女性からの意見は)
後で紹介してみますが、
とりえあずは、男性SEの分析から。

ズバリ、男性SEの半分が、
「女性と話すのが苦手」という結果でした。

なんとなく予想通りでしたが、
お便りを読むと、ちょっと深刻かも。

例えば・・・
—————————————–
ネットゲームでいろいろ遊んでましたが、
やはり面と向かって話すのは難しいです。

何せどんな話題だと喜んでくれるか
わからないのです(ーー;)

—————————————–

こんな意見がチラホラ。
これって、恋愛ゲームのことですよね?!

まあ、恋愛ゲームは、
テレビの宣伝とかでもやっていますし、
はまっている人も多いようですが、

そんなに面白いのかな?

私はやったことないので、
「ほどほどに」としか言えませんが、

ゲームのやりすぎで、
本当の感覚が麻痺してしまっている
というなら、ちょっと心配です。

(余計なお世話でしたら、すみません)

まあ、今回のアンケートでは、
そんな深刻な意見もあって、
少し驚きましたが、

総じて言えば、「苦手」の方からは、
以下のような意見が多かったかな。

例えば・・・・
—————————————–
仕事の話ならいいのですが、
そうでない場面だと、何を話せばよいのか
ちょっと迷ってしまいますね。

—————————————–

例えば・・・・
—————————————–
好きな子と喋るなんて余計できません

—————————————–

「おい、頑張れよ!」と
思わず言いたくなりました(笑)。

でも、とりあえずは、
「好き」とか「いいなあ」とか、
思う人はいるようで、

ちょっと安心。

まあ、男だもんね、
当たり前か(笑)。

でもね、問題はここから。

「いいなあ」と思っても、

「何を話していいのか、わからない」
「話す時に緊張します」と、

この大きな壁に直面しているようです。

まあ、恋愛上手(ってか、普通の人?)
からみれば、「マジ?」って気分もあるでしょうが、

この純情さが、
SEが宝の山の裏返し。

どうしたらいいのでしょうか?

私が思うに、最近の風潮かもですが
(お便りをみていても)

「自分が傷つくのを恐れている人が多い」
という印象はあります。

そもそも、何も行動していないのに、
頭であれこれ考えすぎて、
苦手意識をもっているような。

だから、(そんなに、あれこれ考えないで)
むしろ開き直って、
「多少、マト外してもいいんじゃない」
と行動してしまうのも一つの手かと。

ちょっと余談ですが、
バブル期の男性がモテるって話がありますが、

あれには理由があるんですね。

と言うのは、バブル期の男性は、
マトは外しているけど、行動はしているから。

それが成長の糧になっている。

例えば、(そのころの男性は)

バイト代全部つぎこんで、
高級ホテル予約するとか、ティファニー買うとか、

クリスマスになれば、
タキシード着て花束もって待ち合わせしているとか、

お金が無い人は、
自分の体にイルミネーション巻き付けて、
夜の浜辺で立っているとか(笑)、

本気になって(命がけで)、
そういう痛いことやっているんですよ。

(さらに余談だけど)
だからこそ、あの頃、
さんまの「恋のから騒ぎ」という番組が成立した。

だって、驚きのプレゼントとか、
あきれるエピソードが、
なにしろ満載の時代で、

笑えるから。

(今は、エピソードが小粒)

確かに、今から見れば、
馬鹿だし、マト外しまくっている行動だし、

「はあ~?!」って感じだけど、

でもね、でもでも、
行動だけはしていた。

そこが偉い。

そのへんの経験値が、
今になって生きてきて、
バブル期の男性がモテるという・・・・・

・・・・・・すみません。

なんだか話がそれすぎました。

要するに、私が言いたいことは、
あまり頭で考えすぎないで、
まずは行動と開き直るのも大事かなあと。

仕事でも同じですよね。

恋愛も、多少失敗して、傷つき、考え、
そして成長していく気はしますが。

う~ん、なんだか、
私の主観すぎるかなあ。

ちょっと心配になってきたので、

視点を変えて、

実際に「女性にモテる」男性SEからも、
お便りを頂いているので、

その意見も参照してみましょうか。
(↓文意を変えずに、多少修正)

————————————-
まずは、清潔感。

耳の後ろは大敵。

特に臭いは文句なしに女性陣からは、
「出て行け~」コールの原因に。

女性陣は、このへんはうるさいですよ。

例えば、普段
意外にもチェックされているのがトイレの後。

特に、トイレの前に
マイタオルを持ってはいる人は間違いなく、
手洗い励行の男性として高い評価を受けます。

会話においては、
男性陣も女性たちをエスコートするというよりは、

女性たちの心の中にある、
誰かに聞いてほしい~ということを、
じっくり聞いてあげるようにすると、
とても喜ばれると思います。

特に女性は、自分が自慢したいことを、
さも自分が悩んでいるように

「変換」して誇張することもあるので、

そのままストレートに

「そんなことはないよ」と慰めてしまうと、

「わかってない人ね」と、
後で思わぬ痛い目にあう場合があります。

————————————-

「すげー」(笑)

さすが、モテる男性SEからの意見。

「何を話せばいいのか?」と悩むんじゃなくて、
「何を聞いてあげればいいのか」

そういう視点みたいですね。

それに、「清潔感」ですか。
確かに。

「清潔感は大事」って、
私も女性から聞いたことあります。

まあ、この二つ
(話を聞くこと、清潔感)だったら、
自分自身の問題だし、難しこともないし、
まずは第一歩になるのでは?

この一歩を踏まえて、
自分の良さを見つめなおせば、

やっぱり
「SEは宝の山」という気がします。

じゃあ、どうやって見つめなおすか?

その辺のヒントは、今度は
女性からのお便りで紹介してみたいと思いますが

・・・・でもね、すみません。

さすがに
今回はさすがに長くなってきたので、

そのお話は次回ということで。

to be continued

ではでは、
今日はここまで。

続きをお楽しみに。
またお会いしましょう。

ありがとうございました。

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SEは宝の山かも。女性の苦手意識はもったいない。

サーチマン佐藤です。
こんにちは。

えっと、今日は趣向を変えた話です。

先日、同じ業界(SE業界)で働くKさんとランチして、
こんな話を聞きました。

ある(SEばかりの)会社では、親睦イベントとして、
休日にハイキングを行ったそうなんですね。

そこには独身の若手男性SEが数人参加するので、
その会社のお偉いさんが気を利かして、
知り合いに声をかけて、

同年代の独身の若い女性たちを、
そのイベントに招待したそうなんです。

結果、若い独身の男女が集まった
楽しいハイキングになり、

しかも、
そのハイキングに参加したKさん曰く、
「素敵な女性たち」だったとのこと。

(いいなあ)

私は、その話を聞きながら、
ランチを頬張りつつ、
(全く下世話ですが)、
当然ながら、

カップルとかできたのかな?

と思うわけで、

Kさんに
「で、そのハイキング、どうなったんですか?」
と聞いてみた。

するとKさん、苦笑いしつつ、

「いや、それが、その独身男性たち、
一言も女性に声をかけずに終わったんですよ」と。

・・・・・へ??

女性たちは、なんか寂しそうにしていて、
男性は男性、女性は女性でまとまって、
純粋にハイキングを楽しんだとか(苦笑)。

さらに、帰りのバスでは、
若手独身男性たちは疲れて、
口を開けたまま、ぐーぐー寝ていて、

そして、そのまま解散になった、と。

えっ?!

(もったいない)って感じでしょ。
我々、出会いの少ないSE男子なのにねえ。

いや、仮に彼女たちが
自分の恋愛対象にならなかったとしても、
声くらいかけて、その場を楽しく過ごすのが、
男性のたしなみ(いや、本能?)なのでは?
という気もするしね。

どうなんでしょうか?
(って、私も楽しませる自信ないですが、笑)

最近(というか昔から)、聞くのですが、
どうも、我々SEは女性が苦手で、

男なら普通に話せるのに、
女性が相手だとなかなかうまく話せない、

そんなタイプが多いとか。

そこでね、サーチマン佐藤は考えた。
(全くのお節介は重々承知で、笑)

と言うのはですね、

・・余談ですが

私のメルマガは、もちろんSEが対象なのですが、
中には、
「SEの彼氏とつきあっている」という女性が、
何故か読者にいるのです。

その女性を、
仮にAさんとしておきましょう。

以前、私も不思議に思って、
Aさんに、
「何故、このメルマガを読んでいるんですか?」
と聞いたところ、

私のメルマガが、
「彼氏との話にネタになる」とのことで、

私も嬉しいというか、意外だったというか、
「へー」って感じで。

でね、
そんなSEを彼氏にもつ女性Aさんですが、
実は、今までSEという男性に
出会ったことがなかったそうです。

職業的に、どっちかと言うと、
体育会系の
肉食系の営業男子ばかりが、
周りにいた。

そんなAさんが、あることがきっかけで、
初めてSEの彼と出会って、
衝撃を受けた。

「今まで私が知っている男性たちと全然違う・・・・」と。

そしてAさんは、SEの彼が大好きになり、
彼の業界のことを知りたくて、
私のメルマガも購読するようになり(笑)、

そして、
私にこんなメールも送ってくれた。

Aさんからのお便り抜粋。
——————————————-
彼は、いい人です(照) 

こんなにいい人なのに、
どうして彼女がいないんだろうって?

SEがたくさんいる会社は、
宝の山なんじゃないかとさえw

めったにいないですかね?

大事にしてもらえると思っているので、
感謝の気持ちを伝えるようにしています。

仕事でも気持ちの余裕が出来ると
いい仕事ができるような気がします。

——————————————-

ご馳走様って感じで(笑)

いや、でもね、まじめに
「俺は女性が苦手」と
自虐的になっているSEが多いような気がするけど、

実は、意外にモテるのでは?

という気がしないでもない。

そこでね、
「SE業界を幸せにすること」を
ライフワークにしている私としては、

技術的な話や仕事の話もいいけど、たまには、
こういう恋愛関係のことを少し深堀してもいいのでは?と。

だって、(もちろん恋愛が全てでないけど)
人間の幸せの一つの形だと思うし。

そこでね、まずは、
アンケート調査を行ってみますので、

男性陣の方、
是非ワンクリックしてくださいね。

(女性陣は、「私は女性です・・」をクリック願います)

●質問:アナタは異性(女性)と話すのは苦手ですか?

すごく苦手

ちょっと苦手

どっちでもない

得意

得意かわからないが女性と話すのが好き

女性に興味なし

私は女性です・・・・

この類の話に興味なし

ではでは、
今日はそんなところで。

皆さんの反響が大きかったら、
深堀して、さらに興味深い話に展開していきますね。

ありがとうございました。

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品質を2割アップすれば、戦略で3倍の値段になる話

サーチマン佐藤です。
こんにちは。

さて、3月14日のホワイトデー、
皆さん、いかがお過ごしでしたか?

私は仕事があって、
新宿駅を歩いていたのですが、
その時、
考えさせられる光景をみました。

それが、こちら。
314

ただのお店の行列??

いえいえ、
この何の変哲もない行列の光景に、
示唆に富む話が含まれているのです。

続けましょう。

まず、このお店ですが、
フランスの「ラデュレ」というお店で、
その新宿店。

「ラデュレ」は、マカロン発祥のお店としても有名だし、
そのマカロンは、マリーアントワネットも食べたというし、
配送できないほど繊細で美しいし、箱にも高級感もあって、

女の子にも大人気。

(※マカロンは、フランスの高級菓子。)

だからこそ、
ホワイトデーのこの日は、ラデュレに
男性陣の行列ができていたのですが、

ちなみに、
そのお値段はというと?

なんと、
1個300円~400円です。

「コンビニ」のマカロンの3~4倍!。

高い。
でも、美味そう!

食べたい!

もう私の気持ちは止まりません。

翌日、
買いに行ってしまった!(笑)

でね、せっかくなので、
ファミリーマートにも行き、
同じようなマカロンを購入。

両方のマカロンを買ってきて、
食べ比べしてみたのです。

(嫌な性格でしょ!)

食べ比べ前の写真がこちら。
314_h

言っておきますが、

左がコンビニのマカロン。
右がラデュレのマカロン。

コンビニのほうが大きくて厚いけど、
値段100円。

ラデュレのほうは、ずっと小さいけど、
値段350円。

果たして、
3倍~4倍も美味しいのだろうか?
(この設問自体が、理系男子の悲しいさが。苦笑)

その結果はというと、
確かにコンビニのマカロンよりも、
ラデュレのマカロンのほうが美味しい。

しっとりほろほろの繊細な生地だし、
口の中で崩れる甘みが上品なこと。

でもね、
3倍も美味しいか?

コンビニのマカロンだって、
そこそこ美味しいぞ。

たぶん、私の感覚だと、
1.2倍くらいの美味しさだと思う。

でも、値段は3倍??

う~ん。

これって、
考えさせらるでしょ。

例えば、
アナタが何か商品やサービスを提供する時、
値段を3倍にあげたいと思ったら、
品質を3倍にあげる必要がある・・・・

と思ってしまいますよね。
ふつうは。

でもね、品質は1.2倍程度でも、
戦略によっては3倍にすることができる。

我々は、
競合他社がいると、ややもすると、

「うちは、もっと安くできます」

という方向性で考えてしまう。

でも、これって苦しい闘いの幕開け。

ラデュレのあの行列をみて、
そして、あの小さいマカロンの味と値段を見てね、

まずは、少し品質をあげることができないか?
他社にないサービスを少しでもつけられないか?

たった1.2倍程度でいい。

そういう発想が、
ビジネス上は大事だなあと。

今年のホワイトデー、
そんなこと思って過ごしました。

(何やってんだ、俺!?さびしー!)

まあ、アナタはふつうに、
彼女や奥さんのこと考えてくださいね。

ではでは、今日はそんなところで。
またお会いしましょう。

ありがとうございました。

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願望のジレンマに耐えられない心理、その流れでの戦術

サーチマン佐藤です。
こんにちは。

さて、前回のメルマガ
ぽっかり空いたマーケット。ジャパネットたかた続編」で、

「ジャパネットたかた」を例にとり、
「わかり易い言葉で、納得できる説明」
するマーケットが生まれている。

そんな話をしましたが、

これは、我々の業界にも言える話で、
「わかり易い言葉で、納得できる説明」する人材は、

しっかりコード書ける人材以上に、
重宝がられている。

お便りを拝見すると、ここまでは、
多くの方からも賛同頂きました。

ありがとうございました。

でもね、ここで一つの疑問が。

「わかり易い言葉で、納得できる説明」されても、
もっと安い店があったらどうするの?と。

例えば、「ジャパネットたかた」では、
高田社長の説明を聞いて、

「買いたい」と思っても、

価格.comや量販店で安く売っていたら、
あのビジネスモデルは成立するのだろうか?

そんな疑問ですね。

では、一緒に考えてみましょう。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【問い】人間の奥深くにある根本心理は何か?
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

まず当然ですが、
人が何か購入しようとする時、
色んな願望を天秤にかけて決めますよね。

例えば、私だったら、
高田社長の説明を聞いて、
「わかりやすいなあ、一生懸命だなあ」

「じゃあ、この社長から購入したい」と、
一つ目の願望が生まれる。

——————————–
※その経緯はこちら
「ジャパネットたかた」の結果
——————————–

でもね、(私含めて)大抵の人は、
「同じ掃除機なら、もっと安いところがあるのでは?」と。

二つ目というか、
もともとの願望も持っている。

さらに人によっては、

「性能がいい」とか、
「配達が早い」とか、

色んな願望を天秤にかけて、
最終的に購入判断するのですが・・・・

重要なのは、
その複数の願望に矛盾が出てきた時、

つまり一つの願望を叶えると、
別の願望を失うというジレンマに陥った時、

人はどういう心理になって、
どんな行動を起こすのでしょうか?

(ここが根本的に理解すべきこと)

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【心理】願望のジレンマに耐えられない
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

結論から言ってしまえば、

両立しなくなると、人間は
このジレンマに耐えられないのです。
心が不安定になる。

その結果、
一つの願望を優先し、
もう一方の願望を解消しようとする。

それで心の安定を図る。
これが心理パターンなんですね。

例えば、今回の話で言えば、

「高田社長から買いたい」
「一番安い所から買いたい」

この二つの願望が矛盾して両立しなくなると、
一方の願望に対して言い訳を探し、
願望を解消しようとする。

それで心を安定させる。

考えてみてください。

「高田社長から買いたい」
願望が優先している人は、

「一番安い所から買いたい」
願望を打ち消す(否定する)言い訳を探しますよね。

ここで「ジャパネットたかた」が巧みなのは、
その言い訳を色んな形で準備してあげていること。

一番安くないかもしれないけど、

「おまけつけますよ」
「金利手数料は、ジャパネットが負担しますよ」
「下取り1万円ですよ」

さらに言えば、
メーカーが作っている掃除機なのに、
他の販売店と比較できないように、

「ジャパネットモデル」まで出している(笑)

結果、一番安くないかもしれないけど、
「逆に、ありがとう」という気分にさせる。

この巧みさなんですね。

つまり、高田社長の説明によって、
「ここから購入したい」と新たな願望を作り、

「一番安い所から買いたい」願望との
ジレンマを生まれさせ、

そのジレンマに対して、言い訳を準備する。

この2ステップなんですね。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【例】我々の業界でどうやって使っていくのか
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

だから、もともと
「何が何でも最安値」と思っている人には、
ジレンマも生まれないので、この戦術は意味がない。

絶対に取りこぼしていけないターゲットは、
「安いほうがいいなあ」と思いつつも、
「高田社長から買いたい」とも思っている人達。

そのターゲットに対する戦術が、
上記の2ステップなんですね。

言われてみれば当たり前かもですが、
我々の業界で、出来ているでしょうか?

例えば、多くのお客さんは、
「安いほうがいいなあ」と思って、
我々と交渉してきますが、

それに対して、
「お客さんが安くと言ってるんだから、
安くするしかないだろ」と

素直すぎる(←もちろん嫌味、笑)
戦術をとっていませんか?

その戦術だと、利益を無くして苦しくなるだけ。
安くするのは、最後の最後。

まずは、ジレンマに持ち込める
新たな提案を考えてみる。

例えば、高田社長ばりの
わかりやすいプレゼンをするとかね。

そのジレンマを作った上で、
次は言い訳を準備してあげる。

難しいと思うかもですが、
案外、簡単ですよ。

例えば、私の上司がよくやっていた作戦は、
こんな感じ。

お客さん:「ちょっと(他社に比べて)高いなあ」
上司:「でも何かあったら、うちのエースの○○を投入しますよ」

これ一発です(笑)

これで、お客さんのジレンマは解消され、
気持ちよく発注となるパターンが多かった。

ちなみにですが、
「何かあったら」と言いますが、
実際は何もないことがほとんどだし、

何かあっても、めったにエースなんて出てこない。

要するに、心を安定させてあげてるだけ(笑)。

多分に心理的ではあるし、
無意識にやっている人も多いですが、

新たな願望を作り、
ジレンマが出たところで、
そのジレンマを解消してあげる。

このステップを、
あらためて意識することで、
自分の戦術がすっきり見えてくるはずです。

参考にしてみてくださいね。

ではでは。
またお会いしましょう。

ありがとうございました。

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都知事選挙を分析する話ですが・・・リーダーの手法

サーチマン佐藤です。
こんにちは。

今日は、「ジャパネットたかた」を例にとり、
今後のビジネスの真理について話すつもりだったのですが、

その前に、
緊急のアンケートをとることにしました。

・・・と言うのは、
東京都知事選挙が迫ってきましたね。

さすがに日本の首都の選挙だけあって、
連日報道されています。

今のところ、
宇都宮さん、田母神さん、舛添さん、細川さん、
の4人が主要候補で、

特に、
細川さんと小泉さんのコンビが注目されているとか。

まあ、私は原発には言及しませんが、
それにしても、小泉さんと細川さんに対する
マスコミの分析が、あまりに浅くて拍子抜け。

(だから、緊急アンケートなのですが・・・)

だってね、例えば、
私が読んだ新聞では、

「小泉氏が、また劇場型選挙を狙って、
シングルイシューに絞ってきた」とはやしたて、

事前調査で、
それほど票が伸びてないのを見て、

「都民は、シングルイシューに飽きてきた」と
分析している。

これがプロの新聞記者の分析??

浅すぎて、本当に頭が痛いし、

「ちゃんと分析しろよ!」って、
言いたくなるでしょ。

だから、この週末、今回の都知事選挙について、
私は、自分なりに分析してみましたよ。
(新聞は、全くあてにならないし)

偉そうなこと言うわけでありませんが、

選挙のような現実の大きなイベントは、
勉強のチャンスですからね。

とってもいい教材になる。

会社で無理やり行くリーダーシップセミナーとか、
プロジェクトマネージャーの教科書読むとか、
そんなぬるま湯で「わかった気になる」よりも、

こういう現実的なイベントに対して

「本当にそうなのか?」

って自分なりに考察してみることが大事。

分析してノートにメモって、
そして自分のビジネスに生かす。

そういう態度の方が
よっぽど勉強になるし、現実的。

しかも、無料だしね(笑)。

ちなみにですが、私は2005年の衆議院選挙で、
何故、小泉さんが大勝利したのかを
分析してメルマガにしましたね。

覚えていますか?
(さすがに旧いですが、笑)

その時、私は小泉さんのリーダーシップを絶賛し、
(政策はさておきですよ)

小泉さんの使った、
○○という手法を使えば、
(○○は、今日は割愛)

我々の業界のリーダーシップにもつながるし、
実際、私がプロジェクトマネージャーやった時も、
その手法を使って、うまくいった。

当時、そんな話をしましたね。

そこでね、今回の選挙も、
その手法があてはまるのか?
という分析をしてみたのです。

結果、全くあてはまっていませんでした。
全然違います(笑)。

新聞では、小泉さんお得意の、
「劇場型」とか「シングルイシュー」と言っていますが、

全くそれは表層的なもの。

根本的な手法は、
全く違ってしまってますね。

ってか、小泉さん自身、
全く自覚してないと思われる。
(やっぱり感性の人なのか)

だから、この選挙は
前回のようにはいかない。

私は、そんな分析と予想してみましたが、
もちろん、これは
我々の業界のリーダーシップ論にもつながるのですが・・・・・

ところで、
その分析とリーダーシップ論、
アナタも興味ありますか?

興味ある人が多かったら、
都知事選挙の分析から、我々の業界につながる
リーダーシップ論まで
具体的にメルマガにしてみますので。

お楽しみに。

ということで、
今日は緊急アンケートさせて頂きましたが、

「本当に大事なこと」も下に書いてみましたので、
続けて読んでみてくださいね。

———————————————–
「本当に大事なこと」
———————————————–

今回の選挙ですが、アナタも是非、
自分勝手に分析、予想してみてくださいね。

・誰が勝ちそうなのか?
・その理由は?

それだけでもOK.
自分なりに分析してみる。

誰もが「う~ん」と唸るような
ユニークな分析して予想も当たれば、
それはそれで最高ですが、

「本当に大事なこと」は、

そんなことじゃありません。

「本当に大事なこと」は、
アナタが実際に分析したかどうか、
アナタなりに、考えたかどうか。

それよりも、
このような現実の教材をそのまま見過ごして、
何を勉強するのか?

見過ごして、ただマスコミの報道を見ているだけでは、
結局のところ自分のビジネスにおいても
何も考えずに、タダ言われたことをやるだけになる。

そんなビジネスマンになってしまう。

そうじゃなくて、そういう思考訓練をしてこそ、
将来のアナタの糧になる。

自分勝手でいいし、
外れてもいい。

是非、アナタなりに
分析してみてくださいね。

ではでは、またお会いしましょう。
ありがとうございました。

———————————————–
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