サーチマン佐藤です。
こんにちは。
前回のメルマガで、
IT業界の残業時間の調査してみました。
本当に本当に、沢山の回答頂きました。
ありがとうございました。
感想も沢山頂いていて、嬉しい限りです。
それにしても、
いや~、皆さん働いてますねえ。
私の耳の奥には、そう、
あのメロディが流れてきますよ。
ズンチャ、ズンチャ~♪
ズンチャ、ズンチャ~♪
24時間戦えますか~♪
ビジネスマーン!ビジネスマン!!
ジャッパニーズ・ビジネスマーン♪
ご存知ですか?
(バブルの頃)某ドリンクのCMソングです。
懐かしい人も多いでしょう。
若い人は知らないですよね、すみません。
(でも、いかにもバブルで、笑えますよ)
「24時間戦えますか~」
そんなバブルの頃と時代も変わった・・・・と思っていましたが、
いやはや、当時と変わらずのような気もする今日この頃、
アンケート結果、みてみましょう。
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【質問】
今まで、1ヶ月で(実際の)
最高残業時間では、何時間ですか?
【回答結果】
・0~20時間 119票
・20~40時間 84票
・40~60時間 85票
・60~80時間 81票
・80~100時間 116票
・100~120時間 127票
・120~140時間 98票
・140~160時間 78票
・160~180時間 49票
・180時間以上 142票
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この業界でも、残業しない人多いんですね。
予想外でしたが、ひとまず何よりです。
(空いた時間、勉強しましょう)
でも、予想通り、いや予想を超えて、
残業多い人は、多いですねえ。
私は、最高160時間ですが、それだと
毎日夜の12時くらいまでやって、
土曜日は出て、日曜日は休めました。
それでも、きつかった。
180時間以上って、毎日深夜まで仕事して、
たぶん休みなしですよね。
お疲れ様です。
体壊さないようにしてくださいね。
あっ、そういえば、前回のメルマガで、
私は、こう述べました。
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労働基準法36条
(いわゆるサブロク協定)では、
1ヶ月の残業時間の上限は、45時間。
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多くの方は、
余裕で45時間超えてますよね(苦笑)。
だとすると、
「違反なのか?」って質問がありましたが、
そこから話しておきましょう。
まず、大前提として、
法定労働時間(1日8時間1週40時間)を超える場合、
つまり残業する場合は、36協定が結ばれます。
そして、36協定を結んだ場合の上限が、45時間です。
ただし、特別条項があって、
(システムリリース等の)
臨時の場合に限ってのみ、
それを超えて労働しても、許される。
ただ、それは、あくまで臨時ですので、
(ある特定の個人が)
何カ月も70時間とか100時間が許されるわけでない。
じゃあ、何が臨時なのか?
どういう条件なら許されるのか?
って話は、各社の協定によって違うので、
気になるなら、各々確認してみてください。
とにもかくにも、
上限は基本45時間です。
それを超える場合は、臨時であり例外。
でも、現実をみれば、、
例外が恒常化しているかもで、
その法律の意味があるのか?
って話になるのですが、
ここでは、そんな議論しません。
(私も法律に詳しくないですし)
そもそも、正直に言いますと、
私は、残業何時間でも良いと思っているのです。
働きたいだけ、働きましょう。
(そんなこと言ったら)
奴隷のように、こき使われる?
でも、我々は技術者でしょ。
技術を磨き、勉強し、
法律じゃなくて、スキルで身を護る。
最高のスキル(技術)を提供し、
お客様や上司に喜んでもらい、
万一、酷い言葉を浴び、理不尽言われ続けたら、
「じゃあ、辞表書きます」って姿が、
あるべき姿だと思いますけどね。
(実際は辞表書かなくても、
ちゃんと抗議すれば、だいたい収まる)
極端に聞こえるかもしれませんが、
あながち嘘じゃないですよ。
私も、この業界に長くいて、
色んな人と知り合い、見ていくと、
スキルがあって、そういう方向性に舵を切っている人は、
スキルで身を護り、培った人脈から仕事選んで、
収入と自由を獲得してますよ。
健全で、健康的で、
楽しそうです。
一方で、法律だなんだって、
そりゃ重要なんですが、あまりに固執すると、
労働組合の運動になりかねない。
我々は技術者。
まずは、スキルを身につける。
それで身を護る。
じゃあ、スキルって、
どうすれば身につくのか?
それは、ある程度(←ここ重要、後で出てきます)
過酷な仕事して、勉強を継続すること。
そりゃね、毎日定時に帰るのもいいですが、
それがルーチンワークだけだと、スキルは伸びない。
定時で帰れると思っていた「幸せ」も、
(スキルが伸びないので)
実は、将来の「不幸」の要因になったりする。
一方で、ムッチャ大変で「不幸」だったことが、
(スキルが伸びて)
実は、将来の「幸せ」の要因になったりする。
人生は皮肉の連続。
よく聞きますよ。
不幸を味わった人が、
「あの頃に比べれば楽勝」って、幸せそうに語る。
私も、一時期、人生のどん底というか、
ムチャクチャ大変な時代があって、
他人からは、
「可哀想すぎて、聞きたくない」と言われましたが、
でも、今になってみれば、それが精神の拠り所で、
「あの頃に比べれば楽勝」って、いつも思ってしまいます。
人生って、本当に皮肉の連続ですよね。
でね、そんな皮肉の連続の中で、
何に気をつければいいのか?
私は、上記の通り、
「ある程度」の過酷な仕事や勉強を、
肯定しましたが、
「ある程度」ってことが大事なのです。
過酷すぎると、壊れてしまいます。
最悪、電通の女性のようなことも。
もちろん、「ある程度」は、
その人のレベルや年代によって違ってきますが、
しかし、一般的には、
「鉄は熱いうちに打て」よろしく、
年配よりは、若いうちに頑張ったほうがいい。
若いうちに頑張ると、歳とってから、
テクニックというか、
ごまかしで生きていける(ようですよ、笑)。
まあ、最後の部分は、
年配者の方に怒られてしまうので、
是非、無視して欲しいのですが(笑)、
以前、秋元康さんが言ってました。
「夢はいつも、伸ばした指先の1ミリ先にあると思う。」
「その1ミリ、さらに必死に手を伸ばすかどうかで、夢に届くかどうかが決まる。」
1ミリでいい。
1センチ伸ばしたら、アナタが壊れる。
ましてや、50センチも1メートル要求されても、無理は無理。
それを達成しようとすれば、
取り返しのつかない不幸にもなる。
1ミリがいい。
そのへんの頃合い考えて、
お互いに成長していきましょう。
ではでは、また。
ありがとうございました。
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