新年のご挨拶。照れますが「日本をいい国に」

サーチマン佐藤です。

新年、明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。

いかがお過ごしでしょうか。

私は、田舎に帰り、雪景色をみつつ、
お雑煮とおせち料理を食べて、
初詣に行く・・・・という、

ごくごく普通に、
日本人らしく過ごしてました。

さて、今回は、
年明け早々なので、
視野広く、国際情勢の話などから、
新年の決意でもしてみますね。

いってみましょう。

最近では、米中の対立が、
いよいよ深刻になってきました。

日本のマスコミは、
米中による貿易、5Gの主導権争い
みたいな報道ですが、
私は、違った見方です。

というのは、日本では、
全く報道されませんが(苦笑)、
昨年10月、米ペンス副大統領は、宣言しました。
https://www.youtube.com/watch?v=bmgSFzIyDZs&t=1420s
(時間ある人は、見てください)

この宣言を聞けば、アメリカは、
「ルールを守らない奴(国)は潰す」と、
新しい冷戦時代である、と。

つまり・・・

・為替操作
・技術移転の強要
・知的財産のパクり

さらに・・・
・宗教の自由もない
・発言の自由もない
・人権は無視する

そんな中国共産党を、
潰すと言っています。

もちろん、
アメリカ目線ではあるけど、
我々にも、うなづける部分は大いにある。

例えば、言論の自由です。

安倍総理でもトランプ大統領でも、
我々は、批判できる。

しかし、中国版のTwitter
微博(ウェイボー)で、
習近平氏の批判したら、
マジに監獄に収容されます。

我々の業界で言えば、
サイバー攻撃、ソースコードの開示強要、
アプリにバックドア機能を仕込むとか、
メチャクチャな話もあった。

最近のファーウェイも然(しか)り。

個人的に言えば、

私の技術レポートも、中国にパクられた。

※あまりに悔しいので、
画面キャプチャはとってある。

でも、どうすることもできない。

自由主義経済は、あくまでも、
公正なルールの下で行われるもの。

そのルールを破っては、試合にならない。

サッカーに例えれば、日米欧で、
サッカーやろうって言っているのに、

ボールを手で持つ、相手を殴る、
なんでもありが、中国共産党。

ついでに言えば、
ゴールポストを動かすのが韓国。

いわゆる徴用工問題や、
最近のレーダー照射問題、
呆れた人も多いでしょう。

で、そんな中での日本です。

中・韓だけでなく、時には、
アメリカだって、
無理難題を言ってくる。

この難しい状況で、
我々、普通の日本人は、
ひとり一人で何ができるのか?

私は、
「日本人らしい」精神と教養を高める。
これに尽きると思っています。
(あくまで、ひとり一人の範囲ね)

隣国がどうなろうと、
超大国がどうなろうと、

本物の人材を輩出し続ける国は、
多少の紆余曲折はあっても、
長い目でみれば、強い国になる。

考えてもみてください。

我々の祖先は、
維新と戦後、ゼロから短時間で、
キャッチアップした。

その理由は、日本の国民ひとり一人、
平均的な民度や教養が高かったから。

・勤勉な職人気質。
・清廉な道徳心。
・公平で無私な心。
・温厚で誇り高いこと。

世界に誇る
「日本人らしさ」です。

確かに、最近の状況をみれば、
「中国・韓国、気分悪い」
「政府、なんとかしろ」
批判したい気持ちもわかる。

しかし、全く自分を棚上げして、
批判だけするのもよくない。

まずは、自分自身の価値を高める。
(その上で批判するなら、まあいい)

そう。

ウソやパクリでない、
本当の価値を高める。

幸いにも、日本には、
まだまだそういう風潮が生きている。

「信頼できる」
「モラルが高い」
「安全で清潔」

「日本人て何て優秀なんだろう」と、
世界に言わしめるのです。

明治になって、日本を訪れた外国人は、
日本人の正直、親切、清潔、気品を
褒め称えました。

例えば、エドワード・S・モースは、
「人々が正直な国は、実に気持ちがよい」
と言った。

戦後、最貧国状態から、
新幹線を開通させ、東京オリンピックを開催。
たった19年です。
世界は、日本に驚愕しました。

次は、我々の番です。

「日本人らしさ」
・・・・いや、もっと簡単に言えば、

「きちんと生きよう」と、
言い換えてもいい。

・勤勉な職人気質。
・清廉な道徳心。
・公平で無私な心。
・温厚で誇り高いこと。

「企業は人なり」同様、
「国も人」です。

国のレベルって、結局は、
国民ひとり一人のレベルでしょ。

「きちんと生きよう」って、
私に言えるほど資格があると思わないし、
普段は、言う勇気もない。

でも、新年明けて、この状況の中で、
そんな気持ちで仕事しようって、
初詣の神社で決意してみました。

加えて、
お雑煮、おせち、温泉、ご飯、味噌汁、
美しい風景・・・・と。

たまに嫌いになるけど、
結局は、私、日本が大好きなのです。
(告白みたい、笑)

ではでは。
今年もよろしくお願いいたします。

ありがとうございました。

●追伸
我々の仕事仲間には、中国も韓国の方もいる。
実際、最近の自分の国のこと、
どう思っているのでしょうか?

よかったら、是非、
ご意見お聞かせくださいね。




2018大阪SE感謝祭パーティ@サイボウズさん

サーチマン佐藤です。
こんにちは。

昨年の東京SE感謝祭に続き、
今年は、大阪サイボウズさんに場所をお借りして、
「2018大阪SE大感謝祭パーティ」を行いました。

出席者の皆さま、サイボウズさん、
本当にありがとうございました

まず、眺望はこんな感じ。

35Fから、大阪が一望できます。

ちょっと勉強して、

カンパーイ。

時折、くつろいだり。

楽しい会になりました(たぶん)。

で、少し裏話をします。

この感謝祭は、
3か月ほど前、夏の暑い日、
大阪サイボウズさん訪問から始まった。

そこで私は、
「場所を借りたい」とお願いしたのですが、
でも、相当怪しいと思われていた(苦笑)。

東京サイボウズさんの橋渡しなので、
とりあえず、顔をたてて話を聞くけど、
そもそも、

「サーチマン佐藤??誰?」
「本当に、そんなこと出来るの?」と
思っていたらしい。
(パーティの飲み会で、本音聞きました、笑)

しかし、結果的には、
出席者:男性23名、女性7名。

満員御礼で、無事開催できました。
よかったー(汗!)

しかしねえ、私も、少し愚痴を言いたい。
出席者の皆さん、もう少し早めに申し込んでくださいね。

だって、2か月前から告知して、
1ヶ月前の募集開始直後は、
たった5人の申込みしかない。

締切2日前でも、たった10人ですよ。

・・・・言わんこっちゃない。

昨年、東京で開催した後、
「是非、大阪でやってください」という
多数の声は、一体何だったのか?

私、悲しいピエロ。

ガーン!って、
頭の中で、鐘が鳴りましたよ。

もう二度と、大阪ではやらないし、
大阪サイボウズさんには、土下座するしかない。

腹もくくりました。

しかし、だ。

その後、たった1日半の間に、
20人ほどの申込みがあり、
感謝祭を行うことができた。

まったく、冷や冷やでしたよ(汗)。

・・・・ん?

しかし、よく考えたら、それは、
主催者側の話でしたね。

期限通りに申し込んでくれた皆さんは、
全然、悪くない。ごめんなさい。

改めまして、来て頂き、
本当に、ありがとうございました。

で、話を戻しましょう。
閑話休題です。

パーティ(の真面目な部分)では、
「いかに楽しく働くか?」を話題に。

サイボウズさんの試み、
ゲスト講演者の体験談、
参考になったかなあ。

他、サプライズゲストとして、
「副業500万で、退職を余儀なくされた男」も登場。

最近、メルマガで話題になりましたが、
刺激的なスパイスとなりました(たぶん)。

で、そんなこんなでパーティが終わり、
最後は、クイズでお土産ゲット。

お土産の中には、
私の先輩が作った柿も、提供させて頂きました。

ということで、ゲストの方々、
出席者の皆さま(特に遠路来てくれた方)、
サイボウズの皆さま、
あと、前日手伝ってくれた読者さん、

本当に本当に、
ありがとうございました。

また、大阪でお会いしましょう。

●追伸
参加者からお便りも届いているので、
最後、掲載してみますね。

【参加者から】
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先日はありがとうございました。

簡単ですが、感想を書かせてください。
私はなかなかの人見知りですが、
とても多くの方々と
たくさんお話ができて、楽しむことができました。

佐藤さんとお付き合いの長い・短いに関わらず
その場に溶け込みやすかったのがとても良かったです。

長い付き合いのある人が多い時、
内輪感があって、
居心地が微妙な勉強会も経験したので、
今回はよりいい雰囲気だと感じたのかもしれません。

また、トークと歓談タイムが交互にあったのも、
メリハリがついてよかったです。

次回も楽しみにしています。
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【参加者から】
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佐藤さん

お疲れ様でした。
感謝祭楽しかったです。
また、大阪で飲み会お願いします。

(あの~、飲み会じゃないのですが、笑
by サーチマン佐藤)
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【参加者から】
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佐藤さん

昨日はお疲れさまでした&ありがとうございました。

また、最後まで参加できず申し訳なかったです。
有意義な時間でした。

サイボウスさんとも今後展開できるように、
進めればと思ってます。

簡単ですがお礼まで。
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【参加者から】
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サーチマンさん

大阪開催大変にお疲れ様でした。
そして本当にありがとうございました。

他の参加者のだれかも言ってましたが、
サーチマンさんイベントを
本当に楽しみにしていると!!

ただ、はやめの申し込みですね!!!(笑)

これからも、ITエンジニア向けメルマガの
パイオニアとして、更なるご活躍を願っています。

大変にありがとうございました。
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【参加者から】
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昨日は、お疲れさまでした。
柿が、うちで「大きい!」と大好評でした。
早速今朝、いただきました。

ありがとうございます。

独立して仕事をされていたり、
会社を設立されている方と会うと、
すごいなといつも感じます。

がっちり勤めるでもなく、
フリーでもない、
自分にあう働き方や、
できることはないかと考えます。

また来年も参加します。
たまには、東京の様子も伺いたいですね。
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【参加者から】
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サーチマン佐藤様

お世話になっております。
先日は、楽しくて有意義なパーティーをありがとうございました。

色々勉強になりました!

こう見えて、人見知りがはげしいので、
今回は二次会懇親会は遠慮させていただきましたが、
次回機会があれば、二次会にも参加できたらなと
思っております。

これからも、炎上に負けず、頑張ってくださいね!

貴重な機会をありがとうございました。
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【参加者から】
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先日は楽しい時間を主催していただき、ありがとうございました。

今回はサイボウズのオフィスを見学して、
働き方についてのお話も伺うことができて本当に貴重な時間でした。

IT業界に関わらず、あちこちで「働き方改革!」と声高に言われると
天の邪鬼の私は「そもそも働き方改革ってなんだよ」とか思ってしまいます。
自分もお客様にはそのキーワード使うこともあるのに(^^;

実践して成果の出ている企業のお話はともて貴重です。
何と言っても試行錯誤できる環境こそが素晴らしく、
その環境があってこそ改革ができるんでしょうね。

試行錯誤できる環境って、
モチベーションにも繋がると思います。

ほとんどの人が本当は「よりよくしたい」と考えていて、
そのために知恵を絞るのも本当は好き。

でも会社で何度もダメ出しやら反対されているうちに、
やる気をなくしているのではないかと感じる時があります。

自分自身の働き方に活かすだけでなく、
お客様にもぜひ伝えたい内容でした!

今後ともよろしくお願いいたします。
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【参加者から】
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佐藤様

先日はお疲れ様でした。

皆さん第一線で活躍されている方なので、
どんな話をすれば良いのか、
わからなくて思うように話せなかったと思いますが、
参加してよかったと思っています。

この様な機会をくださりありがとうございました。

次回までにスキルを上げて
売り込みや営業が出来るくらいになっていると
もっと有意義なお話が出来ると思いました。

また次回もよろしくお願いします。

(そんな、大丈夫すよ。気軽に参加ください、
by サーチマン佐藤)
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【参加者から】
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サーチマン佐藤様

いつもお世話になっております。
楽しい時間をありがとうございました。
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皆さん、また、お会いしましょう。




IT業界。仕事・・やる気出た、なくなった話

サーチマン佐藤です。
こんにちは。

読者から、
「仕事・・やる気出た、なくした」声を集めてみました。

以下が、その内容になります。
(↓クリックすると拡大します)

各自、参考にして頂ければと思いますが、
一つだけ気をつけて欲しいことがあります。

この事例は、あくまでも、一読者の声であり、
それが全てに通じるわけではありません。

もしかしたら、全く反対の結果になるかも・・・・・

例えば、上司の同じ一言でも、
ある人は、やる気になり。
ある人は、やる気をなくす。

人によって、受け止め方は違う。
言う人によっても違う。

各自、ケースバイケースで、
考えて使って頂ければ思います。

※特定の会社等を類推できてしまう内容を一部に含むので、
PDFのダウンロードにしてお送りします。

本当にお手数で申し訳ないのですが、
↓にアナタのメールアドレスを入れ、「送信」をクリックしてお取りよせください。

メールアドレス:

(解除できない迷惑メール等は、絶対にお送りしません。)

ではでは、以上です。
ありがとうございました。

※女性は、セクハラでやる気をなくすことも多いです。
IT業界のセクハラについては、こちらをご覧ください。




プログラムは40歳から。現64歳。マーケットを見つけた

サーチマン佐藤です。
こんにちは。

最近のメルマガでは、
読者からのお便りをもとに、

「40代50代の生き方」

について考えましたが、
新しい読者からのお便りも届きました。

掲載してみますね。

【読者Oさん】
—————————————————————–
サーチマン佐藤さんのメルガマは、
とても興味深いので愛読している次第です。

私は、プログラムを40歳から始めました。
とても遅かったですね。

今は、農業の傍ら、
2000年頃から、自前で作った、
「宅配農家専用の管理ソフト」を売って、
今でもバージョンアップして使ってもらっています。
—————————————————————–

さらっとですが、
なかなか凄いことが書いてありますよね。

・40歳からプログラムを始めた
・ソフトを自前で作り、自前で販売した
・今でも継続利用してもらっている

「わお~っ!!」

叫びたくなります(笑)

興味がわいて、
さらに詳しく尋ねると、
またお便りを頂きました。

【読者Oさん:つづき】
—————————————————————–
宅配管理ソフトは、
シェアウエアとしては7本だけ売れました。

しかし、農業関係の雑誌に広告を出したところ、
山梨県とその他の県で全部で40本位売れました。

フルセット版は24万円+消費税です。

佐川急便、ヤマト宅急便、ゆうパック、の各製品は、
一つ6万円+消費税を付加します。

宅配管理とDBが連動する、
請求書管理プログラムも6万円です。

バージョンアップは24,000円+消費税となっています。

パソコンやドットインパクトプリンタ付きで購入した場合、
かなりの金額となります。

そのため、パソコンは中古(HDだけ新品)、
ドットインパクトプリンタも中古を探します。

その他、サポート費用は全て有料となっており、
ハードの追加や修理の場合は手数料で稼げます。

因みに、農家相手ですので、
時給単価は2500円+消費税とかなり安くしていますが、
皆さん、よくパソコンがトラブルになるので、
サポート費用での収入も大きいですね。

毎年バージョンアップしたので、
これまでの収益はかなりの金額になっています。

使い勝手の評判が良くて、
今でも手放せない人が多くいるようです。

販売を辞めた現在でも、連絡があり、
時々再インストールや設定に出かけています。
(これも良い収入になります)

尚、宅配農家は、
収入が1千万以上が当たり前なので、
金払いの良い方が多いです。
—————————————————————–

なんつうか、自前のソフトで、
けっこう稼がれたようで、素晴らしいですね。

こんな逞しい方も、いるのです。

大事なポイントは、
ソフトを作ってシェアウェア(Vector)で出しても、
ほとんど売れなかった。

———————————
※ちなみに、Vectorでは、
機能を落とし、格安で提供。
———————————

しかし、農業関係の雑誌に出したら売れた。

我々は、ついつい
(特に副業の場合)
ソフトを作ればVectorですが、

しかし、本当のエンドユーザーは、
Vectorなんて見ていない。

本当のエンドユーザーがいる場所に、
ズバリ、広告を打つ。

これですよね。

どんなに良いソフトでも、
マーケットを見つけなければ、
何の役にもたちません。

「売れるマーケットで売る」

この最強の法則を、改めて感じました。

で、最後に、
農業の収入も明かしてくれました。

【読者Oさん:つづき】
—————————————————————–
恥ずかしながら、私の農業での収入は、
未だ100万未満です。

農業専業になったので、
これから増やして行く予定ですが、
ソフト販売の方が楽ですね。(笑)
—————————————————————–

なんと(苦笑)。

ちなみに、↓巻末の「追伸」では、
いかに農業が大変かのお便りも頂いたので、
転載しておきました。

長いですが、
興味がある方は、
読んでみてくださいね。

ではでは、以上です。
またお会いしましょう。

ありがとうございました。

●追伸

【読者Oさん:農業について】
—————————————————————–
さて、先日の「柿」のお話ですね。

「柿」は私も作っています。

あの時は、ちょっと面白かったので、
こちらの意見も述べようかと思ったのですが、
深酔いしていたため止めました(笑)

ちょっと遅くなりましたが、
ここで私の農業の経験をお話したいと思います。

「柿」については、私の家が農業なので、
両親が昔から「枯露柿」や「あんぽ柿」を
70年前から農協に出荷していました。

私も、小学校時代(現在64歳です)から
その手伝いをしておりましたので、
その手順は今でも身についています。

枯露柿は以下の手順で作ります。

1.甲州百目柿が枯露柿の原材料です。
最近は大和百目柿も利用していますが、基本的に甲州百目柿です。
 秋の10月位になってその柿を20キロコンテナに収穫します。

2.柿を特殊なナイフでヘタをまず取ってその後皮を手剥きします。
(後で皮は肥料として畑に撒きます)

3.硫黄で燻します。
4.4尺位の竹を半分に割った竹の板に、タコ糸で2個づつ吊るして、家の二階の軒先に干します。
5.年が明けて1月の中頃以降になると、干した柿に白い粉が付いてきます。(これをコウと呼んでします)
6.コウが付いて甘さが良くなって来るといよいよ出荷です。

あんぽ柿も似た手順で作りますが、
出荷が12月と早く行います。

枯露柿と違って、手作業は半分になりました。
手剥きはしません。機械剥きです。

最近では、専用ハウスに吊るして、
灯油ボイラーで1週間位乾燥して出荷します。

半熟ですので、ジューシーで
とても人気がありますが値段は枯露柿の半値くらいです。

尚、私は現在一人暮らしですので、
柿は全て農業経営の友人に売っています。

種類は二種類だけですが、
年5回の消毒作業と、
剪定作業があります。

それと摘花作業ですね。

栽培するだけならば柿は他の果樹に比べて非常に楽です。

ですから、メルガマにあった経験談も
あながち誇張ではありません。

ただ、お金を得るのはとても大変です。(原材料ですのでとても安いです)

以上、簡単に私の柿の関しての農業経験をお話しました。

尚、私は専門が葡萄ですので、
現在はピオーネ、シャインマスカットが主力の農業をしております。

他には、最近「すもも」もたくさん植えましたので
二三年後には収穫が忙しくなると思います。

サクランボも少しあります。




40代50代の生き方。今度は、土木と兼業の方が。

サーチマン佐藤です。
こんにちは。

先週、こんなメルマガ出しましたね。

コード作成は、いつか頭打ちなの?40代50代の生き方。

このメルマガ、お陰様で大好評。
例えば読者から、こんなお便り頂きました。

【読者から】
——————————————
色々な人生のヒントが詰まった、
素晴らしい内容でした。
(永久保存版かなと思ってメールにフラグ立てました。^^)
——————————————-

大絶賛のお便りを多く頂き、
私も嬉しい限りです。

本当にありがとうございます。

そしてね、これは裏の話ですが、
メルマガのアンケート結果みても、
このメルマガに限っては、
「つまらなかった」と答えた人がゼロでした。

99%の人が、
「すごく面白かった」「面白かった」を
クリックしてくれました。

これ、メルマガ史上、
初だと思うんですよね。
(普段は、けっこう炎上するので、苦笑)

ですので、勝手に、
新記録のメルマガとなりました。
バンザーイ!

まあ、裏を返せば、みんな、
40代50代の生き方に悩んでいる
ということでしょうか。

そこでね、今回も同じテーマで考えていきますが、
まずは、読者Aさんのお便りを紹介しましょう。

読者Aさんは、8年前、
私に、こんなお便りをくれました。

【8年前、読者Aさんから】
———————————————
私は現在、失業中の元メーカー系SEであり、
社内SEです。

年齢は、40歳を越えています。

メーカー系SE時代は、
事務処理屋さんになることに恐怖を覚え、
辞めた経緯があります。

前社の社内SEを辞めてから、
一年以上になり、転職活動も苦戦しています。

前社を辞めた理由は、いろいろとあるのですが、
・・・・コンサルだけではなく、
技術屋としてもう一度生きてみたいと思ってます。

技術キャリアですが、

・Oracleマスタープラチナ
・言語:Visual Basic(ASP含む)、VBA、php、Delphi
・環境:Solaris、Win2000系サーバ、Linux、
その他(大型汎用機MSPやXSP、AVM等)

設計担当やプロジェクトマネジメントも経験済みです。
Java自体は、まだサーブレットやJSPが全盛でないころに、
アプレットにて開発自体はしたことはあります。
オブジェクト志向の考え方は理解しています。
———————————————

似たようなキャリアの人、多いでしょ。
他人ごとではありませんね。

Aさんも8年前、上記のように、
自身の悩みをメールに綴っていた。

・・・・時は経ち、それから8年。

Aさんは、
意外な道に進んだようですよ。

紹介しましょう。

【8年後、現在のAさんから】
———————————————
私は、農業ではなく、
建設・土木業(造園と左官)をメインにした道に進みました。

それは、IT業界があまりにも
中高年への偏見がひどすぎたからです。

プロマネ等の管理職もいいですが、
(メルマガで出ていた)兼業というのは、
むしろ選択肢としては、妥当だと思いました。

年金が危ういといわれる中で、
「歳を取っても仕事」しなければ、
という状況に陥ったときに、
今のIT業界の風習では60はおろか、
40でも老人扱いされるのですから、
IT業界にずっと身に置くというのは危険にすら思えます。

建設・土木では50歳でも若手と言われます。

特に左官は超が付くほどの人手不足であり、
若手不足で、50の私でも「兄ちゃん」呼ばわりされます(笑)。

一つの業界に身に置くこともいいですが、
私みたいに飽き性でも者にとっても、
兼業はイキイキできて居心地がいいです。

ちなみにブルーカラーのイメージ、
ドヤされる(怒鳴られる)というイメージは、
全くありませんよ。

むしろIT業界のほうが人間関係含めて、
「きつい・きたない・きけん」です。

ただし問題点もあって、
現場に朝が6時集合、往復4時間なんての当たり前で、
(この往復は労務にならない)
ここは、悪しき風習ですね。
———————————————

えっ!そっちの方向ですか!?

驚きましたよ。

私の友人には、
建設・土木業も多いですが、
確かに今、人手不足ですし高齢化のようです。

日雇いの仕事も沢山あるようだし、
だとするなら、IT業界の仕事をしつつ、
兼業で、建設・土木もいいかもですね。

いやー、それにしても、
色んな人生がありますなあ。

是非、参考にする人は参考にして欲しいですが、
ちなみに、Aさんのバックボーンも頂いたので、
参考までに掲載しておきますね。

【Aさんからのお便り】
———————————————
実は建設・土木業にシフトしたのは、
もう一つ目的があります。

私は、
「ひきこもり」の方々の就労支援しており、
そこに農業や造園・土木
を取り入れたいと思ったからです。

初めは、プログラムやデータ入力等を基に
就労支援していたのですが、

必ずしも「ひきこもり」の方々が、
IT業務に向いているとは限らず、
むしろ人間関係では、
フラットなブルーカラーの業界のほうが
合っている方もいることがわかったのです。

「ひきこもり」⇒「ゲーム」⇒「PC/スマホ」

という、少し偏見にも似た思考では、
通じないのです。

元々私、大学時代に
内・外装の工務店で学費を稼いでいたので、
ブルーカラーに抵抗ないのです。
———————————————

なるほどね。
これは、目から鱗でした。

そういう面があるかもしれませんね。

参考になりました。
ありがとうございました。

さて、そんなAさんのお便りを紹介した後は、
王道に戻ります。

IT業界の社長さんからも、
お便り頂いています。

【経営者の読者から】
———————————————
経営側の視点でも、
同様な課題があります。

IT系の企業、特に中小企業では、
ピラミッド型の組織はできませんし不要なので、
SEのキャリアパスの行きつく先として、
管理職は難しい。

もちろんコードを書くという面では、
若い時の要にはいかないかもしれませんが、
それでもシステム開発経験の深さと、
幅広さが若手との違いを生みます。

表面的な知識だけでは解決できず、
経験の積み重ねがモノを言う分野で、
差別化を図ることが生き残る道だと思います。

大きく言えば、
携わってきた分野の業務知識で差別化するケースと、
技術的な幅広さ深さで勝負するケースがあると思いますが、
どちらに進むかは、
本人の志向と業務経験上の運もあるでしょう。

よく言うことですが、SEにとって、
管理の仕事はある程度あるが、
管理職という職業では食えない、
ということです。

プロとして食える道を探すことが、
本人にとっても幸せだと思い、
そう指導しています。
———————————————

以前、
「自分は部長が出来ます」と言って、
失笑を買った部長の話をしましたが、
そうですよね。

管理職という職業はないのです。
なんらかのプロであってこその管理職ですし、
だからと言って、その意味は、
コード打ちの優劣だけでない。

社長さんからのメッセージ、
是非、参考にして頂ければと。

で、最後に。

今ままでの内容、
50代になったら、コードは打てなくなるの?
と不安を煽ったかも(苦笑)。

「そんなことない」というお便りです。

【50代の読者から】
———————————————
今回のメルマガは非常に面白かったです。

私は50歳を過ぎても、
現役でコーディングやっております。

2年間ほどブランクがありましたが、
復帰に抵抗はなかったです。

よく「ブランクあるから、もう出来ないよ」という方がいますが、
逃げてるだけだと思います。

しかし、歳を取ってくれば体力的、
健康面で衰えが出てきます。

定年後でもやれる体があればいいでしょうが、
あちこちガタが来初めて来ている今日この頃で、
将来が心配でなりません。
———————————————

当たり前ですが、
50歳でもコーディングやっている人もいる。

しかし、未来は、いつでも誰でも不安。

なんか、
月並み過ぎる結論で恐縮ですが、

自分なりに方向性を考え、
自分なりに努力する、

ってことでしょうかね。

色々、参考にしてみてください。

ではでは、またお会いしましょう。
ありがとうございました。