サーチマン佐藤です。
こんにちは。
最近、政府の産業競争力会議では、
規制緩和の一環として、
「労働時間管理を無くす」
ということが検討されていますよね。
要するに、労働基準法では、
1日8時間、1週40時間と労働時間が決まっていて、
それ以上働く場合は、残業代を払うのですが、
その規制を外そうという検討です。
まあ、極端な言い方すれば、
「成果主義にして、残業しても残業代が出ない」
検討とも言えるわけで、
マスコミは、
その法案を「残業代ゼロ法案」と呼び、
過労死推進とか、企業のブラック化とか、
批判が続出ですが・・・・・
さてさて。
我々の業界はこのへん、
どう考えていくべきでしょうか?
残業に関しては(我々の業界は)
矛盾をいっぱい抱えているし、問題もある。
アナタもきっと意見があると思いますが、
まず、そもそも論を言えば、
労働基準法は工場で働くことを想定しているんですね。
工場の生産ラインは、
時間に比例して成果があがるし、
(経営者も)
成果に比例して賃金は払える(払うべき)。
三段論法よろしく
「時間に比例して賃金を払う」ことには、
お互いに大きな矛盾はなかった。
オッケーという感じ。
でもね、我々の業界の仕事って
工場じゃないですよね。
いくらパソコンの前に座って
何かをやっていたとしても、
成果は時間に比例しない。
だから矛盾がある。
現実を見れば、
あっと言う間に完璧なソース作ったり、
あっと言う間に提案書作ったり、
そんな人がいる一方で、
プログラムにバグが出たり、
提案がまとまらなかったり
なかなか時間がかかる人もいる。
時間がかかれば、
当然、残業しなくちゃ追いつかないわけで、
でも、残業すると(成果に関わらず)
後者のほうが報酬は増える。
もしくは、「残業するな」と会社から圧力がかかり、
その人の仕事量が減らされ、
優秀な人に仕事がまわって、
優秀は人ほど、チョー忙しいと。
・・・・・よくある状況に。
プログラマーやSEという職業は、
勉強すればするほど、
いい仕事をすればするほど、
逆に大変になっていく、
現実には、
そんな虚しい宿命を背負っているのか??
そんな哲学的な問いさえ発したい人も多いことでしょう。
だったら、いっそのこと
完全成果主義のほうがいいのでは?
でも、そんなことしたら職場がギスギスするかもだし、
そもそも成果の定義が難しいし、
それこそブラックへ一直線とか、
色々な懸念がある。
難しいですねえ。
おりしも、政府でそんな検討がなされ、
世の中もどんどん変化していくなか、
じゃあ、どうするのか?
いや、どうしたいのか?
今回は、我々の将来に備え、
このへん一緒に考えてみましょう。
ということで、例によって、
まずはアンケートいってみますね。
アンケート結果を踏まえて、
私の見解もお伝えしようと思いますし、
アンケートは
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どうかご協力お願いしますね。
では、アンケート。
この業界で、アナタは今後どんな働き方をしたいですか?
以下から、一つクリックお願いします。
多少の矛盾があっても、時間比例の報酬体系で働きたい
完全成果主義で働きたい
最低基本給+成果報酬で働きたい
勉強しないほうが得なので、勉強しないで働きたい
何も考えていない
そのほか
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