一泊二日の農業(副業)体験。柿を作る、その儲けと労力

サーチマン佐藤です。
こんにちは。

我々の本業は、
もちろん、IT業界です。

しかし、この他に、
副業でお金が入ってきたら嬉しいですよね。

今日は、
その副業として農業は?
という話をしてみます。

私の尊敬する矢口先輩は、
本業の傍ら、副業で農業を始めていた。

(私は知らなかったが)
数年前、実家に柿を植えた。

昨年、その柿が実り出荷したところ、
けっこうな利益が出たとか・・・・・

※昨年、出荷した柿

「えっ、柿を植えただけで??」「マジ?」
そんな噂を聞きつけ、私は興味津々(笑)、
先月、一泊二日で、
さっそく先輩の家を訪ねてきました。

簡単な農業体験でしょうか。

で、結論から言いますと、
「柿を植えただけ」という甘いものでなかった。

本当、すみません。
それなりに、時間(労力)が必要です。

感覚的で申し訳ないですが、
副業で、全く一人でやるとして、
収穫期以外であっても、
1年通して週1日3~4時間かな、

つまり、本業やっていれば、
週末の土日のうち、
どっちかは時間を使う覚悟が必要。

そんな感じでしょうか。

それで、
年収100万円くらいかな。

ま、100万円といっても、
もちろん、量によるのでしょうが、

先輩の柿の畑は、そうですねえ、
だいたい50m×50mほど。

そこに、100本くらいかな。

収穫以外、
どんな作業が必要かといいますと、

12~3月:剪定(枝の手入れ)
4~5月:摘蕾(1つの枝につく蕾の調整)
6~8月:摘果(悪い果実を除く)

他、随時、
草刈り、肥料、病害虫を防ぐ作業等々があります。

今回の農業体験は、摘果の時期だったので、
私も、ハサミを片手に、不要な果実を切ってきました。

疲れた~。

でも、そんな作業のあと、
先輩の家で食べた
しょっぱい梅干しとご飯が美味しい。
(塩分が欲しくなる!)

そうそう、作業以外にも必要なことがあります。
昨年、こんな業務用冷蔵庫を購入しました。

冷蔵庫に保管して、出荷時期をずらして、
柿を高値で売る作戦です。

この冷蔵庫、40万円です。

おまけに、冷蔵庫は、
稼働し続けないとダメになってしまうので、
電気代が月2000~3000円かかるそうです。
(先輩、勝負に出てますねえ、笑)

さて、収穫した柿は、
どこで売るのか?

道の駅と農協に登録して販売、
あとは、知り合いへ直販。

今年は、その知り合いから広まった人達からも、
予約が入っているとか。

ちなみに、昨年の出荷の時期、大忙しです。

以上、農業体験による取材でした。

まあ、厳しい世界でもありますが、
嫌な上司やお客さんもいない。
あーだこーだ使えない部下もいない。

一番悩む、人間関係がない。

向いている人には、向いているかもですね。

私も将来やるかも・・・って考えているとこですよ。

ではでは、またお会いしましょう。
ありがとうございました。

●追伸
先輩は、悪く言えば細かい。
よく言えば、まめで面倒見がよかった。

そんな先輩にしごかれ、
今の私があるわけですが、
その仕事ぶりが、農業にも活かされているようで、
個人的にも嬉しかったです。

秋には、きっと美味しい柿ができるでしょう。
(その時は、また訪ねよっと、笑)