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子持ちSE女子が、人生180度変えた話ときっかけ

サーチマン佐藤です。
こんにちは。

以前から、メルマガでお伝えしていましたが、
私が思わず

「SEの理想郷」

と叫んでしまった仕事のやり方があります。

後で詳しく述べますが、それは、

会社に行かず、自宅で仕事して、
100%時間を思い通りに使い、
企業から普通に受注して、高い収入を得る・・・

そんな仕事のやり方です。

「ウソ!?」

と思う方がいるかもですが、

そんな仕事のやり方について、
私は実際にインタビューを行い、音声を提供し、
勉強会も行ってきました。

そして、多くの方のSE人生に影響を与えてきた。

今日は、その影響を受けたSE女子から
お便りを頂いたので、ここに紹介してみますね。

今、悩んでいるアナタにとっては、
参考になりますので、↓を読み進めてください。

———————————————————
佐藤様

こんにちは。●●です。
いつもメルマガを読んで元気を頂いています。

勝手ながら、
近況報告をしたくメールさせて頂きましたm(__)m

長文ですので、
もしお手隙の時間ができましたらお目通し頂けたら嬉しいです。

よろしくお願いいたします。

半年ほど前に、10年以上勤めた会社を退職し、
フリーランスになりました。

振り返ってみますと、
我ながら、模範的な(笑)サラリーマン生活を送っていたと思いますし、
また、まさか思い切って辞めることになるとは、自分でも驚きました。

なぜ、佐藤様にご報告したくなったかといいますと
(佐藤様のファンだからというのも大いにありますが)、
「SEの理想郷」がきっかけとなったからです。

最初は、「SEの理想郷」を聴いても、
そうか、そんな働き方もあるんだ。。。。

でも、それは技術もピカイチで
営業力もある一握りの人の働き方であって、

自分のような凡人は
会社という組織で働く方が良さそうだなあ。。と思っていました。

しかし、その中に出てくる「ワーキングマザー」の方のお話を聴いて、
フリーランスで働くことが、段々と強い憧れとなっていきました。

そんな中、いくつかの出来ことがありました。

まずは、子供の度重なる体調不良です。

子供を産んで、1年間の育児休業の後に仕事に復帰したものの、
しょっちゅう風邪を引き、
1ヶ月のうち半分ほどしか出勤できない状態が何ヶ月も続きました。

うちの子の体力では、
1歳で保育園に通うのには無理があったのだと思います。

体調が良くなっても、またすぐに(風邪などが流行っている)
保育園に預けられるので、またすぐに体調が悪くなる・・・
という悪循環でした。

子供の体調不良時は、
主人にも仕事を休んでほしいとお願いするも、
こう度々だと主人も休みを取り難い。

子供の体調を考えると、
両親のどちらかが子供の側にいることができる状態が必要でした。

悲しいですが、そうすると、我が家の経済合理性からすると、
主人がバリバリ働くことが必要な状況。

苦肉の策として、元勤め先に、
「出勤できない時は自宅で仕事をするので、出勤扱いにして仕事をさせてほしい」と
お願いしてみましたが、
「在宅ワークの管理や評価をする制度がない」と断られ、
八方塞な状況となりました。

ふたつめは、元勤め先の業績悪化と
母が勤めていた会社での大幅なリストラです。

会社で働くメリットはたくさんありますが、
会社勤め=安心・給与が保障されているわけではないことは、
分かっているようで、身近で実際に事が起きないとピンとこないものだなあと。

会社=安心ではないのだから、会社勤めにこだわるのはやめよう、
と思った出来事でした。

みっつめは金銭面と育児のバランスのことをじっくり考えたことです。
会社勤めをしながら育児もしようと思うと、
諦めなければならないことがたくさんありました。

よほどの企業でない限り、
育児も仕事もと二兎を追う働き方のサポートは得られないでしょう。

私の元勤め先は社員数十名程度の小さな会社で、
そのような規模の会社がきちんと育児休業をとらせてくれただけでも
大変有難いことだと思います。

しかし、育児休業復帰後は、時短勤務を選んだため、
正社員ではなく、パート扱いとなりボーナスは支給されず、
私の年収は正社員時と比べると半分になってしまいました。

この時短勤務を
1~2年くらいの短いスパンだと思えば年収半減も
なんとか飲み込めるかなと思ったのですが、

正社員に復帰すると、今度は残業、休日出勤もあり、
育児は両親に任せきりになります。
育児も収入も、と望んだ場合、もっと時給の高い仕事をしなければ、
と思うようになりました。

よっつめは、会社の体制のことです。
私は会社が掲げていた理念が好きで、
また、文系出身で何のスキルもなかった自分に「ITの仕事」を与えてもらえて、
感謝していました。

しかし、いつからか、少しずつ会社の歯車がおかしくなっていき、
毎日朝早くから深夜までの残業、休日出勤が
常態化していきます。それもサービス残業で。。

私は、残業代というもの自体は
あまり好きな考え方ではなかったので、

私の低いスキルだと残業になっても仕方ないな、
勉強して残業しない働き方をしよう、と思い、
個人的にはそれを実践していました。

1~2時間程度の残業であれば、
自分のスキル不足、誤差の範囲内、
それをなくす努力をしようと思っていました。

しかし、毎日朝早くから深夜までの残業、
休日出勤が2~3年続きます。。

そのうち、大事な仲間達が疲弊してどんどん会社を辞めていきます。。

それでも踏ん張って、なんとか状況を立て直したい、
私が大好きだった会社ってこんなんじゃないはず、と頑張ってみましたが、
もう社員個々人の努力ではどうにも無理だな、と思うようになってきました。

上記のことをグルグルと考え、
その中で、何度も「SEの理想郷」を聴きました。

転職、ということも考えましたが、
子供の急な体調不良のことを考えると、在宅で働きたい。

よし、フリーランスになってみよう!と、ある日、決心が固まりました。

主人は、元々私の稼ぎを大きくあてにしていないこともあり(苦笑)、
私がフリーランスになることに賛成してくれました。

有難いことに、元勤め先は、フリーランスになった私に、
まとまった仕事を発注してくれました。

その仕事がそろそろ完了するので、
これから、私は真の意味でフリーランスになります。

お客さんを自分で見つけていかなけれならないので、
ふと怖くなる時もあるのですが、

ひとつずつやるべきことを考えて実践していこうと思っています。

幸い、フリーランスでWebデザインをやっている友人が
プログラマを探しているWebディレクターを紹介してくれて、
いくつかの案件をもらうことができました。

「SEの理想郷」を聴いて、
フリーランスで働きたいな、と思っていたとき、

もしかしたら役に立つかもと思って、
PHPやWordpressの勉強をしておいたのですが、

それがそのまま役に立ち、
PHPでオリジナルの顧客管理システムを作る案件を頂いたり、
Wordpressのカスタマイズ案件を頂いたりしています。

ちょっとだけでも、
勉強しておくことで道が開けるものなんだなあと思いました。

在宅フリーランスで受注できる案件の多くは
デザイン寄りのものが多いと思っていたのですが、

デザイナーさん、フロントエンドのコーダーさんだけでは
実現できない案件もちょこちょこあるようで、
そういったところにプログラマ需要があるんだな、
これを何とか自分の強みとして売っていきたいな、
と思っているところです。

毎度、メールさせて頂く際は、
自分の思いや日常を綴った長文になりまして申し訳ございません。

佐藤さんに聞いてもらえたらなあといった気持ちで
ついつい書いてしまいます。

お忙しい中、この長いメールを読んで頂きまして
本当にありがとうございました。

また、いつも私の人生の転機となる気づきを与えてくださり、
ありがとうございます。

それでは、また、メルマガ楽しみにしております!
今後とも、よろしくお願いいたします。

———————————————————

以上になります。

彼女が人生に苦闘し、方向転換を図った様子が、
克明にわかりますよね。

そして、そのきっかけとなったのが、
我々が提供した「SEの理想郷」コンテンツだったとは!

涙が出てきます。

もちろん、
人生の選択は個々人に委ねられますが、
多くの方が、会社の周りの世界しか見えてない中で、
同じ仕事でも、全く別のやり方があるし、

同じ仕事でも、全く違った世界に行ける。

それを伝えるのは、私の使命だった!
(と勝手に奮い立った!笑)

いえ冗談でなく、
OracleやJava、SEコン(合コン)もいいけど、
この世界を提供しなければいけない。

だって、これほど影響を与えているのだから。

そこで、今年後半、
この活動にも力をいれていくことにしました。
(めっちゃ、忙しくなりそう、汗。でも頑張ります)

まずは、お便りくれた彼女に、
多大な影響を与えた、
そのSEの理想郷コンテンツの提供です。

音声がメインですので、通勤電車の中で楽しめますし、
読み物の補助教材(3000円)もプレゼントでつけてみました。

あわせて、アナタの人生に何か参考になるように。

※もし、全然参考にならないなら、
返金要求してくださいね。
(アナタが損をしないようにしたいので)

ではでは、以上、
今日は、人生を大きく変えた女性のお話でした。

またお会いしましょう。
ありがとうございました。

●最後にアンケート

誰しも幸せになりたいですよね。

アナタの仕事や生活環境について、
その現状と将来はどうなのか?

以下から一つクリックしてくださいね。
(今回は、特に女性の方から返信頂きたいです)

女性です。現状満足しているし、将来の不安も少ない

女性です。現状満足しているが、将来の不安が大きい

女性です。現状不満があるが、将来の不安は少ない

女性です。現状不満があるし、将来の不安も大きい

男性です。現状満足しているし、将来の不安も少ない

男性です。現状満足しているが、将来の不安が大きい

男性です。現状不満があるが、将来の不安は少ない

男性です。現状不満があるし、将来の不安も大きい

そのほか

これをもとに、また議論も深めましょう。

ではでは、ありがとうございました。
またお会いしましょう。

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もっと安くしろと言われた時、どっちに進めばいいのか

サーチマン佐藤です。
こんにちは。

我々の業界、日々
コストダウン言われますよね。

「もっと安くしろ」と。

でもね、
そんな無茶言われても、
スーパーの薄利多売じゃあるまいし・・・・・
とぼやきたくなる、今日この頃ですが(笑)。

さて、そんな時どうするのか?

基本的には
技術を磨き、知識を増やし、
他社と差別化して、
コストダウンを言わせない。

いや、むしろ、他社に比べて
高い値段(見積り)を出す。

それが、王道。

でもね、でもでも、
システム作りはそれで差別化できますが、
例えば、家電のように

「他社で買っても全く同じ」場合は、
どうなるのでしょうか?

そりゃ、安くするしかない??

ですよね。
同じなんですから。

だからこそ、家電量販店は、
「他社より一円でも安く」
とか、必死なわけでしょ。

しかーっし、です。

全く同じ家電を売っているのに、
家電量販店より圧倒的に高く、

しかし、それでも喜ばれている
不思議な会社があります。

それが、
「でんかのヤマグチ」。

以前、
マスコミに取り上げられましたが、
この会社は、勉強になりますよ。

私も、経営者の本買ったり、
日経ビジネス、あらためて読んでみました。

例えば、液晶テレビ・・・
量販店では、17万8千円。
ヤマグチでは、32万8千円。

例えば、冷蔵庫・・・
量販店では、13万8千円。
ヤマグチでは、26万8千円。

なんと、同じ商品なのに、
2倍近い値段で売っているらしい(苦笑)。

私も、「本当?」と思ったので、
サイトをチェックしてみたのですが、
サイトには価格が出てなかった。

そりゃ、そうか。

東京の町田市にあるそうなので、
今度、見学に行ってみようかなと思いますが、

さて、そんな
「でんかのヤマグチ」さんの
経営者の著書を読むと、

まず、お客さんを
町田市と旧相模原市だけに絞っています。

ターゲッティングですね。

その絞ったお客さんに対して、
こう宣言しています。

「ヤマグチはトンデ行きます」と。

——————————–
※ちなみに、↓のサイトで宣言しています。
http://d-yamaguchi.co.jp/philosophy/

それにしても、この店舗、
手作り感満載ですなー。
(サーチマンサイトみたい、笑)
——————————–

で、
何にトンデ行くのか?

「電球が切れただけで、トンデ行く」
「使い方を説明するために、トンデ行く」

えっ!?

おまけに、庭の草刈りやったり、
営業の途中で見つけたら病院に送ったりと、
とにかく、家電に関係ない便利屋もやっている。

・・・・もう、泣けるでしょ。

そして、毎月のイベント。

例えば、9月はサンマ祭り。
新鮮なサンマを仕入れて、
イベント会場でサンマを焼いて、
食べ放題でふるまう。

11月には、男爵イモ祭り。
北海道の男爵イモがプレゼント。

お客さんとの長期的な関係を作るんですね。

そりゃ、響く人には響くんですよ。

私も、この近辺に住んでいたら、
テレビとか冷蔵庫、値段が倍でも、
買っちゃうかもしれない。

社長は言います。

「充分な利幅をとり、
お客さんが感動するほどのサービスを提供する」
「買って終わりじゃない、買ってからが始まりだ」と。

こんな手もあるのです。

で、
ここで対比してほしいのですが、

例えば、
アナタの会社。

ドキッとした?!(笑)

コストダウンして、
ぎりぎりのお金でシステム作って、
トラブル起きても、見ないふり。

ましてや、お客さんの悩みはスルー(苦笑)。

だって、お金ないしね。

でもね、
よーく考えてください。

それって本当のサービスでしょうか?
Win-Winの関係になれるのでしょうか?

もしかして、
しっかりと値上げして、お金もらって、
サービス付加したほうが、
お客さんは喜ぶこともある。

少なくとも、
長期的には。

あまりに刹那的になりすぎているから、
ブラックな会社が量産されるのでは?

それは業界として悲しいことです。

たぶんですが、
ヤマグチの社員は、自分の会社のことを
ブラックと思ってない。

何故なら、
ヤマグチの社員は、ほとんど辞めない。

ブラックなら、辞めますよね。
(入れ替わりが激しい)

ブラックが多い我々の業界(苦笑)
学ぶことがあるのではないでしょうか?

では、そろそろ
まとめますね。

お客さんに、「高い!」と言われた時、
アナタ(の会社)はどうするのか?

ひたすらコストダウンするのか、
もしくは、何かサービスつけて、
むしろ値上げするのか?

色んな道があります。

・・・・と書いていて、
気がつきました。

不肖、私、サーチマン佐藤、
「ヤマグチ」さんと同じでは?!(笑)

例えば、私は、
色んな有料講習もネット上で提供していますが、

多くの講習は一度受講するだけで、
毎年、バージョンアップしたテキストが無料で届くし、
受講者からの質問には即答するし、

おまけに、人生相談や
就職の相談も受ける。

買って終わりじゃないのです。

さらに、SE同士のコンパ企画とか。
このメルマガだって、無料でプレゼント(笑)!

同じ路線だったかもと気づきました。

あっ、いや、
違うのは、利幅が少ないことか(苦笑)

ヤマグチさんのように、値上げすべきかも。
なーんて。

まあ、冗談はともかく、
我々の業界、会社、
どんどん値下げして、
どんどんブラックになる循環は脱却したいもの。

参考にしてみてくださいね。

ではでは。
またお会いしましょう。

ありがとうございました。

朗報です。2015のSE年収調査、全国平均を大きく上回る。

サーチマン佐藤です。
こんにちは。

先日、このメルマガで
2015年の年収調査しましたね。

「アナタの年収いくら?」と。

もちろん、こんな不躾な質問、
日常ではタブーですが・・・・
(聞きたいけど、笑)

メルマガでは、いいだろうと。

そしたらね、予想に反して、
続々とメルマガ解除になりましたよ(涙)。

おいおい、
待ってくれ!(汗)と。

これは単なるアンケートで、
そのデータをもとに議論したいだけで、

アナタ個人の
懐具合を探るつもりは毛頭ないんですよ。

そこ、勘違いして欲しくなかったですが、

・・・もう遅いか(苦笑)

でもね、でもでも、
解除が多かった半面、

アンケートに回答してくれた人は、
近年では最多になりました。

本当に本当に、ご協力、
ありがとうございました。

そう。
本音では知りたいんですよ(笑)。
わかってますって。

では、さっそく
アンケート結果みていきますが、

ただし、もちろん、
以下の論評は、
アナタ個人へのものじゃないですからね。

ブチ切れて、今度は解除しないように。
そこ、よろしく。

では、いってみましょう。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【質問】2015年、アナタの年収は?
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

0万円~300万円が
6.6%(40.9%)

300万円~600万円が
60.8%(40.8%)

600万円~1000万円が
25.2%(14.2%)

1000万円以上が
7.4%(4.1%)

()内は、全国平均
投票数:789クリック。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

すごいでしょ!

数字を比較してみてください。

2015年、我々の年収は、
全国平均を圧倒的に上回りましたよ。

まず、0万円~300万円は、
全国で40.9%もいるのに、
私の読者は、6.6%。

しかも、全国の調査は、
給与所得者を対象としているのに対し、

私の調査は、
「昨年は専業主婦だったので0円でした」
みたいな方のクリックを含みますからね。

なかなかでしょ。

中間層も手厚いし、
1000万円以上も、
7.4%もいる。

圧倒ですよ。

さすが、このメルマガで鍛えられている!
(↑冗談ですが、笑)

でね、そんな結果みて思ったのは、
やっぱり、

「努力は、報われる」ってこと。

昨年末、NHKの
若者(18歳~19歳)の意識調査では、
日本のイメージを、

「所得格差が大きすぎる」
「努力しても報われない」

と報道していましたが、
これ、どうなんでしょうね?

だって、少なくとも、
このメルマガの読者は、
プログラムやシステム、
IT業界で努力しているわけでしょ。
(だからこその読者なわけで)

そんな努力する人たちを母数にすれば、
平均年収は、がっと上がっている。

国会で野党が

「努力しても報われない」
「格差を無くせ」

と散々に安倍政権に詰め寄るし、
メディアも過剰に報道するから、
若者が、こんなイメージもつのかもですが、
そんなことはないですよ。実態は。

少なくとも、IT業界はね。

「努力すれば、報われる」

具体的に言えば、
勉強してプログラム書ければ、
300万円突破するし、

さらに、コミュニケーション能力あれば、
400万~600万くらいはいく。

努力に比例して、
それなりのステージにいくんですよ。

「努力は、報われる」と。

でも、本当に大変なのは、
そこから先。

給料だけで言ったら、
単純な努力に比例しない世界になる。

そのステージに入った時、
アナタは、何がやりたいのか?

お金をとるのか、時間をとるのか、
プライドをとるのか・・・・
人生の戦略を考える必要がある。

そこが、正念場。

例えば、こんなお便り頂きました。
——————————————-
管理職になって、年収が900万を超えましたが
会社経営に携わる事になったので、
仕事は2倍になりました・・・。

——————————————-

アナタが、
これを、どう捉えるか?ですよ。

組織を動かすのは楽しいし、
それが性分にあっているなら、
やればいい。

でも、何か違うなら、
戦略を練り直す必要がある。

例えば、こんなお便りも頂きました。
——————————————-
サーチマン佐藤 様

いつも楽しく拝見しております。

私は、もともとあまり給与に関する野望はあまりなくて
平均程度もしくは少しそれを下回るくらいでも良いと思っていました。

仕事の量や内容が給与に見合ってなくて、不満はありましたが
それ以上に、仕事で得られること(経験や人付き合い)が良かったので
全体としては不満はなく、恵まれた環境だと思っていました。

そんな中で、あるプロジェクトで
自分の会社、協力会社、ゼネコン、ベンダーなどさまざまな組織の人が
一同に介して業務をしているとき
同じ業務をしていて、むしろ自分の方が責任があって
パフォーマンスも高いはずなのに、
給与は他の組織の人の方が高いということが往々にしてありました。

その点については、不公平感というか
自分の市場価値に見合うくらいはもらってもいいんだって
自信とプライドを持てるようになり、転職しました。

技術力つけるのみでは、
必ずしも年収に比例しない世の中なのかなと思っています。

——————————————-

この方は、自信とプライドを優先したんですね。
転職して、たぶん報酬もあがったのかな。

(人生の)
戦略を見直した。

アナタは、どうしますか?

一昨日、
「SEの将来、教える道もある」という勉強会しましたが、

多くの受講者は、皆、
それなりのステージにいて、

このまま同じ方向性の努力でいいのか?
と悩んで来てくれた。

そんな受講者が、受講後、
こんなお便りくれました。

——————————————-
いつも満員電車に揺られて、
上司の言いなりになりながら働いていますが、

今の自分の生活は
世界が狭いんだなーっと思わず感じてしまいました。

もっと、自由に楽しく過ごせる世界があるんだと感じ、
とても刺激になりました。

——————————————-

まあ、講師業は、
自分で時間管理できるし、
楽しめる人には楽しめる。

でもね、もちろん、
そのステージまでいくのは努力、
そして戦略がいる。

同じですよ。

で、そろそろまとめますが、
我々は、まずは単純な努力が必要。

その努力で武器(スキル)をもつ。

これが、第一段階。

武器をもったら、次は(人生の)戦略。

戦略を考えないと、
武器はあっても、宝の持ち腐れ。

この二段階。

その二段階をクリアした人が、
人生のご褒美を味わえる。

そんな気がしています。

ではでは、今日はそんなところで。

またお会いしましょう。
ありがとうございました。

●参考
若手SE男子の草食化は本当か?「金がほとんど」炎上。

SE女子が結婚相手に望む年収の調査結果と、その理由

一緒に仕事したい国は?のアンケート結果

サーチマン佐藤です。
こんにちは。

先日のメルマガ
アナタが一緒に仕事したいオフショアの国はあるのか?」では、
アンケートをお願いしましたね。

まずは、
そのアンケート結果の発表です。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
○「質問」
一緒に開発するなら、どの国がいい?

○「回答結果」
韓国 8票
中国 25票
インド 21票
ベトナム 40票
フィリピン 10票
インドネシア 4票
他のアジア 8票
ニアショア 199票
その他 27票

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

やっぱり、ニアショア(日本の地方)が断然多いです。

その理由は、
相対的に日本の人件費が下がっているし、
同じ価値観を持つから。

まあ、日本人に越したことはないのでしょう。

また、オフショアに目を向けると、
以前は、圧倒的に中国でしたが、
最近は、
人件費も上がるし、
その国民性?にも疑問を抱かれ、
中国離れが進んでいるようです。

読者からのお便り、紹介しましょう。

————————————————
10数年前、
私も監督者として中国に半年ほど暮らしていました。

そこで感じたのは、一言で言えば「価値観の違い」、
仕事に対するスタンスの違いです。

多くの場合、
日本人が仕事に対してその仕事を成功させる
ための努力をするのに対して、
中国人は「すべて自分のため」につきます。

きれいなプログラムを速くに組むのは、
次の仕事で給料を上げてもらう為、
同業他社に自分を高く売り込む為。

実際、プロジェクトの途中で
一番優秀だったプログラマーが突然朝に

「今日で辞めます。」と言って
引継ぎもほとんどなく

1時間程で荷物をまとめて
タクシーに乗って帰っていきました。

残された方は呆然です。

同僚の中国人に聞くと、
給料のいい会社に転職したらしいです。

それ以来、信用出来ないので、

ほんとに重要な事は、
まかせられなくなりました。

でも、日本にいる偉い人にはわからんのですよ!!!

まあ、もう昔の話です。
ではでは

————————————————

後に残される人のことを、
これほど無視して、勝手に辞めていく。

こういう態度の人、
私も少し思い当たりますね。

同じく、信用できないというか、
人として、おつきあいしたくないですが。
(中国人に限らずね)

次、みていきましょう。

————————————————
中国へのオフショアは、
うまくいった例がまったくありません。

いったん稼働しても、
プログラムやドキュメントの品質が悪すぎて、
仕様確認や機能拡張の際に時間(工数)がかかり、
かえって運用コスト増につながってます。

やたら中国オフショアを進めてくる上司とかいますが、
現実を何も知らない人が多いです。

————————————————

とのこと。

今回のお便りでは、
中国への批判的な意見が非常に多かったです。

(ってか、褒めている意見がゼロでした)

以前は、オフショアと言えば
中国だったのにね。

最近は、シュルルル・・・・と下降線。

それに代わって台頭してきたのが、
ベトナムですね。

何故か?

その理由は、
読者からお便り頂いているので、
ご紹介しておきましょう。

————————————————
開発と検証の一部を
ベトナムの会社にお願いしています。

開発はレベルが低く問題になっているようですが
検証は日本人が気付かないような
細かい不具合も見つけてくれるので
かなり戦力になっています。

————————————————
会社では、主に
中国とベトナムのオフショアと一緒に仕事しているが、
中国は高くなった。

ベトナムはまだ安いし、
考え方や行動が個人主義すぎなくてよい。

————————————————
3年前にクライアントがベトナムに進出した時、
会社の上司が現地まで行った時の事を話してくれました。

ベトナムは若い世代の人口が多く、活気があり
仕事も真面目だと言っていました。

————————————————
知人で、オフショア開発を個人でやってる方が
ベトナム人を使っています。

彼いわく、
ベトナム人は勤勉でかしこいんだそうです。

————————————————

私は、ベトナム人と仕事したことないし、
行ったこともないのですが、
勤勉な国民性のようですね。

こんな感じで、「概ね良かった」
みたいなお便りが多かったです。

そう、やっぱり、
正直で勤勉な人が一番。

かつて、明治の頃、日本を訪れた
エドワード・S・モースは、

「正直な国にいることは、実に気持がよい」と
日本を絶賛しました。

そう。今でも、
そんな国民性を守っていきたいし、
お互いに気持ちよく仕事がしたいでしょ。

いみじくも、こんなお便り頂きました。

————————————————
2008年ごろは、
業界的にオフショアが盛り上がっていたころで、

当時の社内でも
「オフショア開発会社をうまく使えないSIerは、仕事が無くなる」
みたいに言われていたのを思い出します。

でも、末端だった私には、
オフショア開発会社にお願いすることに当時から非常に違和感を感じてました。

なにせ、オフショア開発会社から上がってきたコードを
ほぼ一から作り直す作業ばっかりしてたものですから(苦笑)

「せっかく安く作ってもらったのに、
それを中国の方より高単価の私が作り直してたらコストメリットないじゃん!」って(笑)

結局、
最後はオフショア開発会社に渡す予定だった仕様書を
元に私が開発してました。

パートナーの中国の方も、
言葉もニュアンスも通じないので仕事上はしんどかったです。
(個人的には仲良くなりましたが)

そんな調子だったので、
何となく「オフショア開発は近いうちに廃れるんだろうなー」
と思っていたらいつの間にかその通りに…。

そして私は今、
オフショア開発会社に全く頼らない開発会社で、
日本人同士で仕事をしています。

正直、とても楽ですし、何より楽しいです。

————————————————

・・・何より楽しい。

私は、大事なことだと思いますけどね。

以上、前回メルマガの
アンケート結果のご報告でした。

ではでは、またお会いしましょう。

ありがとうございました。

アナタが一緒に仕事したいオフショアの国はあるのか?

サーチマン佐藤です。
こんにちは。

先日のメルマガ、
我々は甘かったのか、技術者がネットの自由を守る闘い」・・

ちょっと前になりますが、
覚えていますでしょうか?

このメルマガ、
いつもより多くのお便り頂きました。
(ありがとうございました)

多かったということは、
皆さん、思う所も多かったのでしょうか。

そのお便り、
いくつか紹介してみますね。

——————————————-
お隣さんに色々悩まされますね。

「南沙諸島」「AIIB」「環境汚染」
「工場爆発」「著作権侵害」などなど。

「百度」もそうですが、
「Huawei」や「Lenovo」も話題になりましたね。

なので、我が社では、
お隣さんの通信関係の機器は導入していません。
(したくない)

いくら値段が安くても、
信用(信頼)できないものは使おうとは思いません。

——————————————-
非常に参考になりました。
某国は、やはり何があってもおかしくない国なんですね。

——————————————-
レノボPCにも、ハードウェアレベルで
バックドアが仕掛けられているというニュースもありました。

前に保守系の関西ローカルTVの討論番組で,
「中国は嘘つきで日本は正しい」という中国批判の論調で議論が進んでいて,

それまでずーっと黙っていたソフトブレーン創業者で
親中の宋文洲さんが意見を求められ,

反論するかと思いきや
「こんな議論は幼稚だ」と、
一言だけ言ってのけたのが印象的でした。

つまり,どちらかが正しいかどうかではなく,
最終的に果実を得たものが勝者だという,
正に大陸の文化というか,
中国の国民性を冷静に理解して対応するのが
重要だと痛感した次第です。

そこを気付いていない日本人があまりに多く,
「普通そんなことはしないだろう」という
日本人の良識というか

島国の物差しでしか彼の国を見ていないのが
大問題だと思います。

——————————————-

彼の国への批判が多かったですが、
やっぱり、基本的な価値観が違うのでしょうか。

中国人の方、もしくは
中国と関わっている人がいたら、
教えて欲しいのですが・・・

私は、
「公正さ」、「誠実」、「正直」は、
時代や地域を超えて、
誰もが認める人類共通の価値観で、

たまたま、各人の成長段階によっては、
表に出てない場合もあるけど、

でも、必ず誰もが内包している価値観、
そう信じたいのですが、
違うんですかね??

甘い??

例えば、アメリカには、
「ワシントンの桜の木の逸話」があるように、
正直を美徳とする教訓があり、

西欧にも、
「一生幸せでいたいなら、正直でいろ」
という諺もある。

まあ、一方で、
「正直者が馬鹿をみる」とも言われますが、
それは、あくまで一時的なことで、

人生の長いスパンで考えると、

「Honesty is the best policy.」
(正直は最善の策)

だと。

どうなんでしょうか?
よかったら教えてください。

ところで、その価値観の話ですが、
以前、我々の業界では、

「オフショア開発」が、

もてはやされましたね。

中国、韓国、インド、
ベトナム、フィリピン、インドネシア、ミャンマー。

安い人件費で、
大きなメリットがあると言われてましたが、
最近、あまり聞かなくなりました。

原因は、
人件費の高騰もありますが、
何より、価値観が違いすぎて問題が多いから。

そのマネージメントにコストがかかる。
(もちろん、うまくやっている所もありますよ)

私の個人的経験で言うと、
中国、韓国、インドと仕事しましたが、
やっぱり価値観の問題には悩まされた。

個人差もありますけどね。

そこで最近は、
「ニアショア開発」を実践している会社も多い。

「ニアショア開発」とは、
国内の遠隔地に開発を委託すること。

東京や大阪は、
案件が多いですが、地方は少ない。

でも、優秀な人材もいるし、
人件費も都会に比べたら安いし、
ネットを使えば仕事ができるし、

何より、同じ価値観をもつ安心感。

つい最近も、
そんなスタイルの会社の人から、
直接話を聞きました。

そこで、今日は最後にアンケート。

この業界にいるなら、
「オフショア開発」「ニアショア開発」
関わることもあると思いますが、

アナタは、
どの国がいいですか?
(どの国が一番メリットあると思いますか)

もちろん、時と場合によるし、
現段階の想像や希望でも結構です。

是非、
一つクリックしてくださいね。
(このアンケートは終了しました)

韓国

中国

インド

ベトナム

フィリピン

インドネシア

他のアジア

ニアショア(日本の遠隔地)

その他

●上記のアンケート結果は、こちらになります。

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