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勝手に「中島みゆき」アメトーク、人生を感じて頑張ろう。

サーチマン佐藤です。
こんにちは。

えっと、今日は少し趣向を変えた話。

というのは、
先週の土曜日、NHKの番組「SONGS」は、
「中島みゆき」さんだった。

「いきものがかり」の吉岡聖恵さん、
「ももクロ」の百田夏菜子さん、
土屋太鳳さんが出てきて、

自身との関わりを語り、
曲が流れる構成。

私は、昔からファンなのですが、
へええ、若い世代にも受けるんですかね。

ともあれ、番組で、
久しぶりに聴いたら、
染みて染みて、泣けましたよ。

なので、今回は勝手に
「中島みゆき」アメトークにします。

いってみましょう。

まず、「中島みゆき」さんの代表的な
友情ソングは、「蕎麦屋」。

あの~、一応言っておきますが、
グルメじゃないですよ。
友情ソングですからね、はい(笑)。

で、世に友情ソングは多いわけですが、
例えば、「西野カナ」さんの
「Best Friend」があります。

歌詞を引用してみましょう。

【歌詞引用】
======================
ありがとう
君がいてくれて本当によかったよ
笑っていられる
・・・
何でも打ち明けられる
誰よりも分かってくれる
・・・・
私たちBest Friend
好きだよ、大好きだよ
======================

そう、西野さんらしく、
直接的に「友達」の定義づけを行っている。

たぶん、世に出ている友情ソングも、
そんな感じが多いかな。

しかし、「中島みゆき」さんの
アプローチは全く違います。

物語です。
(歌詞を意訳しますね)
=========================
主人公は、ある日、
世界中の誰もが偉い奴に思えてきて
自分一人だけ、
いらない気がして落ちこんでいた。

すると、そこに、
友達からの電話が鳴った。

「なんだ?」と出てみると、
「蕎麦でも食いに行こう」と。

「別に今さら、おまえの顔見て、
蕎麦食ってもなあ」
と悪態をつきつつも、
二人は蕎麦屋に行く。

「おい、唐辛子かけすぎは、よくないぞ」
「余計なお世話だ」とか、
他愛ない会話が流れる中、
友達が突然言った。

「あのさ、わかんない奴もいるよ」

バカ、お前、突然言うから、
泣きたくなるだろう。

のれんが風にゆれている。
ラジオは大相撲中継。

二人の会話は、世間話に戻るが、
顔を上げることができない。
=========================

この情景、
まざまざと思い浮かびませんか?

主人公は、落ちこむも照れくさい。
ついつい悪態をつく。
しかし、もちろん、本当は嬉しい。

友達は、努めて日常会話しつつも、
しかし、一言だけ励まし、

二人で、むせび泣く。

友達の定義を一言もしないで、
ただ情景だけを描写して、友情を語る。

なんて染みるのか。

この美しさこそが、
「中島みゆき」さんの世界でしょう。

泣けましたよ。

次は、「ホームにて」。
こちらは、上京ソングですね。

世に「上京ソング」は多いですが、
その歌詞の多くは、
「都会でがんばっている」みたいな。
(すみません、よく知らんけど)

しかし、この「ホームにて」では、
そんな言葉が、一つも出てこないのです。

ただ、
「最終列車に、乗れなかった」
その描写だけ。

(こちらも、歌詞を意訳しますね)
=========================
故郷へ 向かう最終列車。

乗れる人は 急ぎなさいと
やさしい声の 駅長が 叫ぶ。

灯りがともる 窓の中では、
故郷に帰る人たちが笑っている。

仕事を全て投げ出せば、戻れるだろうか。
いや、そんなわけにもいかない。

振り向けば、
ドアは閉まっていた。

手のひらに残るのは、
白い煙と乗車券。
=========================

いや~。

私のような田舎者は、
何度、帰ろうと思ったことか。

しかし、帰れない。

頑張らないと・・・
これまた、泣けましたよ。

次は、「宙船」。
Tokioに提供した楽曲ですね。

この歌は、逆に、直接的です。

【宙船の歌詞、抜粋】
=========================
その船を漕いでゆけ
お前の手で漕いでゆけ

お前が消えて喜ぶ者に
お前のオールをまかせるな
=========================

この歌を聴き、自分を励まし、
辛い時を乗り切ったと、
土屋太鳳さんも言います。

私も、何度聴いたことか。

そして、もう一曲、
これと似た思いで聴いたのが、
「ファイト!」。

【ファイト!の歌詞、抜粋】
=========================
ファイト!闘う君の唄を
闘わない奴らが笑うだろう

ファイト! 冷たい水の中を
ふるえながらのぼってゆけ
=========================

何かやれば、必ず批判を受ける。
バカにされ、笑われることもある。

しかし、感情的になってはいけない。
客観的に受け入れ、分析し、
自分でベストと思う決断をする。

(仕事も人生も)
この繰り返しです。

以上、勝手に
「中島みゆき」アメトークでした。

なんだか、ズーンとしてきましたよ。

今週は、私も彼女の曲を聴いて、
仕事しようかな。
(よかったら、聴いてみてくださいね)

ではでは、仕事や日常のこと、
お互いにがんばりましょう。

ありがとうございました。

●追伸
いかがでしたでしょうか。

そう言えば、以前、
「福山雅治を勝手に分析して、プロ魂を学ぶ」メールを書いたところ、
好評でした。

Webに公開すると、炎上しかねないので、
読みたい方には、本当にお手数で申し訳ないのですが、
↓にアナタのメールアドレスを入れ、
「送信」をクリックしてお取りよせくださいね。

メールアドレス:

(解除できない迷惑メール等は、絶対にお送りしません。)

ではでは、以上です。
ありがとうございました。




正しい人と、正しくない人、どっちが、ごねるのか?

サーチマン佐藤です。
こんにちは。

最近、韓国との関係が、
非常によろしくないですね。

懸案事項は、数え切れないですが、
例えば、「レーダー照射事件」です。

連日報道されています。

もちろん、我々は、
日本人として注視すべきですが、

と、同時に、我々の人生や仕事でも
学ぶことがあるので、言及してみますね。

それは、
「正しい人」と「正しくない人」の振る舞い。

少し話が脱線しますが、
私は、自分の仕事や人生で、
最も役立った漫画は何か?と問われれば、

「ナニワ金融道」を上げます。

世の中の仕組みを、
これほどリアルに描いた漫画は、
他にない。社会勉強にもなる。

しかしだ。

この漫画、
あまりの下品さと汚い絵で、
愛読していると言えなかった。

当時、好きだった女性に、
たまたま発見されて、
「キャー、何これ?」と言われ、
必死に弁解したような(汗)。

だってねえ、登場人物に、
「肉欲 棒太郎」とか出てくるから、
下品極まりないですよ。

「エ〇漫画」と勘違いされた(苦笑)。

まあ、それはともかく、
この漫画に、こんな一節がある。

「正しい人と、正しくない人、
どっちが、ごねるのか?」と。
(これ、深い命題ですよ)

普通に考えれば、
正しい人が、ごねると思いますよね。

ごねるというか主張して、
正しくない人は、遠慮すべきだと。

しかし、この漫画は言います。

======================
「アホやのー。正しくない人が、
ごねるに決まってるやないか」

「相手の些細なことにインネンつけて、
話を本筋からずらして攻撃するんや」

「自分が正しいと思っている方は、
最悪、法廷で決着つければいい。
だから、ごねる必要もない」

(以上、ナニワ金融道、
帝国金融の飲み会での会話)
======================

「なるほど」と。

正しいと確信した時ほど、
用心深く振る舞うべきだなあと、
(若かりしサーチマン青年は)
教訓を得た。

例えば、会議での立ち振る舞い。

いくら正しくても、いや、だからこそ、
口の利き方には気をつける。

無礼を言ってはいけない。

(君が正しいかもしれないが)
「口の利き方は、問題だ」とか、
先輩に揚げ足をとられ、攻撃される。

アナタも、経験したことがあるでしょう。

この場合、
厳正で強い第三者がいればいい。
最悪、法廷でもいい。

本筋をとらえ、問題を切り分け、
何が正しいのか、ジャッジしてくれる。

しかし、そうでないと、
結局、わけわからなくなる。

「どっちもどっち、おあいこだね」
みたいな(苦笑)。

しかし、狙いはそこ。

話戻って、今回の韓国の
「レーダー照射事件」である。

韓国政府は、当初、
「レーダー照射していない」
「漁船用捜索レーダーは出した」
「天気が曇っていた」
「無線が聞き取れない」
「距離が近すぎた」

と言っていた。

しかし、それら全てが嘘とバレると、
論点をすり替えてきた。

「日本が、騒ぎすぎることが問題だ」
「非公開で協議すべき、誠意がない」
「北朝鮮の遭難を助けて悪いのか?」

まさに、でしょ。

私は、この問題の本筋は、
日本の排他的経済水域で、
何故、韓国や北朝鮮の船がいたのか?
だと思っていますが、

マスコミでは、
こういう報道しないんですよね。

日替わりで、
その日の日本、その日の韓国の
発言ばかり。

まあ、それは置いといて、
とにもかくにも、我々の人生や仕事でも、
こんな場面は出てきます。

生きた教材として、教訓を得ましょう。
日本人として見守りつつね。

ではでは、
またお会いしましょう。

ありがとうございました。

●追伸
韓国の諺で、
『泣く子は、餅を一つ余計もらえる』
というのがあるそうです。

それを聞いた時、私は、
「えっ!?逆じゃないの?」と思ったのですが、
韓国の方と仕事している読者が、
こんなお便りくれました。

【読者から】
=============================
『泣く子は、餅を一つ余計もらえる』
これは本当だそうです。

意味も「ダダをこねると要望が通じる」
みたいな意味であっています。

それと、最近の日韓間の問題ですが、
「いろいろ考えはあるからねぇ、
あまり(日韓の問題は)聞きたくない」
ということでした。

聞いた人の背景は、
・50代 後半
・在日 20年
・家族は韓国
・年に2回は韓国に帰る
という感じです。
=============================

今回の事件は、「泣く子は・・」の気質と
今の政権が化学反応した結果ですかね。

我々の業界には、
日本で働いている韓国の方も多いです。

最近の風潮、どう思っているのですかね?
けっこうな問題ですもんね。

よかったら、お便りくださいね。




新年のご挨拶。照れますが「日本をいい国に」

サーチマン佐藤です。

新年、明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。

いかがお過ごしでしょうか。

私は、田舎に帰り、雪景色をみつつ、
お雑煮とおせち料理を食べて、
初詣に行く・・・・という、

ごくごく普通に、
日本人らしく過ごしてました。

さて、今回は、
年明け早々なので、
視野広く、国際情勢の話などから、
新年の決意でもしてみますね。

いってみましょう。

最近では、米中の対立が、
いよいよ深刻になってきました。

日本のマスコミは、
米中による貿易、5Gの主導権争い
みたいな報道ですが、
私は、違った見方です。

というのは、日本では、
全く報道されませんが(苦笑)、
昨年10月、米ペンス副大統領は、宣言しました。
https://www.youtube.com/watch?v=bmgSFzIyDZs&t=1420s
(時間ある人は、見てください)

この宣言を聞けば、アメリカは、
「ルールを守らない奴(国)は潰す」と、
新しい冷戦時代である、と。

つまり・・・

・為替操作
・技術移転の強要
・知的財産のパクり

さらに・・・
・宗教の自由もない
・発言の自由もない
・人権は無視する

そんな中国共産党を、
潰すと言っています。

もちろん、
アメリカ目線ではあるけど、
我々にも、うなづける部分は大いにある。

例えば、言論の自由です。

安倍総理でもトランプ大統領でも、
我々は、批判できる。

しかし、中国版のTwitter
微博(ウェイボー)で、
習近平氏の批判したら、
マジに監獄に収容されます。

我々の業界で言えば、
サイバー攻撃、ソースコードの開示強要、
アプリにバックドア機能を仕込むとか、
メチャクチャな話もあった。

最近のファーウェイも然(しか)り。

個人的に言えば、

私の技術レポートも、中国にパクられた。

※あまりに悔しいので、
画面キャプチャはとってある。

でも、どうすることもできない。

自由主義経済は、あくまでも、
公正なルールの下で行われるもの。

そのルールを破っては、試合にならない。

サッカーに例えれば、日米欧で、
サッカーやろうって言っているのに、

ボールを手で持つ、相手を殴る、
なんでもありが、中国共産党。

ついでに言えば、
ゴールポストを動かすのが韓国。

いわゆる徴用工問題や、
最近のレーダー照射問題、
呆れた人も多いでしょう。

で、そんな中での日本です。

中・韓だけでなく、時には、
アメリカだって、
無理難題を言ってくる。

この難しい状況で、
我々、普通の日本人は、
ひとり一人で何ができるのか?

私は、
「日本人らしい」精神と教養を高める。
これに尽きると思っています。
(あくまで、ひとり一人の範囲ね)

隣国がどうなろうと、
超大国がどうなろうと、

本物の人材を輩出し続ける国は、
多少の紆余曲折はあっても、
長い目でみれば、強い国になる。

考えてもみてください。

我々の祖先は、
維新と戦後、ゼロから短時間で、
キャッチアップした。

その理由は、日本の国民ひとり一人、
平均的な民度や教養が高かったから。

・勤勉な職人気質。
・清廉な道徳心。
・公平で無私な心。
・温厚で誇り高いこと。

世界に誇る
「日本人らしさ」です。

確かに、最近の状況をみれば、
「中国・韓国、気分悪い」
「政府、なんとかしろ」
批判したい気持ちもわかる。

しかし、全く自分を棚上げして、
批判だけするのもよくない。

まずは、自分自身の価値を高める。
(その上で批判するなら、まあいい)

そう。

ウソやパクリでない、
本当の価値を高める。

幸いにも、日本には、
まだまだそういう風潮が生きている。

「信頼できる」
「モラルが高い」
「安全で清潔」

「日本人て何て優秀なんだろう」と、
世界に言わしめるのです。

明治になって、日本を訪れた外国人は、
日本人の正直、親切、清潔、気品を
褒め称えました。

例えば、エドワード・S・モースは、
「人々が正直な国は、実に気持ちがよい」
と言った。

戦後、最貧国状態から、
新幹線を開通させ、東京オリンピックを開催。
たった19年です。
世界は、日本に驚愕しました。

次は、我々の番です。

「日本人らしさ」
・・・・いや、もっと簡単に言えば、

「きちんと生きよう」と、
言い換えてもいい。

・勤勉な職人気質。
・清廉な道徳心。
・公平で無私な心。
・温厚で誇り高いこと。

「企業は人なり」同様、
「国も人」です。

国のレベルって、結局は、
国民ひとり一人のレベルでしょ。

「きちんと生きよう」って、
私に言えるほど資格があると思わないし、
普段は、言う勇気もない。

でも、新年明けて、この状況の中で、
そんな気持ちで仕事しようって、
初詣の神社で決意してみました。

加えて、
お雑煮、おせち、温泉、ご飯、味噌汁、
美しい風景・・・・と。

たまに嫌いになるけど、
結局は、私、日本が大好きなのです。
(告白みたい、笑)

ではでは。
今年もよろしくお願いいたします。

ありがとうございました。

●追伸
我々の仕事仲間には、中国も韓国の方もいる。
実際、最近の自分の国のこと、
どう思っているのでしょうか?

よかったら、是非、
ご意見お聞かせくださいね。




プログラムは40歳から。現64歳。マーケットを見つけた

サーチマン佐藤です。
こんにちは。

最近のメルマガでは、
読者からのお便りをもとに、

「40代50代の生き方」

について考えましたが、
新しい読者からのお便りも届きました。

掲載してみますね。

【読者Oさん】
—————————————————————–
サーチマン佐藤さんのメルガマは、
とても興味深いので愛読している次第です。

私は、プログラムを40歳から始めました。
とても遅かったですね。

今は、農業の傍ら、
2000年頃から、自前で作った、
「宅配農家専用の管理ソフト」を売って、
今でもバージョンアップして使ってもらっています。
—————————————————————–

さらっとですが、
なかなか凄いことが書いてありますよね。

・40歳からプログラムを始めた
・ソフトを自前で作り、自前で販売した
・今でも継続利用してもらっている

「わお~っ!!」

叫びたくなります(笑)

興味がわいて、
さらに詳しく尋ねると、
またお便りを頂きました。

【読者Oさん:つづき】
—————————————————————–
宅配管理ソフトは、
シェアウエアとしては7本だけ売れました。

しかし、農業関係の雑誌に広告を出したところ、
山梨県とその他の県で全部で40本位売れました。

フルセット版は24万円+消費税です。

佐川急便、ヤマト宅急便、ゆうパック、の各製品は、
一つ6万円+消費税を付加します。

宅配管理とDBが連動する、
請求書管理プログラムも6万円です。

バージョンアップは24,000円+消費税となっています。

パソコンやドットインパクトプリンタ付きで購入した場合、
かなりの金額となります。

そのため、パソコンは中古(HDだけ新品)、
ドットインパクトプリンタも中古を探します。

その他、サポート費用は全て有料となっており、
ハードの追加や修理の場合は手数料で稼げます。

因みに、農家相手ですので、
時給単価は2500円+消費税とかなり安くしていますが、
皆さん、よくパソコンがトラブルになるので、
サポート費用での収入も大きいですね。

毎年バージョンアップしたので、
これまでの収益はかなりの金額になっています。

使い勝手の評判が良くて、
今でも手放せない人が多くいるようです。

販売を辞めた現在でも、連絡があり、
時々再インストールや設定に出かけています。
(これも良い収入になります)

尚、宅配農家は、
収入が1千万以上が当たり前なので、
金払いの良い方が多いです。
—————————————————————–

なんつうか、自前のソフトで、
けっこう稼がれたようで、素晴らしいですね。

こんな逞しい方も、いるのです。

大事なポイントは、
ソフトを作ってシェアウェア(Vector)で出しても、
ほとんど売れなかった。

———————————
※ちなみに、Vectorでは、
機能を落とし、格安で提供。
———————————

しかし、農業関係の雑誌に出したら売れた。

我々は、ついつい
(特に副業の場合)
ソフトを作ればVectorですが、

しかし、本当のエンドユーザーは、
Vectorなんて見ていない。

本当のエンドユーザーがいる場所に、
ズバリ、広告を打つ。

これですよね。

どんなに良いソフトでも、
マーケットを見つけなければ、
何の役にもたちません。

「売れるマーケットで売る」

この最強の法則を、改めて感じました。

で、最後に、
農業の収入も明かしてくれました。

【読者Oさん:つづき】
—————————————————————–
恥ずかしながら、私の農業での収入は、
未だ100万未満です。

農業専業になったので、
これから増やして行く予定ですが、
ソフト販売の方が楽ですね。(笑)
—————————————————————–

なんと(苦笑)。

ちなみに、↓巻末の「追伸」では、
いかに農業が大変かのお便りも頂いたので、
転載しておきました。

長いですが、
興味がある方は、
読んでみてくださいね。

ではでは、以上です。
またお会いしましょう。

ありがとうございました。

●追伸

【読者Oさん:農業について】
—————————————————————–
さて、先日の「柿」のお話ですね。

「柿」は私も作っています。

あの時は、ちょっと面白かったので、
こちらの意見も述べようかと思ったのですが、
深酔いしていたため止めました(笑)

ちょっと遅くなりましたが、
ここで私の農業の経験をお話したいと思います。

「柿」については、私の家が農業なので、
両親が昔から「枯露柿」や「あんぽ柿」を
70年前から農協に出荷していました。

私も、小学校時代(現在64歳です)から
その手伝いをしておりましたので、
その手順は今でも身についています。

枯露柿は以下の手順で作ります。

1.甲州百目柿が枯露柿の原材料です。
最近は大和百目柿も利用していますが、基本的に甲州百目柿です。
 秋の10月位になってその柿を20キロコンテナに収穫します。

2.柿を特殊なナイフでヘタをまず取ってその後皮を手剥きします。
(後で皮は肥料として畑に撒きます)

3.硫黄で燻します。
4.4尺位の竹を半分に割った竹の板に、タコ糸で2個づつ吊るして、家の二階の軒先に干します。
5.年が明けて1月の中頃以降になると、干した柿に白い粉が付いてきます。(これをコウと呼んでします)
6.コウが付いて甘さが良くなって来るといよいよ出荷です。

あんぽ柿も似た手順で作りますが、
出荷が12月と早く行います。

枯露柿と違って、手作業は半分になりました。
手剥きはしません。機械剥きです。

最近では、専用ハウスに吊るして、
灯油ボイラーで1週間位乾燥して出荷します。

半熟ですので、ジューシーで
とても人気がありますが値段は枯露柿の半値くらいです。

尚、私は現在一人暮らしですので、
柿は全て農業経営の友人に売っています。

種類は二種類だけですが、
年5回の消毒作業と、
剪定作業があります。

それと摘花作業ですね。

栽培するだけならば柿は他の果樹に比べて非常に楽です。

ですから、メルガマにあった経験談も
あながち誇張ではありません。

ただ、お金を得るのはとても大変です。(原材料ですのでとても安いです)

以上、簡単に私の柿の関しての農業経験をお話しました。

尚、私は専門が葡萄ですので、
現在はピオーネ、シャインマスカットが主力の農業をしております。

他には、最近「すもも」もたくさん植えましたので
二三年後には収穫が忙しくなると思います。

サクランボも少しあります。




40代50代の生き方。今度は、土木と兼業の方が。

サーチマン佐藤です。
こんにちは。

先週、こんなメルマガ出しましたね。

コード作成は、いつか頭打ちなの?40代50代の生き方。

このメルマガ、お陰様で大好評。
例えば読者から、こんなお便り頂きました。

【読者から】
——————————————
色々な人生のヒントが詰まった、
素晴らしい内容でした。
(永久保存版かなと思ってメールにフラグ立てました。^^)
——————————————-

大絶賛のお便りを多く頂き、
私も嬉しい限りです。

本当にありがとうございます。

そしてね、これは裏の話ですが、
メルマガのアンケート結果みても、
このメルマガに限っては、
「つまらなかった」と答えた人がゼロでした。

99%の人が、
「すごく面白かった」「面白かった」を
クリックしてくれました。

これ、メルマガ史上、
初だと思うんですよね。
(普段は、けっこう炎上するので、苦笑)

ですので、勝手に、
新記録のメルマガとなりました。
バンザーイ!

まあ、裏を返せば、みんな、
40代50代の生き方に悩んでいる
ということでしょうか。

そこでね、今回も同じテーマで考えていきますが、
まずは、読者Aさんのお便りを紹介しましょう。

読者Aさんは、8年前、
私に、こんなお便りをくれました。

【8年前、読者Aさんから】
———————————————
私は現在、失業中の元メーカー系SEであり、
社内SEです。

年齢は、40歳を越えています。

メーカー系SE時代は、
事務処理屋さんになることに恐怖を覚え、
辞めた経緯があります。

前社の社内SEを辞めてから、
一年以上になり、転職活動も苦戦しています。

前社を辞めた理由は、いろいろとあるのですが、
・・・・コンサルだけではなく、
技術屋としてもう一度生きてみたいと思ってます。

技術キャリアですが、

・Oracleマスタープラチナ
・言語:Visual Basic(ASP含む)、VBA、php、Delphi
・環境:Solaris、Win2000系サーバ、Linux、
その他(大型汎用機MSPやXSP、AVM等)

設計担当やプロジェクトマネジメントも経験済みです。
Java自体は、まだサーブレットやJSPが全盛でないころに、
アプレットにて開発自体はしたことはあります。
オブジェクト志向の考え方は理解しています。
———————————————

似たようなキャリアの人、多いでしょ。
他人ごとではありませんね。

Aさんも8年前、上記のように、
自身の悩みをメールに綴っていた。

・・・・時は経ち、それから8年。

Aさんは、
意外な道に進んだようですよ。

紹介しましょう。

【8年後、現在のAさんから】
———————————————
私は、農業ではなく、
建設・土木業(造園と左官)をメインにした道に進みました。

それは、IT業界があまりにも
中高年への偏見がひどすぎたからです。

プロマネ等の管理職もいいですが、
(メルマガで出ていた)兼業というのは、
むしろ選択肢としては、妥当だと思いました。

年金が危ういといわれる中で、
「歳を取っても仕事」しなければ、
という状況に陥ったときに、
今のIT業界の風習では60はおろか、
40でも老人扱いされるのですから、
IT業界にずっと身に置くというのは危険にすら思えます。

建設・土木では50歳でも若手と言われます。

特に左官は超が付くほどの人手不足であり、
若手不足で、50の私でも「兄ちゃん」呼ばわりされます(笑)。

一つの業界に身に置くこともいいですが、
私みたいに飽き性でも者にとっても、
兼業はイキイキできて居心地がいいです。

ちなみにブルーカラーのイメージ、
ドヤされる(怒鳴られる)というイメージは、
全くありませんよ。

むしろIT業界のほうが人間関係含めて、
「きつい・きたない・きけん」です。

ただし問題点もあって、
現場に朝が6時集合、往復4時間なんての当たり前で、
(この往復は労務にならない)
ここは、悪しき風習ですね。
———————————————

えっ!そっちの方向ですか!?

驚きましたよ。

私の友人には、
建設・土木業も多いですが、
確かに今、人手不足ですし高齢化のようです。

日雇いの仕事も沢山あるようだし、
だとするなら、IT業界の仕事をしつつ、
兼業で、建設・土木もいいかもですね。

いやー、それにしても、
色んな人生がありますなあ。

是非、参考にする人は参考にして欲しいですが、
ちなみに、Aさんのバックボーンも頂いたので、
参考までに掲載しておきますね。

【Aさんからのお便り】
———————————————
実は建設・土木業にシフトしたのは、
もう一つ目的があります。

私は、
「ひきこもり」の方々の就労支援しており、
そこに農業や造園・土木
を取り入れたいと思ったからです。

初めは、プログラムやデータ入力等を基に
就労支援していたのですが、

必ずしも「ひきこもり」の方々が、
IT業務に向いているとは限らず、
むしろ人間関係では、
フラットなブルーカラーの業界のほうが
合っている方もいることがわかったのです。

「ひきこもり」⇒「ゲーム」⇒「PC/スマホ」

という、少し偏見にも似た思考では、
通じないのです。

元々私、大学時代に
内・外装の工務店で学費を稼いでいたので、
ブルーカラーに抵抗ないのです。
———————————————

なるほどね。
これは、目から鱗でした。

そういう面があるかもしれませんね。

参考になりました。
ありがとうございました。

さて、そんなAさんのお便りを紹介した後は、
王道に戻ります。

IT業界の社長さんからも、
お便り頂いています。

【経営者の読者から】
———————————————
経営側の視点でも、
同様な課題があります。

IT系の企業、特に中小企業では、
ピラミッド型の組織はできませんし不要なので、
SEのキャリアパスの行きつく先として、
管理職は難しい。

もちろんコードを書くという面では、
若い時の要にはいかないかもしれませんが、
それでもシステム開発経験の深さと、
幅広さが若手との違いを生みます。

表面的な知識だけでは解決できず、
経験の積み重ねがモノを言う分野で、
差別化を図ることが生き残る道だと思います。

大きく言えば、
携わってきた分野の業務知識で差別化するケースと、
技術的な幅広さ深さで勝負するケースがあると思いますが、
どちらに進むかは、
本人の志向と業務経験上の運もあるでしょう。

よく言うことですが、SEにとって、
管理の仕事はある程度あるが、
管理職という職業では食えない、
ということです。

プロとして食える道を探すことが、
本人にとっても幸せだと思い、
そう指導しています。
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以前、
「自分は部長が出来ます」と言って、
失笑を買った部長の話をしましたが、
そうですよね。

管理職という職業はないのです。
なんらかのプロであってこその管理職ですし、
だからと言って、その意味は、
コード打ちの優劣だけでない。

社長さんからのメッセージ、
是非、参考にして頂ければと。

で、最後に。

今ままでの内容、
50代になったら、コードは打てなくなるの?
と不安を煽ったかも(苦笑)。

「そんなことない」というお便りです。

【50代の読者から】
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今回のメルマガは非常に面白かったです。

私は50歳を過ぎても、
現役でコーディングやっております。

2年間ほどブランクがありましたが、
復帰に抵抗はなかったです。

よく「ブランクあるから、もう出来ないよ」という方がいますが、
逃げてるだけだと思います。

しかし、歳を取ってくれば体力的、
健康面で衰えが出てきます。

定年後でもやれる体があればいいでしょうが、
あちこちガタが来初めて来ている今日この頃で、
将来が心配でなりません。
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当たり前ですが、
50歳でもコーディングやっている人もいる。

しかし、未来は、いつでも誰でも不安。

なんか、
月並み過ぎる結論で恐縮ですが、

自分なりに方向性を考え、
自分なりに努力する、

ってことでしょうかね。

色々、参考にしてみてください。

ではでは、またお会いしましょう。
ありがとうございました。