技術系」カテゴリーアーカイブ

ふつーの技術者が何を意識するとピリッとなるのか?

サーチマン佐藤です。
こんにちは。

さてさて。

今日はお勉強の話です。

この業界では、
起きている事象をとらえ、観察し、
「こっちが正しい」と推論する力が必要ですね。

この力はどうやって磨かれるのか?
何を意識すればいいのか?

天才は意識しなくても、
「直観」を駆使して、すぐに
「こっちが正しい」と推論できるようですが、

我々ふつーの技術者は、
「演繹法」と「帰納法」のどっちかを使うべきですし、
強く意識すべきです。

意識しないから、ぬるいことになってしまう。

少なくともどっちかを意識すれば、かなりピリッとした
いい技術者に変貌する可能性が高いので、
今日は、そのへんのこと話してみますね。

(私も、なるべく意識するようにしています)

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【演繹法】正しい仮定の積み重ね
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

「演繹法」は、まあ簡単に言えば、

「A=B」「B=C」ならば、
「A=C」ってやつ。

例えば、
(仮定)「被害者の近くに、凶器の包丁が落ちていた」
(仮定)「包丁には指紋があった」
(仮定)「その指紋とAの指紋は一致した」

ならば、
→(結論)「犯人はAだ」とか。

こんな推論方法ですが、
納得できますよね。

上記の場合、当然ながら100%正しい「仮定」が積みあがることで、
100%正しい結論が導けるということになるし、
仮に、その積み重ねる「仮定」の確率が低くなれば、
結論の確かさは低くなります。

例えば、日本の有名なことわざに
「風が吹けば桶屋が儲かる」というのがありますよね。

・風で土ぼこりが出る
・土ぼこりが目に入って、盲人が増える
・盲人は三味線を買う
・三味線には猫皮が必要
・猫が殺されて減る
・猫が減ってネズミが増える
・ネズミは桶をかじる
・桶屋が儲かる

だから、(結論)「風が吹けば桶屋が儲かる」
となるわけですが・・・

全く正しくないです(苦笑)。

もちろんこれは、「演繹法」を模した
江戸時代の庶民の言葉遊びだから、
それはそれでいいんですけどね。

まあ、こんな感じで、とにもかくにも「演繹法」は
積み重ねる「仮定」の確率が重要ということを知っておいてください。

参考までに言えば、この推論方法は、
「左脳的アプローチ」でもあります。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【帰納法】経験則からの推論だけど・・・・・
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

かたや「帰納法」の話です。

こちらは経験則とも言われている通り、
たくさんの事象を観察し、そこから結論を導く方法です。

例えば、
「人間Aは死んだ」「人間Bも死んだ」「人間Cも死んだ」
「太古から生きている人間は一人もいない」ならば、

→(結論)「人間はいつか死ぬ」とか。

わかりますよね。

こんな推論方法だから、
小難しい論理は必要ないのですが、
多分に直感的なわけで、そりゃ、
危ない(間違った)結論を導く可能性も多分にあります。

例えば、さっきの話で言ったら、

「Aはいつも悪いことやってる」
「Aは被害者と知り合いだった」

ならば、
→(結論)「犯人はAだ」とか。

危ないでしょ?
どっかの検察みたいに。

そんな感じで「帰納法」は
経験即を積み重ねることで推論してしまう方法です。

これは、参考までに言えば
「右脳的アプローチ」でしょう。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【技術者】このシステムはどう動くのか?と推論するためには
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

じゃあ、我々の世界で、例えば
システムがどう動くか?と推論する場合、

どういうアプローチをとるべきか?

という話です。

仮に「演繹法」でいくなら、
ソースを読むべきでしょう。

ソースこそ、100%正しい「仮定」の積みあげであって、
このインプットがあれば、こういうアウトプットが出ると、
正しく予想できるはずです。

例えば、Javaのフレームワークやコネクションプールだって、
そのソースを丹念に読めば、こういう結果が得られる
と正しく推論できるはずなんです。

でも、そんなの現実的じゃないですよね(苦笑)。
やってられません。

現実的には、「システムはどう動く?」と予想する場合、
「帰納法」で攻める方が簡単だし、実感できます。

具体的には、
まずシステムを自分で実際に動かしてみる。

「こうやって動くんだ~」

と確認できますよね。

次に重要なのは(ここ本当に重要ですよ!!)動いた後、

(結果に影響を及ぼしていると思われるところ)
「一か所だけを変更」してみること。

そして動かす。

そうすると、その一か所変更したところが、
結果にどう影響してくるのか?

それを「帰納的」に納得できるんですね。

よくやってしまう間違いが、
何か所も変更して、動かしてみて、
何の変更が何に影響しているのか意味不明・・・・

みたいなことをやっている人。

重要なので繰り返しますが、
とにかく動くシステムがあったら、
一か所だけ変更してみる、

そして結果を丹念に観察する。

この地道な繰り返しなんですね。
勉強なんて。

これが血となり肉となるための、
技術者の正しいアプローチ。

余談ですが、一番ダメなのは、

「教科書は、いつも正しい」
「教科書には、こう書いてあった」

ならば、
→(結論)「教科書に書いてあることを読めばいい」と、

「演繹法」だか「帰納法」だかわけわからないこと言って、
お茶を濁して勉強すること。

これじゃあ、血となり肉となりません。

(私も昔はよくやってしまいましたし、
今でもついついやってしまいます)

これじゃあ、ダメです。

勉強って、もっと地道だし、
技術者だったら、「演繹法」でも「帰納法」でもいいですが、
どちらかを強く意識して勉強すると、きっと力がつくと思います。

まあ、両方からアプローチするのが一番いいですけどね。

以上、今日は
自戒も込めて話してみました。

ではでは、
またお会いしましょう。

ありがとうございました。

IT技術者が不足する問題と、Java講習の提供で底上げ。

サーチマン佐藤です。
こんにちは。

先日のメルマガ

大反響でしたね~。

やっぱり、場所に拘束されず、
好きな場所で自由に仕事する生活って、
多くの人にとっては夢ですよね。

うん。

でもね、でもでも、夢じゃないですよ。
絶対。

前回も言いましたが、
地道な努力と戦略、ちょっとした勇気と決断があれば、
現実になるし、実際やっている人もいる。

そう、
私は最近つくづく思うことがある。

タイで悠々自適に暮らしている人達も、
全員が全員、もとは日本の会社のサラリーマンだったし、
ペンギンプロジェクトの勉強会で聞いた
Tさんの話も、そうなんですよ。

我々が「いいなあ~」と思う、
理想的な生活している人達は、
特殊な才能や経験があったわけじゃなくて、

実は、本当に本当に、
当たり前のことをやり続けているだけ。

当たり前のことって・・・・・

つまり、自分の仕事に必要な勉強を、
毎日やり続けること。

健康に注意し、
精神衛生にも留意して、
食事や睡眠、人間関係に気を配る。

約束を守り、誠実に仕事と向き合う。
できない約束は、しない。

信用できる人に、信用されるようになり、
信用できない人は、早目に切ってしまう。

人生の勝負どころと見たら、
リスクをとって勝負し、ベストをつくす。

結果、うまくいかない場合もあるけど、
死ぬわけじゃない。

うまくいかなくても、
当たり前のことをやり続けるだけ。

その繰り返しで10年20年経てば、
自然と結果がついてくるし、
自分なりの人生も見えてくるし、
お金もついてくる。

そんな気がするんですけどね。
ってか、ほぼ確信ですが。

・・・・・すみません。

閑話休題。
また脱線です。

今日は、こんなこと話す予定でなかった(苦笑)。

まあ、IT技術者として、
いかに質の高い人生を送るのか?

という話題に関しては、
タイ調査記録レポートとして、
また後日お送りしますね。

で、話を戻して、
今日は、もっと現実的なこと。

ずばり、今後の「IT業界」のことを話します。

ちなみに、アナタは、
「IT業界」が今後しばらくは、
技術者不足になることを知っていましたか?

「えっ、言われなくても徹夜している?」(苦笑)

すみません。

まあ、アナタの周りは、
今も技術者不足で大変と思いますが、

2015年以降は、
もっと技術者が不足すると言われています。
(まじか~??)

何故なら、日本では
大規模プロジェクトが目白押しだから。

マイナンバー制度のシステム改修。
日本郵政グループのシステム更新。
各銀行の勘定系等のシステム刷新。

さらに我々の日常生活では、
パソコン、スマホ、タブレット、電化製品、
様々なソフトウェアが入っているわけで、

これらを使ったサービスのシステムの需要は、
ずっと続いている。

どうなっちゃうんでしょうか?
毎日徹夜ですか?

いえいえ。
もしかしたら、こういう時こそ、

業界を変えるチャンスかもですよ。

お互いに、しっかりと技術を学び、
きちんと業務を理解し、

最適なシステムを作っていく。

結果、
業界全体として尊敬され、
報酬も高額になる、いい循環。

でもね、現状は、
全くの技術者不足のため、
たいして勉強しなくても、
そっこーで技術者になれてしまって、

そのままプロジェクトに投入されて、
トラブルになる悪循環。

で、報酬も叩かれる。

ほんの少しでもいいので、
勉強する所からスタートしたら、

業界の底上げになって、
報酬もあがって、「いい」循環になる。

例えば、医師や弁護士のように。

まあ、そういう「いい」循環になって欲しいと思うからこそ、
私もこんなメルマガ書いているし、
色々とやっているんですけどね。

どうでしょうか?

まあ、他にも色々と思うことはありますが、
とりあえず自分が出来ることをするしかないわけで、

この週末、少し旧くなっていた、
ゼロからJavaを動かす講習」(無料)を、
バージョンアップしてみましたよ。
http://www.searchman.info/java_eclipse/new.html

よかったら、アナタの周りにいる
「やる気」がある人に紹介して欲しい。

業界の底上げのためにも。

ぜひ。
お願いします!

以上、
IT技術者が不足する問題と、
Java講習の提供で業界の底上げを、
まじめに考えてみました。

ではでは、またお会いしましょう。
ありがとうございました。

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たった1人が手をあげてくれる世界

サーチマン佐藤です。
おはようございます。

晴れた日曜日の朝、
気持ちいいですね。

先週、私たちは、
「ふつーの技術者が普通のアプリで収入を得た話をしよう」
という座談会を行ってきました。

——————————————–
※関連話は下記参照

アンドロイド技術、個人的な報酬を得た話

アンドロイドアプリで個人収入を得るための大前提は?

——————————————–

今日は、その時の話を少し。

仮に、その収入を得ている、
ふつーの技術者をMさんとしておきましょう。

Mさんからは、
これまでの業務経験、開発経緯、
会社とプライベートの時間の使い分け、
副収入の喜び、昂揚感・・・・等々。

色々と話して頂いたのですが、
まず驚かされたのは、

Mさんは業務上、
全くJavaの経験もないし、
もちろんアンドロイドの経験もないし、

プログラムもほとんど書いたことがなかったこと。

それなのに、
全て独学で勉強してアンドロイドアプリを作り、
そのアプリがヒットして、
毎月数万円の副収入がある。

この現実、驚かされるでしょ。

しかも、そのアプリが目覚まし時計だし!(笑)

こう言っては何ですが、
目覚まし時計は、
サンプルアプリにも出てくるくらいだし、

そんなアプリを自分なりに作って、
副収入が数万円あるなら、

「自分もやってみたい」って、
誰だって思いますよね。

そこで、まず、
その座談会で盛り上がった話題は、

そういう個人でも開発できる
普通のアプリでも売れるのか?
ということ。

結論から言うと、
(スマホアプリ関連の人もいたし、色々話してみると)

どうやら、機能が優れているアプリよりも、
発想がユニークな個人アプリのほうが売れるらしい
という事にはなったのですが・・・・・

じゃあ、ユニークな発想ってどうやって出すのか?と。

「う~ん」

皆、首をかしげて、
ここで詰まってしまう。

でもね、この直後、
その座談会の現場で我々は、
まさにヒントとなる衝撃を目の当たりにするのですが、

話を続けますね。

「う~ん」とうなっても、
ヒットの法則なんてわからないし、ひとまず
Mさんには今後の展開を続けて話してもらった。

Mさんは、バイク(の爆音)も好きだけど、
「映画も好き」ということで、

ちなみに、その映画とは、
ハリウッド映画のようなメジャー映画じゃなくて、
独立系のマニアックな映画。

——————————————–
ちなみに、こんなサイトを作ったそうです。
http://indiemovie.jp/

——————————————–

そんなマニアックな映画を紹介するサイトとアプリを作り、
それを報酬に結びつけたい、と。

そんなことを熱ーく語ってくれた。

で、参加者から、
「どんな映画があるんですか?」
と質問があると、

Mさんは、ますますヒートアップして熱く語り続ける。

もしかして、普段は語る相手もいないのか?(苦笑)

水を得た魚のごとく、乗りに乗って、
マニアックな映画の話をバンバン始めたのですが・・・・

「あっ、まずい」

私は司会者として、皆が
しらけだした雰囲気を感じたんですね。

マニアックになるほど、
話している本人は夢中になって気づかない。

この会の参加者は、
映画の話を聞きにきたわけでないので、

(私は司会者として)
話題を元に戻さないといけない。

そう思った矢先のことでした。

「私、買います」

一人の女性参加者が、突如叫んだのです。

???

一瞬、場に衝撃が走った。

「私も、そういう映画が大好きでツボにはまりました」
「私、いくらでも買います」

彼女は、こう続けたのです。

まじかあ(笑)?

そうなのです。

皆がしらけ始める中、目を爛々と輝かせ、
一人だけ反応しまくっている女性がいた。

この予想外のハプニングで、
期せずして、皆が得心した。

つまり、アンドロイドアプリをはじめとする、
ネットの世界では、

ほとんどの人が「まじかあ?」と思っても、
1人だけ「買います」と宣言すれば、

それは売れる。

あの目覚まし時計だって、
よくよく聞いてみると、

最初、YouTubeで冗談半分で予告した時に

「そんなアプリあったら、買います」

と熱烈なラブコールを送ってくれた人がいたとのこと。

おそらく、あの座談会の出席者10人で
多数決をとったら、9対1で否決される世界。

でも、たった1人が、
「私、買います」と手をあげてくれる世界。

その1人を大事にすると、
売れるアプリにつながっていく。

まさに、そんな現場を
目の当たりにした。

我々も、マニアックだと売れないとか、
周りの人が興味なさそうだと、

モチベーションも萎えるし、
ついつい弱気になってしまう。

でもね、むしろ逆なのでは?

周りが全く興味なさそうでも突き進む。
そして、たった1人を見つける。

かなりの精神力が必要ですが(笑)、

そこに集中すると、
何か突破口があるような気がします。

以上、そんな座談会報告でした。

他にも話したいことありますが、
今日はこのへんでね。

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アンドロイドアプリで個人収入を得るための大前提は?

サーチマン佐藤です。
こんにちは。

前回のメルマガで、
アンドロイド技術、個人的な報酬を得た話
をしましたね。

「自分でアプリ開発して収入を得る」
「しかも、簡単なアプリ(目覚まし時計)で」

という所が琴線に触れたようで(笑)、

今回も沢山のお便り頂きました。
本当にありがとうございます。

私も、年末から2月まで、
「簡単なアプリを作ろう」というこで、
アンドロイド講習しましたが、

あのくらいの知識でも、
十分に売れるアプリが出来てしまう。

とっても素晴らしいことだし、

やっぱりアンドロイドは、色んな意味で、
これからの飯のタネですね。

で、さっそく答えにいきますが、

ズバリ、
その目覚ましアプリは、
「暴走族目覚まし」(無料)なのです。

そのアプリは、
GooglePlayで検索すると出てきますが、

要するに、
「暴走族の爆音排気音やラッパ音」で目覚めるという
素晴らしい目覚ましアプリ(笑)。

私にはさっぱり理解できませんが、
その筋の人には需要があって、

3か月で2万ダウンロード。
(驚きでしょ)

(アプリ本体は無料ですが)
そのアプリに広告をつけただけで、
月数千円の収入が発生しています。

で、その有料版が
「暴走族着信音」(300円)で、

上の「暴走族目覚まし」のアラーム音を、
そのまま着信音にしただけのアプリ。

こっちの有料版アプリは、
月2万円~3万円の収入が発生。

いや、失礼な話、
まじか~?って気分でしょ(笑)。

だって、スマホにはもともと
目覚まし時計がついているしね、

いくら、
「このマフラーの重低音、たまんねえ」
と言われても、

(一般の人には)
ほとんど意味不明。

でもね、意味不明なんだけど、
そういう世界もある。

オタクの世界と言ってもいいのかもですが、
個人がアプリを開発して「売れる世界」を目指すなら、

けっして卓越した技術じゃなくて、
そのへんの意識が大事なのかな・・・・と。

さらに言えば、例えば
電卓アプリ。

目覚まし時計同様、
電卓アプリも、デフォルトでスマホに付属していますが、

この電卓アプリも、
ちょっとした工夫で、大ヒットした。

わかりますか?

ヒントは、ギャル。

答えは、電卓をキラキラさせて、
デコいれたこと。

これだけで、ギャルに大ヒットですよ。

※「デコ電卓」の検索で出てきます。

これも「マジか~」って気分ですが、
さっきよりは、少し落ちいて聞けますね(笑)。

何故なら、
「な~んだ、要するに、
日常のアプリを少し装飾してやればヒットする」

そんな法則性が少しあるような。

でもね、それは甘いですよ!

全く日常と関係ないアプリもヒットするようで、

例えば、
「100万のタマゴ」というアプリがあるのですが、

このアプリは、画面に卵があって、
ただ、タップするだけ。

100万回タップすると、その卵が割れる。

たったそれだけなので、
「誰がやるの?」って思いますが、

でもね、なんと、
そのアプリは世界中で大ヒットして、
累計700万ダウンロードです。

日常生活と関係なくても、
そんな単純なアプリがヒットしてしまう、この現実。

う~ん。

で、最後に極めつけ。

「ホモォいじり」というアプリなのですが、
「ホモォ」という意味不明のキャラクターを勝手に作り、

世話したり、食事させたり、ホモ話したりするゲーム。
(「たまごっち」みたいなゲームかな。たぶん)

これは腐女子という(オタクの?)世界で
大人気らしくて、100万ダウンロード・・・・・

でもね、すみません。

書いてる私自身、
(ホモ)言葉がほとんど意味不明で、

もう解説できない(笑)。

でもね、一つ強調しておきたいのは、

「ホモォいじり」は、

元コールセンターで働いていた女性が、
プログラムを習い、その後、
研修でアンドロイドを受講して
たった1か月で作ってしまったこと。

その女性、沖縄在住で、
沖縄の新聞に掲載されたそうですが、
(ご存知の方、よかったら情報くださいね)

もとは、普通の女の子だった。

そう、今まで述べてきた事例同様、

卓越した技術は、ヒットの必要条件ではない。

「じゃあ、何が?」って言われると
困ってしまいますが(苦笑)、

でもね、大前提として、
一つだけお伝えしたいこともある。

と言うのは、実は前回のメルマガの後、
こんな感じのお便りが多かった。
(三つ紹介してみますね)

——————————————-

目から鱗的な発想、是非メルマガにしてください。

——————————————-

「使いなさい」の上から目線ではなく、
作者の人となりを出したアプリでしょうか。

——————————————-

多くのAndroidアプリがあって、
その中で生き残る方法を教えてほしいです。

——————————————-

みんな「コツ」を求めている(苦笑)。

「コツ」をつかんで、
要領よくアプリ作りたい気持ちはわかりますが、
でもね、上記でみてきたとおり、

「コツ」なんて見えないですよ(笑)

だからね、アナタが何かのアプリ作って、
少しでも収入を得たいと思うなら、

やるべきことは、
即実行だけ。

それだけが唯一の前提条件。

卓越した技術も必要ないし、

いや、もちろん、
この2月に終了したサーチマンの
アンドロイド講習レベル程度の技術は必要ですが、

アイディアだって、
「誰がみても素晴らしいアイディア」は、
必要ない。

むしろ、
会社で絶対に稟議通らないアイディアが、
逆にヒットしている(苦笑)。

このメルマガの読者には、
(講習もしましたし)
アンドロイド技術をもっている人が沢山いますね。

「アプリ作って、多くの人に使ってもらって、
なおかつ収入を得ること」は、

もちろん難しい面も多々ありますが、

案外簡単に、
普通に手に入る可能性もある。

ただし、その権利は、
即実行した人にだけ。

ちなみに、上記の目覚ましアプリ作った方だって、
30代で組み込み系ソフトエンジニア。

アンドロイドだって独学ですよ。

(聞いた限りでは)
普通の人です。

実は今週末、
私はその人と面会するのですが、

もしかして、会ってみたら、
ものすごい「コツ」があるという可能性も
なきにしもあらずですが、

まあ、あったら、
その時はまた報告しますね。

とりあえず今日の結論は、
「実行しなければ、可能性はゼロ」

確かに言えるのは、このことだけ。

ではでは
またお会いしましょう。

ありがとうございました。

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アンドロイド技術、個人的な報酬を得た話

サーチマン佐藤です。
こんにちは。

年末から、この2月にかけて、
アンドロイドの講習を行いました。

その講習では、全くのゼロから、
環境構築、ページやボタンの作り方
地図アプリや電話アプリとの連携、
最後はDBの使い方まで一緒に勉強し、

簡単な業務アプリが作れるくらいになりましたね。

本当にお疲れさまでした。

今後、このアンドロイド技術は、

間違いなく仕事のネタになりますし、
コンサルする際のバックボーンになるので、

しっかり身に着けて頂ければと思いますが、

今日はね、
そんなアンドロイド技術が仕事だけじゃなくて、

副業というか、
個人的な報酬に結びついたと、

ある方からお便り頂いたので、
少し紹介してみますね。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【アンドロイド】アプリが無数にある中で
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

今、多くの人が(アンドロイドの)
スマホやタブレットを使っています。

プライベートでも仕事でも。

同時に、多くの開発者が無数の(アンドロイド)
アプリを提供している。

そんな無数のアプリの中には、
大ヒットして収益をあげるアプリもありますが、

ほとんどのアプリは、収益をあげるどころか、
無料でもダウンロードさえして貰えない。

それが悲しい現実(苦笑)。

まあ、我々開発者としては、
どうせ勉強で作ったんだし、

どうでもいいやと思う面もありますが、

でも本音を言えば、
少しは他の人にも使ってもらいたいし、

いっそ、お小遣いくらいの収入でも毎月入ったら、
そりゃ、ハッピーですよね。

でも、そうなってくると、
もっと深い技術を学んで、
凄い機能をアプリに作りこむ必要があるのか?
ということにもなってしまうし、

う~ん、
それも面倒だったりと(笑)。

ジレンマに陥ってしまいます。

もちろん、
そうしなければいけない場面もあるでしょうが、

でもね、私にお便りくれた方は、
そんなジレンマをぶっ飛ばしている。

最初聞いた時、私は
思わず笑ってしまったのですが、

だって、その方の作ったアプリは、
なんと

「目覚まし時計」だったんですよ(笑)

「はっ?」て気分でしょう。

目覚まし時計くらいのアプリなら、
少しアンドロイドの勉強すれば作れるでしょ。
(といっても、サーチマンの講習程度のレベルは必要ですよ)

そんな(誰でも作れる)アプリなのに、
3カ月で2万近くもダウンロードされて、

あまつさえ、
有料版が売れて、毎月稼げてしまっている。

・・・・意味不明。

本当に私も不思議だったので、
いや、興味をもったので(笑)、

その方に問い合わせて、実際に
そのアプリをダウンロードし、

使ってみれば納得すると思ったのですが、

しかし、しかし、
使ってみても、

「う~ん」
(ほんと、失礼ですよね)

こんなアプリでいいのか?と。

だって、マジに時間セットして、
音を鳴らすだけ(笑)。

単純なのです。

スヌーズ機能もないし、
見栄えだって、業務アプリみたいだし。

しかし、ダウンロードされて売れている、
この現実。

何故だ?と。

私の想像力では、全く説明がつかなかったので、
そのお便りくれた方(作者)に、
色々と質問して、最近になってやっと

「何故だ?」について、

なるほど、こういうこともあるのかと
納得したところなのですが・・・・・

いやはや、「売る」ということに関して、
本当に勉強になりましたよ。

ありがとうございました。

そして、色々失礼なこと質問してしまったり、
(思ったりしてしまいましたが)
すみませんでした、と。

まあ、実は最近、
そんなやりとりしていたのですが、

さてさて、
ここからはアナタへの質問。

ちなみにですが、アナタも、
その「何故だ?」に興味ありますか?

興味あるなら、この続きも
メルマガにしてみようかなあと考えていますので。

ま、とにもかくにも、
とりあえず今日は、
面白いお便り頂いたので、

皆さんも興味あるかなあ?と思って、
お知らせしてみました。

ではでは。
またお会いしましょう。

ありがとうございました。

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