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プログラムは40歳から。現64歳。マーケットを見つけた

サーチマン佐藤です。
こんにちは。

最近のメルマガでは、
読者からのお便りをもとに、

「40代50代の生き方」

について考えましたが、
新しい読者からのお便りも届きました。

掲載してみますね。

【読者Oさん】
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サーチマン佐藤さんのメルガマは、
とても興味深いので愛読している次第です。

私は、プログラムを40歳から始めました。
とても遅かったですね。

今は、農業の傍ら、
2000年頃から、自前で作った、
「宅配農家専用の管理ソフト」を売って、
今でもバージョンアップして使ってもらっています。
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さらっとですが、
なかなか凄いことが書いてありますよね。

・40歳からプログラムを始めた
・ソフトを自前で作り、自前で販売した
・今でも継続利用してもらっている

「わお~っ!!」

叫びたくなります(笑)

興味がわいて、
さらに詳しく尋ねると、
またお便りを頂きました。

【読者Oさん:つづき】
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宅配管理ソフトは、
シェアウエアとしては7本だけ売れました。

しかし、農業関係の雑誌に広告を出したところ、
山梨県とその他の県で全部で40本位売れました。

フルセット版は24万円+消費税です。

佐川急便、ヤマト宅急便、ゆうパック、の各製品は、
一つ6万円+消費税を付加します。

宅配管理とDBが連動する、
請求書管理プログラムも6万円です。

バージョンアップは24,000円+消費税となっています。

パソコンやドットインパクトプリンタ付きで購入した場合、
かなりの金額となります。

そのため、パソコンは中古(HDだけ新品)、
ドットインパクトプリンタも中古を探します。

その他、サポート費用は全て有料となっており、
ハードの追加や修理の場合は手数料で稼げます。

因みに、農家相手ですので、
時給単価は2500円+消費税とかなり安くしていますが、
皆さん、よくパソコンがトラブルになるので、
サポート費用での収入も大きいですね。

毎年バージョンアップしたので、
これまでの収益はかなりの金額になっています。

使い勝手の評判が良くて、
今でも手放せない人が多くいるようです。

販売を辞めた現在でも、連絡があり、
時々再インストールや設定に出かけています。
(これも良い収入になります)

尚、宅配農家は、
収入が1千万以上が当たり前なので、
金払いの良い方が多いです。
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なんつうか、自前のソフトで、
けっこう稼がれたようで、素晴らしいですね。

こんな逞しい方も、いるのです。

大事なポイントは、
ソフトを作ってシェアウェア(Vector)で出しても、
ほとんど売れなかった。

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※ちなみに、Vectorでは、
機能を落とし、格安で提供。
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しかし、農業関係の雑誌に出したら売れた。

我々は、ついつい
(特に副業の場合)
ソフトを作ればVectorですが、

しかし、本当のエンドユーザーは、
Vectorなんて見ていない。

本当のエンドユーザーがいる場所に、
ズバリ、広告を打つ。

これですよね。

どんなに良いソフトでも、
マーケットを見つけなければ、
何の役にもたちません。

「売れるマーケットで売る」

この最強の法則を、改めて感じました。

で、最後に、
農業の収入も明かしてくれました。

【読者Oさん:つづき】
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恥ずかしながら、私の農業での収入は、
未だ100万未満です。

農業専業になったので、
これから増やして行く予定ですが、
ソフト販売の方が楽ですね。(笑)
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なんと(苦笑)。

ちなみに、↓巻末の「追伸」では、
いかに農業が大変かのお便りも頂いたので、
転載しておきました。

長いですが、
興味がある方は、
読んでみてくださいね。

ではでは、以上です。
またお会いしましょう。

ありがとうございました。

●追伸

【読者Oさん:農業について】
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さて、先日の「柿」のお話ですね。

「柿」は私も作っています。

あの時は、ちょっと面白かったので、
こちらの意見も述べようかと思ったのですが、
深酔いしていたため止めました(笑)

ちょっと遅くなりましたが、
ここで私の農業の経験をお話したいと思います。

「柿」については、私の家が農業なので、
両親が昔から「枯露柿」や「あんぽ柿」を
70年前から農協に出荷していました。

私も、小学校時代(現在64歳です)から
その手伝いをしておりましたので、
その手順は今でも身についています。

枯露柿は以下の手順で作ります。

1.甲州百目柿が枯露柿の原材料です。
最近は大和百目柿も利用していますが、基本的に甲州百目柿です。
 秋の10月位になってその柿を20キロコンテナに収穫します。

2.柿を特殊なナイフでヘタをまず取ってその後皮を手剥きします。
(後で皮は肥料として畑に撒きます)

3.硫黄で燻します。
4.4尺位の竹を半分に割った竹の板に、タコ糸で2個づつ吊るして、家の二階の軒先に干します。
5.年が明けて1月の中頃以降になると、干した柿に白い粉が付いてきます。(これをコウと呼んでします)
6.コウが付いて甘さが良くなって来るといよいよ出荷です。

あんぽ柿も似た手順で作りますが、
出荷が12月と早く行います。

枯露柿と違って、手作業は半分になりました。
手剥きはしません。機械剥きです。

最近では、専用ハウスに吊るして、
灯油ボイラーで1週間位乾燥して出荷します。

半熟ですので、ジューシーで
とても人気がありますが値段は枯露柿の半値くらいです。

尚、私は現在一人暮らしですので、
柿は全て農業経営の友人に売っています。

種類は二種類だけですが、
年5回の消毒作業と、
剪定作業があります。

それと摘花作業ですね。

栽培するだけならば柿は他の果樹に比べて非常に楽です。

ですから、メルガマにあった経験談も
あながち誇張ではありません。

ただ、お金を得るのはとても大変です。(原材料ですのでとても安いです)

以上、簡単に私の柿の関しての農業経験をお話しました。

尚、私は専門が葡萄ですので、
現在はピオーネ、シャインマスカットが主力の農業をしております。

他には、最近「すもも」もたくさん植えましたので
二三年後には収穫が忙しくなると思います。

サクランボも少しあります。




40代50代の生き方。今度は、土木と兼業の方が。

サーチマン佐藤です。
こんにちは。

先週、こんなメルマガ出しましたね。

コード作成は、いつか頭打ちなの?40代50代の生き方。

このメルマガ、お陰様で大好評。
例えば読者から、こんなお便り頂きました。

【読者から】
——————————————
色々な人生のヒントが詰まった、
素晴らしい内容でした。
(永久保存版かなと思ってメールにフラグ立てました。^^)
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大絶賛のお便りを多く頂き、
私も嬉しい限りです。

本当にありがとうございます。

そしてね、これは裏の話ですが、
メルマガのアンケート結果みても、
このメルマガに限っては、
「つまらなかった」と答えた人がゼロでした。

99%の人が、
「すごく面白かった」「面白かった」を
クリックしてくれました。

これ、メルマガ史上、
初だと思うんですよね。
(普段は、けっこう炎上するので、苦笑)

ですので、勝手に、
新記録のメルマガとなりました。
バンザーイ!

まあ、裏を返せば、みんな、
40代50代の生き方に悩んでいる
ということでしょうか。

そこでね、今回も同じテーマで考えていきますが、
まずは、読者Aさんのお便りを紹介しましょう。

読者Aさんは、8年前、
私に、こんなお便りをくれました。

【8年前、読者Aさんから】
———————————————
私は現在、失業中の元メーカー系SEであり、
社内SEです。

年齢は、40歳を越えています。

メーカー系SE時代は、
事務処理屋さんになることに恐怖を覚え、
辞めた経緯があります。

前社の社内SEを辞めてから、
一年以上になり、転職活動も苦戦しています。

前社を辞めた理由は、いろいろとあるのですが、
・・・・コンサルだけではなく、
技術屋としてもう一度生きてみたいと思ってます。

技術キャリアですが、

・Oracleマスタープラチナ
・言語:Visual Basic(ASP含む)、VBA、php、Delphi
・環境:Solaris、Win2000系サーバ、Linux、
その他(大型汎用機MSPやXSP、AVM等)

設計担当やプロジェクトマネジメントも経験済みです。
Java自体は、まだサーブレットやJSPが全盛でないころに、
アプレットにて開発自体はしたことはあります。
オブジェクト志向の考え方は理解しています。
———————————————

似たようなキャリアの人、多いでしょ。
他人ごとではありませんね。

Aさんも8年前、上記のように、
自身の悩みをメールに綴っていた。

・・・・時は経ち、それから8年。

Aさんは、
意外な道に進んだようですよ。

紹介しましょう。

【8年後、現在のAさんから】
———————————————
私は、農業ではなく、
建設・土木業(造園と左官)をメインにした道に進みました。

それは、IT業界があまりにも
中高年への偏見がひどすぎたからです。

プロマネ等の管理職もいいですが、
(メルマガで出ていた)兼業というのは、
むしろ選択肢としては、妥当だと思いました。

年金が危ういといわれる中で、
「歳を取っても仕事」しなければ、
という状況に陥ったときに、
今のIT業界の風習では60はおろか、
40でも老人扱いされるのですから、
IT業界にずっと身に置くというのは危険にすら思えます。

建設・土木では50歳でも若手と言われます。

特に左官は超が付くほどの人手不足であり、
若手不足で、50の私でも「兄ちゃん」呼ばわりされます(笑)。

一つの業界に身に置くこともいいですが、
私みたいに飽き性でも者にとっても、
兼業はイキイキできて居心地がいいです。

ちなみにブルーカラーのイメージ、
ドヤされる(怒鳴られる)というイメージは、
全くありませんよ。

むしろIT業界のほうが人間関係含めて、
「きつい・きたない・きけん」です。

ただし問題点もあって、
現場に朝が6時集合、往復4時間なんての当たり前で、
(この往復は労務にならない)
ここは、悪しき風習ですね。
———————————————

えっ!そっちの方向ですか!?

驚きましたよ。

私の友人には、
建設・土木業も多いですが、
確かに今、人手不足ですし高齢化のようです。

日雇いの仕事も沢山あるようだし、
だとするなら、IT業界の仕事をしつつ、
兼業で、建設・土木もいいかもですね。

いやー、それにしても、
色んな人生がありますなあ。

是非、参考にする人は参考にして欲しいですが、
ちなみに、Aさんのバックボーンも頂いたので、
参考までに掲載しておきますね。

【Aさんからのお便り】
———————————————
実は建設・土木業にシフトしたのは、
もう一つ目的があります。

私は、
「ひきこもり」の方々の就労支援しており、
そこに農業や造園・土木
を取り入れたいと思ったからです。

初めは、プログラムやデータ入力等を基に
就労支援していたのですが、

必ずしも「ひきこもり」の方々が、
IT業務に向いているとは限らず、
むしろ人間関係では、
フラットなブルーカラーの業界のほうが
合っている方もいることがわかったのです。

「ひきこもり」⇒「ゲーム」⇒「PC/スマホ」

という、少し偏見にも似た思考では、
通じないのです。

元々私、大学時代に
内・外装の工務店で学費を稼いでいたので、
ブルーカラーに抵抗ないのです。
———————————————

なるほどね。
これは、目から鱗でした。

そういう面があるかもしれませんね。

参考になりました。
ありがとうございました。

さて、そんなAさんのお便りを紹介した後は、
王道に戻ります。

IT業界の社長さんからも、
お便り頂いています。

【経営者の読者から】
———————————————
経営側の視点でも、
同様な課題があります。

IT系の企業、特に中小企業では、
ピラミッド型の組織はできませんし不要なので、
SEのキャリアパスの行きつく先として、
管理職は難しい。

もちろんコードを書くという面では、
若い時の要にはいかないかもしれませんが、
それでもシステム開発経験の深さと、
幅広さが若手との違いを生みます。

表面的な知識だけでは解決できず、
経験の積み重ねがモノを言う分野で、
差別化を図ることが生き残る道だと思います。

大きく言えば、
携わってきた分野の業務知識で差別化するケースと、
技術的な幅広さ深さで勝負するケースがあると思いますが、
どちらに進むかは、
本人の志向と業務経験上の運もあるでしょう。

よく言うことですが、SEにとって、
管理の仕事はある程度あるが、
管理職という職業では食えない、
ということです。

プロとして食える道を探すことが、
本人にとっても幸せだと思い、
そう指導しています。
———————————————

以前、
「自分は部長が出来ます」と言って、
失笑を買った部長の話をしましたが、
そうですよね。

管理職という職業はないのです。
なんらかのプロであってこその管理職ですし、
だからと言って、その意味は、
コード打ちの優劣だけでない。

社長さんからのメッセージ、
是非、参考にして頂ければと。

で、最後に。

今ままでの内容、
50代になったら、コードは打てなくなるの?
と不安を煽ったかも(苦笑)。

「そんなことない」というお便りです。

【50代の読者から】
———————————————
今回のメルマガは非常に面白かったです。

私は50歳を過ぎても、
現役でコーディングやっております。

2年間ほどブランクがありましたが、
復帰に抵抗はなかったです。

よく「ブランクあるから、もう出来ないよ」という方がいますが、
逃げてるだけだと思います。

しかし、歳を取ってくれば体力的、
健康面で衰えが出てきます。

定年後でもやれる体があればいいでしょうが、
あちこちガタが来初めて来ている今日この頃で、
将来が心配でなりません。
———————————————

当たり前ですが、
50歳でもコーディングやっている人もいる。

しかし、未来は、いつでも誰でも不安。

なんか、
月並み過ぎる結論で恐縮ですが、

自分なりに方向性を考え、
自分なりに努力する、

ってことでしょうかね。

色々、参考にしてみてください。

ではでは、またお会いしましょう。
ありがとうございました。




コード作成は、いつか頭打ちなの?40代50代の生き方。

サーチマン佐藤です。
こんにちは。

ここの読者は、
プログラムコード書く人も多いでしょう。

しかし、(特に加齢とともに)
コード作成が頭打ちになるとか?ならないとか?
悩んでいる人も多いですよね。

会社からは、
「いつまでもコード書いてないで、
管理・経営側の仕事をして欲しい」
と求められる。

もちろん、
その道に邁進できるなら、OKです。

しかし、
「俺は、ずっとコード書きたい!」と、
反発してみたものの、

そもそも、アナタ自身、
コード書くことに衰えを感じたり、
疲れたりして。

この切なさ。

特にね、例えば、
40代で一旦コード作成を離れて、
50代で再開しても、勘が戻らないとか。
(ほんとですか?)

このままでいいのか、
迷いますよね。

最近、その種の情報が、
自然と集まってきたので、
今日は、このテーマで考えてみますね。

では、いっていましょう。

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【兼業】コード書く以外に全く別の仕事も始める
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私の先輩が、副業で農業を始め、
「柿」を販売した話をしましたね。
http://searchman.biz/?p=938

すると、読者から同様なお便りが届きました。

【読者Aさんから】
———————————————
私の場合、
「副業としてシステム開発」しています。

20年前、実家のみかん栽培を継いだ時は、
農業の収入も少なくシステム開発が本業でした。

しかし、30代後半でシステム屋として、
技術の頭打ち状態で、
なぜか、その頃から栽培面積も増えていき、

50歳を過ぎた時には、
いっぱしのみかん農家となり、
収入も8桁に届くとこまできました。

連日酷暑の中、
摘果,水やりたまに鮎釣りの日々です。
———————————————

8桁収入!

農業+システム開発、
全くの異業種ですが、やりましたね!
素晴らしいですよ。

でも、ご苦労もあったと思うんです。

みかんは、畑に行けば仕事になりますが、
システム開発は、どうやって仕事とってきたのか?

続けて、そんな質問すると、
以下の回答を頂きました。

【読者Aさんの回答】
———————————————
副業のシステム開発ですが、
昔、一緒の会社で働いていた人が、
独立しソフト開発会社を立ち上げました。

20数年以上前の話です。

何故か、その社長とうまが合い、
立ち上げ当初から色々なソフト開発を手伝いました。

工場関連のソフト開発が主で、
日本の名立たる工場へも行きました。
三○化学,宇○興産,
E○SON,シ○ープ,k○bota 等など

私は、その会社の社員にはならず、
フリーランスの状態でした。

理由は、佐藤さんメルマガにあった
「SEの理想郷」のような開発体制を、
その頃から実践していたからです。

開発内容によって、
技術の持っている人を集め、
一気に作り上げるといった感じです。

気心か知れた仲間で、
各自がプロで、
ざっくりとした説明でものが組み上がっていきました。

「どこから仕事とってくるのですか?」については、
その会社の実績から、
納入先から直で仕事を受けたり、
商社を通して受けたりです。

私には、仕事内容,開発にかかる日数,
納品日の時期で依頼が来ます。

みかん栽培の関係上、
6月~翌年の1月いっぱいまで
開発日数の掛かる仕事は受けません。

以前やった仕事の仕様変更などで、
時間がかからないものは
農繁期でも受けます。

副業のシステム開発で、
いくらぐらい収入があるのかといえば、
仕事が無い時は同然ありませんが、
今年は200万ぐらいあると思います。
———————————————

う~ん、こんな生き方もいいですねえ。

「二足の草鞋を履く」

もちろん、甘くないでしょうが、
でも、参考になる人も多いのではないでしょうか。

では、次いってみましょう。

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【導入】aws、google、サイボウズ、大手ITサービス
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以前少し話した気がしますが、
私の家の近所に、ゴルフ練習場があります。

数年前、我々の業界で働いてた人が、
マネージャーとして、
このゴルフ練習場に転職してきて、

某大手ITの管理システムを導入した。

その結果、
今まで紙で管理していた内容が、
ネットから見えるようになった。

レッスンプロは、
自分のレッスン時間を。

従業員は、
自分のシフト勤務時間を。

今まで、わざわざ出向いて、
もしくは電話して、
紙台帳を修正・確認していたのに、
容易に、ネットから全てできるようになった。

凄く便利になったと。

何より、営業的に言えば、
顧客の個人データ、要望やクレーム
支払い履歴もしっかり残るので、
より密な顧客対応が可能になった。

効率的になり、利益もあがった。

そう。

このマネージャーのように
生きる道もある。

IT(システム)を取り入れてない、
会社(特に中小)は、
まだまだ山のようにある。

そんな会社に、
ITを導入し管理する仕事。

このマネージャーさん、
たぶん、前職時代は、普通のSEでした。
(すみません、ここは想像)

でもね、今、このゴルフ練習場では、
業務改善してくれた「神」となっています。
(これは、私自身、確認してます)

「鶏口となるも牛後となるなかれ」

参考になる人も、
いるのではないでしょうか。

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【リーダー】他の業界でも求められる資質
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先日、人材教育会社の人と話したのですが、
今、仕事のリーダーとして、
ITの素養が求められている、とのこと。

何故なら、ほとんどの仕事は、
ITが必須になってきたから。

だから、当然の帰結として、
リーダーにもITの素養が求められている。

これも想像してみてください。

我々が仕事する時、
そのリーダーが、
ITにあまりに無知で頓珍漢な時、
「はっ、何言っているの?」
って態度になってしまうでしょ。

逆に、「昔コード書いてました・・・」
なんて言うと、生半可な事できない、
と気が引き締まる(苦笑)。

現金なものです(笑)。

コードを書いてきた我々が、
ビジネスリーダー論を学ぶ。

ビジネスリーダーの人が、
システムを学ぶ。

たぶん、前者のほうが楽でしょ。

なので、人材会社の人は、
我々に期待したいと言う。

今やっていること、
役立つのです。

「芸は身を助く」かな。

でも、すみません。

確かに私も、そう思いますが、
この件に関しては、
具体例を出せないです。

そんな話があったということで、
最後は、お茶濁します。

※(何でもいいので)
この件で参考になる方、周りにいる方、
是非、お便りくださいね。

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【SNS】文は仕事を作る。不肖サーチマンの話(笑)
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最後、私の話をしておきます。

実を言うと、私もコード作成に頭打ちを感じた一人です。

いや、言っておきますが、
多分、普通には書けると思いますよ。

しかし、会社のエースと言われる人の
コード書くスピード見て、
「こりゃ、かなわない」と感じた。

だったら、私は文章で勝負しようと。
あっさり土俵チェンジ!(笑)

会社の資料や報告書、
「わかりやすいなあ、面白いなあ」
と言って貰えることに、執念を燃やした。

これで一番になると。

・・・・時を経て、

あの執念は、
今、こうしてメルマガになっています。

メルマガを通じて、
「サーチマン佐藤」という、
わけのわからない技術者に対して、
仕事の依頼もくる。

「メルマガの文章読めば、信用できますよ」って、
依頼者は言ってくれる。

感動もんです(涙)。

「文は仕事を作る」

私が勝手に作った諺ですが、
でもね、冗談でなく、
SNSが発達して、
情報発信しておくことは大事なのでは?

転職するにしても、
フリーでプロジェクトに参加するにしても、
その情報発信で評価されること、
多々あると思いますからね。

まあ、SNSならずとも、
仕事で文章は必須なので、
文章作成は絶対役立つはずですよ。

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【追記】なんだか羨ましい人達だけど・・・・
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以上、
私の周りに集まった情報を提供しましたが、
年をとった時、どうやって生きるのか。

考えますよね。

ふっと気づけば、
テキトーで、遊んでばかりだけど、
しかし、仕事してみると、
意外にも、あっさりと完璧にこなす。

なんだか羨ましい人もいる。

「そんな人になりたい」
と思う人も多いでしょうが、

でもね、そういう人達、実際に裏では、
何倍も勉強してきた人ですよ。

そして、勉強自体を(苦行でなくて)
気楽に楽しめる資質がある人です。

まあ、資質というか慣れでしょうか。

もしかすると、どんな道を選ぶかより、
大事なのは、
この習慣を身につけることかも。

そんな気もしました。

ではでは、またお会いしましょう。
ありがとうございました。




一泊二日の農業(副業)体験。柿を作る、その儲けと労力

サーチマン佐藤です。
こんにちは。

我々の本業は、
もちろん、IT業界です。

しかし、この他に、
副業でお金が入ってきたら嬉しいですよね。

今日は、
その副業として農業は?
という話をしてみます。

私の尊敬する矢口先輩は、
本業の傍ら、副業で農業を始めていた。

(私は知らなかったが)
数年前、実家に柿を植えた。

昨年、その柿が実り出荷したところ、
けっこうな利益が出たとか・・・・・

※昨年、出荷した柿

「えっ、柿を植えただけで??」「マジ?」
そんな噂を聞きつけ、私は興味津々(笑)、
先月、一泊二日で、
さっそく先輩の家を訪ねてきました。

簡単な農業体験でしょうか。

で、結論から言いますと、
「柿を植えただけ」という甘いものでなかった。

本当、すみません。
それなりに、時間(労力)が必要です。

感覚的で申し訳ないですが、
副業で、全く一人でやるとして、
収穫期以外であっても、
1年通して週1日3~4時間かな、

つまり、本業やっていれば、
週末の土日のうち、
どっちかは時間を使う覚悟が必要。

そんな感じでしょうか。

それで、
年収100万円くらいかな。

ま、100万円といっても、
もちろん、量によるのでしょうが、

先輩の柿の畑は、そうですねえ、
だいたい50m×50mほど。

そこに、100本くらいかな。

収穫以外、
どんな作業が必要かといいますと、

12~3月:剪定(枝の手入れ)
4~5月:摘蕾(1つの枝につく蕾の調整)
6~8月:摘果(悪い果実を除く)

他、随時、
草刈り、肥料、病害虫を防ぐ作業等々があります。

今回の農業体験は、摘果の時期だったので、
私も、ハサミを片手に、不要な果実を切ってきました。

疲れた~。

でも、そんな作業のあと、
先輩の家で食べた
しょっぱい梅干しとご飯が美味しい。
(塩分が欲しくなる!)

そうそう、作業以外にも必要なことがあります。
昨年、こんな業務用冷蔵庫を購入しました。

冷蔵庫に保管して、出荷時期をずらして、
柿を高値で売る作戦です。

この冷蔵庫、40万円です。

おまけに、冷蔵庫は、
稼働し続けないとダメになってしまうので、
電気代が月2000~3000円かかるそうです。
(先輩、勝負に出てますねえ、笑)

さて、収穫した柿は、
どこで売るのか?

道の駅と農協に登録して販売、
あとは、知り合いへ直販。

今年は、その知り合いから広まった人達からも、
予約が入っているとか。

ちなみに、昨年の出荷の時期、大忙しです。

以上、農業体験による取材でした。

まあ、厳しい世界でもありますが、
嫌な上司やお客さんもいない。
あーだこーだ使えない部下もいない。

一番悩む、人間関係がない。

向いている人には、向いているかもですね。

私も将来やるかも・・・って考えているとこですよ。

ではでは、またお会いしましょう。
ありがとうございました。

●追伸
先輩は、悪く言えば細かい。
よく言えば、まめで面倒見がよかった。

そんな先輩にしごかれ、
今の私があるわけですが、
その仕事ぶりが、農業にも活かされているようで、
個人的にも嬉しかったです。

秋には、きっと美味しい柿ができるでしょう。
(その時は、また訪ねよっと、笑)




自分はさて置き、他人を徹底的に叩く風潮はIT業界も?

サーチマン佐藤です。
こんにちは。

一昨日、こんなメルマガを出しました。
SEにとって「高プロ」は自由か過労死か?

で、現状のアンケート結果をみると、
意見が真っ二つです。

ある人にとっては天国、
ある人にとっては地獄、

と見えるらしい。

もちろん、賛成・反対があっていいのですが、
しかし、私には、どうしても気になることがあり、
今日のメールとなりました。

それは、
「自分はさて置き、他人を徹底的に叩く風潮」
についてです。

この悪しき風潮を、
IT業界に蔓延させてはいけません。

今回のメルマガのお便りを読むにつれ、
こんな意見も散見した。

【読者から】
——————————————-
はっきり言って、日本の企業は
「もはや働くところではない」と思っています。

TVで「優良企業」なんてものも、
一枚皮をはがすとブラック企業です。
——————————————-

つまり、「会社=悪」という図式で、
会社を徹底的に叩くことがいい・・・・
と思っている人がいる。

私は思うのですが、
そんなに徹底的に否定するなら、
じゃあ、アナタが、
「ホワイト」の会社を作ればいいのでは?

まさか、自分が出来ないことを、
他人には求めるのか?

最近の風潮として、
特にテレビのワイドショーに顕著ですが、

自分のことはさて置き、
他人には厳しく、
社会的に抹殺するまで叩く。

こんな日本でいいのか?

わかりやすい例としては、
いわゆる「不倫」報道だ。

名前を出すのは恐縮ですが、
でも、わかりやすいので出しますが、

例えば、安藤優子キャスターが、
デスクに前腕をつけ、
身を乗り出すように、したり顔で、
「絶対に許せませんね」と言う。

おいおい!?(苦笑)

アナタ(安藤キャスター)自身、
妻子ある男性からの不倫略奪婚を2回もしていて、
エラソーに言えますか?と、私は思う。

人間誰しも、その場に置かれたら、
自分も、そうしてしまうかも?
くらいの話に対して、

薄っぺらい正義感をふりかざし、
徹底的に糾弾する。

ほんと、恐ろしいですよ。

不倫案件ならずとも、
有名人や企業、政治家や官僚に対しても、
些細なことでも糾弾する。

我々の業界でも、
上に対して、全てを求める人がいる。

じゃあ、アナタは?

いや、誤解して欲しくないですが、
求めてもいいんですよ。
批判してもいいのです。

でも、程度の問題であって、
「100%ホワイトを求める」
そうでなければ許さないって風潮は、
社会や仕事を、根本から壊す。

私は、それを危惧します。

「自分ならどうする?」
「自分にできるのか?」
くらいの想像はして、
その上で、批判しましょう。

まあ、難しい気持ちもわかりますけどね。

ブラックで働けば、
「アイツは許せない」って恨みもでます。

何を隠そう、私自身、
2人許せない人がいます。

しかし、それと同列に、
その種の全てを否定しても、生産的でない。

「なら、自分でホワイトの会社作ろう」とか、
「ホワイトの会社に転職しよう」とか、

時には寛容に、時にはバネに。

気持ちを切り替えるほうが、
生産的で幸せでしょ。

そのうち、恨みも忘れますよ。

以上、最近の風潮に対して思ったことでした。

ではでは、またお会いしましょう。
ありがとうございました。