サーチマン佐藤です。
こんにちは。
えっと、今日は少し趣向を変えた話。
というのは、
先週の土曜日、NHKの番組「SONGS」は、
「中島みゆき」さんだった。
「いきものがかり」の吉岡聖恵さん、
「ももクロ」の百田夏菜子さん、
土屋太鳳さんが出てきて、
自身との関わりを語り、
曲が流れる構成。
私は、昔からファンなのですが、
へええ、若い世代にも受けるんですかね。
ともあれ、番組で、
久しぶりに聴いたら、
染みて染みて、泣けましたよ。
なので、今回は勝手に
「中島みゆき」アメトークにします。
いってみましょう。
まず、「中島みゆき」さんの代表的な
友情ソングは、「蕎麦屋」。
あの~、一応言っておきますが、
グルメじゃないですよ。
友情ソングですからね、はい(笑)。
で、世に友情ソングは多いわけですが、
例えば、「西野カナ」さんの
「Best Friend」があります。
歌詞を引用してみましょう。
【歌詞引用】
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ありがとう
君がいてくれて本当によかったよ
笑っていられる
・・・
何でも打ち明けられる
誰よりも分かってくれる
・・・・
私たちBest Friend
好きだよ、大好きだよ
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そう、西野さんらしく、
直接的に「友達」の定義づけを行っている。
たぶん、世に出ている友情ソングも、
そんな感じが多いかな。
しかし、「中島みゆき」さんの
アプローチは全く違います。
物語です。
(歌詞を意訳しますね)
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主人公は、ある日、
世界中の誰もが偉い奴に思えてきて
自分一人だけ、
いらない気がして落ちこんでいた。
すると、そこに、
友達からの電話が鳴った。
「なんだ?」と出てみると、
「蕎麦でも食いに行こう」と。
「別に今さら、おまえの顔見て、
蕎麦食ってもなあ」
と悪態をつきつつも、
二人は蕎麦屋に行く。
「おい、唐辛子かけすぎは、よくないぞ」
「余計なお世話だ」とか、
他愛ない会話が流れる中、
友達が突然言った。
「あのさ、わかんない奴もいるよ」
バカ、お前、突然言うから、
泣きたくなるだろう。
のれんが風にゆれている。
ラジオは大相撲中継。
二人の会話は、世間話に戻るが、
顔を上げることができない。
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この情景、
まざまざと思い浮かびませんか?
主人公は、落ちこむも照れくさい。
ついつい悪態をつく。
しかし、もちろん、本当は嬉しい。
友達は、努めて日常会話しつつも、
しかし、一言だけ励まし、
二人で、むせび泣く。
友達の定義を一言もしないで、
ただ情景だけを描写して、友情を語る。
なんて染みるのか。
この美しさこそが、
「中島みゆき」さんの世界でしょう。
泣けましたよ。
次は、「ホームにて」。
こちらは、上京ソングですね。
世に「上京ソング」は多いですが、
その歌詞の多くは、
「都会でがんばっている」みたいな。
(すみません、よく知らんけど)
しかし、この「ホームにて」では、
そんな言葉が、一つも出てこないのです。
ただ、
「最終列車に、乗れなかった」
その描写だけ。
(こちらも、歌詞を意訳しますね)
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故郷へ 向かう最終列車。
乗れる人は 急ぎなさいと
やさしい声の 駅長が 叫ぶ。
灯りがともる 窓の中では、
故郷に帰る人たちが笑っている。
仕事を全て投げ出せば、戻れるだろうか。
いや、そんなわけにもいかない。
振り向けば、
ドアは閉まっていた。
手のひらに残るのは、
白い煙と乗車券。
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いや~。
私のような田舎者は、
何度、帰ろうと思ったことか。
しかし、帰れない。
頑張らないと・・・
これまた、泣けましたよ。
次は、「宙船」。
Tokioに提供した楽曲ですね。
この歌は、逆に、直接的です。
【宙船の歌詞、抜粋】
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その船を漕いでゆけ
お前の手で漕いでゆけ
お前が消えて喜ぶ者に
お前のオールをまかせるな
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この歌を聴き、自分を励まし、
辛い時を乗り切ったと、
土屋太鳳さんも言います。
私も、何度聴いたことか。
そして、もう一曲、
これと似た思いで聴いたのが、
「ファイト!」。
【ファイト!の歌詞、抜粋】
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ファイト!闘う君の唄を
闘わない奴らが笑うだろう
ファイト! 冷たい水の中を
ふるえながらのぼってゆけ
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何かやれば、必ず批判を受ける。
バカにされ、笑われることもある。
しかし、感情的になってはいけない。
客観的に受け入れ、分析し、
自分でベストと思う決断をする。
(仕事も人生も)
この繰り返しです。
以上、勝手に
「中島みゆき」アメトークでした。
なんだか、ズーンとしてきましたよ。
今週は、私も彼女の曲を聴いて、
仕事しようかな。
(よかったら、聴いてみてくださいね)
ではでは、仕事や日常のこと、
お互いにがんばりましょう。
ありがとうございました。
●追伸
いかがでしたでしょうか。
そう言えば、以前、
「福山雅治を勝手に分析して、プロ魂を学ぶ」メールを書いたところ、
好評でした。
Webに公開すると、炎上しかねないので、
読みたい方には、本当にお手数で申し訳ないのですが、
↓にアナタのメールアドレスを入れ、
「送信」をクリックしてお取りよせくださいね。
(解除できない迷惑メール等は、絶対にお送りしません。)
ではでは、以上です。
ありがとうございました。